Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

森の中の社会の重層

2009-03-28 | アウトドーア・環境
去る日曜日の遠足に立ち寄った森の小屋は社会主義者の持ち物という。第二次世界大戦中は、ヒットラーがカイザースラウテルンの妊婦達を非難させて助産する施設として使われたようだ。

現在は遠足の途上に立ち寄って食事をしたりとレクレーション施設として使われている。その建物の前で皆で記念撮影をして其処をあとにした。

そこで笑い話を聞いた。プロシア人をミュンヘン人が小ばかにしてザウプライスとからかう言葉があるのだが、それが物売りの囃し立てる声ともじる事で面白い効果と情景を生む。

そこに日本人が現われて、コミュニケーションの成り立たないおかしな光景が見えるのだ。すると、本来は歴史的にプロシア人を揶揄した言葉が日本のそれとなってなかなか重層的な効果を生む。



参照:
タイタニックかあ・・・。 (たるブログ)
文藝春秋4月号には村上春樹のエルサレム賞スピーチが (Mani_Mani)
村上春樹のイスラエル・スピーチの不思議―ある視点 (小林恭子の英国メディア・ウオッチ)

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2 コメント

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本当に中を散歩する人は多いでしょうか? (Saar Weine)
2009-03-29 16:42:20
pfaelzerwein様、こんにちは。この写真も本当に森の中という感じですね。ふと地所案内をして頂いた時に森の中も通ったことを思い出しました。さて今回の質問ですがそちらでも好んで森の中を散歩する人は多いでしょうか。確かPfalzの森は比較的道が整備されていると聞いたことがあるのですが。
森の中が中心になるのは土地柄当然 (pfaelzerwein)
2009-03-29 17:31:13
ヴァンデルングという言葉は日本語ではハイキングとしか訳しようがないですが、実際はなにも中山や高山での徒渉のみを意味するのではないので森の中が中心になるのは土地柄当然かと思います。

ザール地域を含むプフェルツァーヴァルトは、特に人気がある地域ではないと思いますが、それを専門にする百年以上の二万七千人規模の組織が存在して、百個以上の小屋を森の中に持っています。

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