クアトロの父には、ランブルスコと云うと赤ワインの発泡酒として面白いのだが、甘口でファンタグレープのような安っぽい味わいを思い浮かべる。
今回、そのランブルスコながらガンベロロッソのトレビッキレを獲得したという、“コンチェルト・レッジアーノ・セッコ”を仕入れてみた。
トレビッキレを獲得に弱いクアトロの父だ。
この作り手は、トスカーナに君臨したかのメディチ家の流れをくむメディチ・エルメーテ。
名門の家系がつくるこのランブルスコは、今までのランブルスコのイメージと違い、果実味の濃縮感と爽やかな酸が素晴らしいコンチェルト・協奏曲を魅せている。
パルミジャーノ・レッジャーノの産地で作られるこのランブルスコ。
パルミジャーノのリゾットなど、こってりとした料理に合わせたい。
これからのクリスマスにも使いたいオシャレなワインです。
今日からグラスワインでも登場です。
