旧五個荘町、愛知川左岸、簗瀬町で見付けた冠たる茅葺き民家。
揺れる青田の向こうに凛々しく建っている茅葺き民家。
粋な黒塀、見越しの松に・・・・ではないけれど。
葺き替えられて間もないのか?し清々しい匂いまで伝わって来そうな入母屋造りの多分葦葺き母屋。
正面は家並が入り込んでいてどうにも成らない。
その分妻側、青田越しの景観が、遠い夏の日に焼き付いたふるさとの匂いで一杯。
田舎好き人間にとって茅葺き民家は無くては成らない存在。
大きな箱棟は一寸略式の真っ黒いトタン葺きに成っているけど・・・・・それが結構良く似合う。
やっぱりここでも近江型の竹でこさえた前垂れ飾りが得意げについて居る。
撮影2013.7.21