以前にも棚田のページで紹介し事の有る奈良県山添村峰寺集落の茅葺き屋根民家。
布目ダム湖に注ぐ深川の左岸、棚田を見下ろす台地に十数軒が肩を寄せ合う様に軒を連ねる。
集落の中央に高い石垣を積み上げ、大きな大和棟茅葺き屋根の主屋と二棟の土蔵の建ち並ぶ景観には圧倒される美がある。
屋敷正面、東側依り庭越しの主屋・・・・、城郭の隅屋を思わすような納屋?
庭先真正面から見る大和棟茅葺き屋根・・・・・。
棧瓦で葺いた箱棟には鬼瓦と共に鯱瓦が据えられている。
屋敷裏、南西側より見た屋敷・・・・、こちら側から見る付属建物の意匠も素晴らしい。
この家は集落の中心を占める民家の様で玄関先にはこんなもの・・・
隣、同じ台地上に建つ、一見茅葺き屋根と見紛う新しく葺き替えられた金属製屋根?の大和棟民家は、さしずめ分家だろうか・・・・・??
大和高原を代表する民家の景観である事に違いはない。
撮影2013.2.26