Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

殆ど予想通りの昨日の今日

2009-12-09 | 生活
本日は試飲をする予定でいたが、キャンセルとなった。出かけるために急いで片付けものをした。また、昨日配達されなかったCDを受け取った。

最も予定が狂ったのは昼食であって、外食で肉気を食する予定であったのだ。そのために週末から調整をした。仕方ないので夕食は、ザウワークラウトに肝臓挽肉団子とした。

もう一つ困ったのは今晩のワインであろう。何回も飲もうとして冷やしたりしていてエチケットが剥がれているホッホハイムのキルヘンシュトックのアウスレーゼの92年ものにした。特に甘いものを欲していた訳ではないが、他の在庫が尽きて来ている。

CDの方は仕事をしながら流していると、予想通り、同じ団体の現在の演奏実践と全く変わらない。此方がその遣り方に慣れただけなのである。ソリスツなども重なっている東京の専門団体との芸術的な差異を、その想像する姿をどうしても考えてしまうのだが、その間隙に音楽芸術文化が存在すると信じている。エンターティメントならば社会がそれを援助する必要など皆目無いのである。

リースリングの方は、辛口よりも甘口に向いているのかも知れないその重い土壌を反映していて、糖が落ちるでなく薄っすらとトロミもあって清涼感は殆どない。アルコール8%でもそれほど飲めない。これから長く置いておいても結局バランスがよくなることはないと、これもまた予想通りだった。態々こうしたものを古酒にして飲むのを愉しみにしている人もいるがどのような味覚をしているのか訝しく思う。そのように愉しめるワインなどは十年に一度の一品であって普通の人はなかなか巡り合えない。

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