ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

魚介の物語~ガスエビ

2022年04月09日 | 魚の話

フランス人の商売上手は有名だ。
欠点を長所に変えたり、失敗を個性として売り出したり、地方の名産をセット販売したりする。
例えば、ボージョレ・ヌーヴォーは熟成させても美味しくならないので、早く飲むお祭りを考える。
人気ない地元の白ワイン“アリゴテ”に地元のカシスを組み合わせてキールと云うカクテルが流行らしたりする。
クアトロに本日入荷の金沢の“ガスエビ”は、甘みがあってとても美味しいのだが、姿が悪く鮮度が落ちるのが早いので、地元に行って獲れたてを食べなくてはいけない。
漁師さんは、売れないのでハズレの海老で“カスエビ”と呼ばれ、それがガスエビとなる。
現在では、流通が発達して、このクアトロでも味わえる。
フランス人ならば、金沢へ行かなくても食べられるこの海老を、クアトロのワインと合わせると“アタリエビ”とか、“ハッピーエビ”とか呼んで売り出すのだろうか。
ムッシュ・クアトロの父は、ガスエビとミュスカデ・シュールリーをおすすめ。

※本日の夜の営業は、
 夜、8時30分お料理のラストオーダー、最終入店
 9時30分閉店とさせていただきます。
 お酒とデザート、ドリンクの提供は9時30分までとなります。
 また、1テーブル4名さままでのご案内となります。

※クアトロのシェフが、BSジャパネットの料理番組に出演しております。
スマートフォンから「つながるジャパネット」アプリで“キャシー中島のハッピーレシピ”の見逃し配信で視聴できます。

※4月11日(月)から15日(金)まで、クアトロはメンテナンスのためお休みさせていただきます。

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