愛しきものたち

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柳生町 中村六体地蔵磨崖石仏/他

2013年03月27日 | 石仏:奈良

旧柳生街道沿い、前回紹介のほうそう地蔵へのちょっと手前、杉木立斜面に突き出した岩に刻まれた六体地蔵。

民家脇から山道に入ってほんの五分ほど、右側斜面に石組みが有り、今にも落ちそうな大岩の表面に「六体こけし」のような「中村六体地蔵磨崖石仏」

突き出した岩は高さ幅ともに約1.5mばかし・・・・

中央より少し左よりに高さ約60cm、幅約1m余りの枠取りの中、六体地蔵を彫り刻む。

像高33cm、蓮華座に立つ六体地蔵立像・・・・、しかしその像容はこけしよろしく略式化・・・

持ち物は全て違う様ですが風化摩耗も進んで何が何やら状態・・・・。

室町中期の明応十年(1501)銘がある様です。

この磨崖よりもっと手前、山道入口直ぐ右脇には「寝地蔵」と呼ばれる磨崖仏。

斜面からずり落ち、地中に埋もれたのでしょうか??

こうして写真を立てると何となく石仏と言う感じはしますが・・・、果たして地蔵なのか阿弥陀なのかは解りません。

それでも像高1m近く、室町末期作風だとか???。

撮影2011.11.24



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