奈良市の春日原始林を遠巻きにして走る県道80号線で峠を越した大和高原の玄関口に広がる田原の里、そこより大柳生方面に進む山間谷間にも小規模ながらも山の襞々に棚田が造られ集落がポツポツ点在している。
県道80号線から逸れ、県道47号線で大柳生方面に向かうと最初に出逢う集落が沓掛町。
小規模な棚田に沿うように僅かな民家が軒を並べて居る。
この辺りはお茶の生産も盛んで、棚田と茶畑がなだらかな斜面に共存していて共に濃い緑が目に眩しい。
その先、車をすすめる谷毎に小さな棚田。
奈良市内と云えども、この辺りまで来ると全く別世界、殆通行量もなく、自分の気に入ったところで自由に車を停め、その景観を満喫することが出来る。
沓掛の先、大平尾では濃い緑の中こんな景観が・・・・・。
この辺り、なんとも懐かしい匂いのする景観で良く訪れる。
撮影2010.7.31