愛しきものたち

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平群町 信貴山不動石仏

2014年09月09日 | 石仏:奈良

三郷町方面から信貴山に登る県道236号線沿い、信貴山麓の出合いの辻にある不動明王石仏。

 

 信貴山内集落の最東端、道路脇にこんもり茂った木立があり・・・・、

その木立を背負うように不動石仏が祀られて居る。

石仏は、高さ約80cm、幅広く鏨痕の残る舟形光背を背負った像高約60cmの不動明王立像。

像に巧さはなくアンバランスで力量の無さが窺えるが、その様式から室町後期の造立。

勿論朝護孫子寺に関係した石仏だろうが・・・余り良い出来栄えの石仏ではなく残念。

撮影2012.5.26



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2 コメント

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Unknown (阿漕 平八)
2014-09-10 01:00:23
私は、どこかコミカルなこのお不動さんに
惹かれるところがあります。

室町末期なら、世は乱れて小さな集団に
分かれてナンヤカンヤと小競合う時代。

「予算あらへんけど、彫らなアカンやろー」
「せや、せや」と、適当な彫師に頼んだのか?

ところで、昼間はコミカルな像ですが、暗くなる
とそのアンバランスさが不気味さを引き立てて、
怖い像になると思います。計算されてる?

そんなワケで私は、このコミカルな像の夜のお
姿を想像してみます。かなり怖いですね~。
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Unknown (ぺん)
2014-09-10 15:06:20
いつもありがとう。

>そんなワケで私は、このコミカルな像の夜のお姿を想像してみます。かなり怖いですね~。

へえ~~そこまで読むんですね・・・・どうもそこまではオツムが廻りませんでした。

なるほどって感心しています。
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