以前にもこのページで紹介した事の有る旧室生村、「上笠間阿弥陀如来磨崖石仏」、小原墓地まで行ったのだからと再訪して来た。
昨日紹介の小原墓地から笠間川沿いに車で下ること4~5分、最近出来た新道の橋を渡らず旧道を進むとすぐ看板が目に入り見逃す事は無い。
笠間川左岸こんもり茂った木立の根元、笠間川に面して大きく張り出した花崗岩崖に磨崖石仏が刻まれて居る。
石仏までは簡単に降りられるように階段がしつらえて有り、今も信仰篤い石仏だと云う事が頷ける。
岩面中央には高さ約2mの丸みを帯びた舟形光背を彫り沈め、下部には室町後期の特徴ある九弁の蓮華座を設け、中に阿弥陀如来立像を中肉彫りで刻み出して居る。
左右の壁面には蓮台に載る月輪内にそれぞれ「観音、勢至」梵字でが刻まれ、阿弥陀三尊を表す。
中尊阿弥陀立像は来迎印を結ぶ像高約1.6m、室町後期の天文三年(1534)の銘が確認出来る。
古くから伊勢に通じる街道筋にあって旅路の人々に西方浄土への導きをした石仏だといわれている。
撮影2012.1.7
昔は駐車スペースも無いくらい細い街道でしたが、良い風情でした。
もう、あれから三十五年かぁ・・・・・
>もう、あれから三十五年かぁ・・・・・
ええっ、たいちゃんも、もうええ歳なんやなあ・・。
初めて行った時は下笠間の磨崖仏へ行くのに今のように立派な橋が無く
飛び石に渡した板橋か丸太橋?で渡った様に思います。
あ~~~懐かしい~
僕なんか2~3日前にまた孫が一人増えて、しかりジジイしています。
今日からその家族がしばらく里かえりで、急に大家族に成ってしまいます。
来て嬉し、帰って嬉しい・・・しかし今回はすぐには帰らんわなあ・・・・・。