京都山城、旧加茂町を南北に分断する木津川右岸で見つけた茅葺き民家。
加茂町の木津川右岸域は例幣(れいへい)地区と呼ばれ、往古奈良時代の一時期、恭仁京と呼ぶ都が置かれた古い土地。
そんな山手の一角、小さな集落の入口に長屋門を持つ大屋敷が在り・・・・
立派な大和棟の茅葺き屋根が見える。
片側に長く突き出した落ち棟・・・
反対側にも落ち棟が在り、四方庇を廻し大和棟に成って居る。
しっかり現役で住まわれて居る様で手入れも行き届いて居る。
近くにはトタン懸け民家が点在していたのでここにUPしておきます。
これも大きな大和棟茅葺き民家だったろう・・・。
新しいトタン屋根なのにもう人の温もりは消えて居た。
この辺りはお茶の名産地・・・、茶畑の間に入母屋トタン懸け屋根。
トタンは懸かっていても、なかなかの風情です。
撮影2013.2.19