愛しきものたち

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三重県伊賀市下柘植 上市場の民家

2014年01月21日 | 茅葺き屋根(同)三重県

伊賀市東端の旧柘植町で偶然見付けた茅葺き民家。

「大和街道」は古い集落を縫うように、「関宿」で東海道から分岐、加太(かぶと)峠を越え伊賀をぬけ、奈良へと続く街道・・・・。

そんな、下柘植上市場「大和街道」の小さな辻に伊賀型茅葺き屋根の民家が建つ。

街道側は低い板塀で目隠し、少しイレギュラーにカットした寄棟妻が見え、軒庇には真新しいBSアンテナも取り付けられ、若い人の住んでる気配が窺われる。

表に廻れば車と、陶器のオブジェが並べられ、ここは陶磁工房の母屋の様にも思える。

屋敷裏側から見ると大きな瓦葺き箱棟に樋(とい)付け、雨水を集めて地上に落としている。

どこかの茅葺き屋根でも見かけた記憶もあるが・・・・、これはきっとそう古くない装置だろう??。

撮影2013.5.5



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