愛しきものたち

石仏、民家街並み、勧請縄、棚田景観、寺社、旧跡などが中心です。

北摂の石仏ー1 木代三位塚(きしろさんみづか)の地蔵磨崖仏

2007年03月26日 | 石仏:大阪

豊能は大阪市の北側の山地、北摂と呼ばれる地域で京都丹波地域と境を接する。

家からは、やく1時間強、名神インター近くの府道110号線で約30分ほど山の中に入って行った盆地です。

この地には、独自の石仏が多く、以前から訪れたい土地でしたが昨年秋、2度にわたって巨樹の訪問とかねて訪れました。

茨木から、やがて豊能町の中心地あたりに出る少し手前、木代には木代三位塚の地蔵磨崖仏 が在って「サンミさん」と呼ばれています。

高さ3.7m幅2.5mほどの1枚岩に長方形の彫りくぼみを作り像高54cmの地蔵立像を彫り刻んでいる。

またこの地蔵の右脇にも小さな地蔵が彫られているのが見える。

像の様式から室町後期の像立だとされています。

撮影2006.8.18

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