大仏殿から二月堂へと続く参詣道の途上に大きく空に羽を広げたような鐘楼がある。
鎌倉時代の東大寺復興に大きな足跡を残した重源上人を継ぎ、大勧進となった栄
西(ようさい)禅師が承元年間(1207~10)に再建したもので、国宝に指定されてい
るが、その鐘楼内にみやげ物などを売る古びた出店があって、そのアンバランスが
微笑ましい。
鎌倉時代の東大寺復興に大きな足跡を残した重源上人を継ぎ、大勧進となった栄
西(ようさい)禅師が承元年間(1207~10)に再建したもので、国宝に指定されてい
るが、その鐘楼内にみやげ物などを売る古びた出店があって、そのアンバランスが
微笑ましい。