京阪神のJR東海道が走る淀川水系の北側地域は、早くから工業地帯として発達して今では山の頂上までも宅地開発されていて一見僕の目には、そら恐ろしいように思える。
そんなベルト地帯の中の高槻市は、北側で京都府の亀岡と接していて、京都市内からも近く馴染み深い町です。
高槻から亀岡に抜ける府道6号線沿いに在る、安岡寺(あんこうじ)神峰山寺(かぶせんじ)本山寺(ほんざんじ)と言う三寺院のも勧請縄があると言うので出かけて見た。
市内の中心から山手の方に進んで、山の斜面の新興住宅を登りつめた安岡寺の勧請石柱にかけられている勧請縄。
縄の上面に12本の御幣が立てられているのが見えたが、下がり飾りは何もついていなくて、ちょっと期待はずれ。
ここから折り返し、府道6号線を亀山方面に向かって右山手に車をすすめていくと神峰山寺の参道へと入っていく。
車で進める参道にやっぱり勧請石柱があってその間に勧請縄が渡されている。
縄には12本の下がり飾りが吊り下げられ、薬師如来の12神将を示している。
また竹冊と縄にて表される格子状の形は陰陽師芦屋道満のしるし、「ドーマン」といって魔除けの意味を持つ、下には十字に重ねた樒(しきみ)の束をつけている。
ここから、山道を本山寺方面の向けて走ったが駐車場が寺まで余りにも遠いのでその日は時間の都合で断念。
再度のトライはいつになることやら。
撮影2007.2.25