国道163号線を木津川沿いに東進するとやがて右手に木津川に迫っている急峻な笠置山が見えてくる。
そのさきにあるトンネルを越えると木津川の流れに架かる沈下橋がみえてくる。
沈下橋はこの上流にも同じタイプのものが架かっていて珍しい。
沈下橋を渡ると笠置町飛鳥路の集落。
勧請縄はこの集落の南西のはずれ布目川が木津川に流れ込む少し上流の勧請場らしく思われる場所に掛けられている。
布目川の中央辺りに中島のような小森があって、そこの木と対岸の山裾の勧請杭の間、約30mを渡している。
ここの勧請縄は「男女のシンボルと幣を交互につけられている」と、書いてあるのだが?????。
う~ん・・・一組はわかったのだけど、次のはシンボルには見えないし、ほぼ中央にあるのは間違いなく、鍬、鋤、釜のミニチュアに見える。
伊賀地方でよく見かける箒とか環に良く似たものも見える。
ここは木津川を遡れば伊賀、布目川を遡れば柳生、柳生と伊賀の勧請縄のチャンポンだと考えれば納得がいく。
場所はここ