Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

流しに網を掛ける

2024-04-09 | 雑感
今週は二回のブラームスの夕べである。曲目は二種類の弦楽四重奏曲に作品一番のピアノソナタ、中期のラプソディ―二曲である。弦楽四重奏曲は馴染みがあるのだが、ピアノ曲はあまり知らない。そこでお勉強の質も変わる。

抑々二回の演奏会に行こうと思ったのは日程もあったが、小さな会場で良い演奏家の演奏を聞ける機会だからである。作品を聴きに行くとかいい恰好を言っても、有名無名の演奏家に拘わらず、それゆえに良い演奏がなされる可能性がない限りは出かけない。

大管弦楽団などはその音響を浴びに出かける人も少なくないようだが、十代の時代からそれ程その価値は見出せなかった。だから既に名録音などの揃った名曲演奏会などは殆ど行ったことがなく、今後とも出かけることはないと思う。

それでどの様に演奏家にも興味があっても、楽曲に関心をもたない限りは態々出かける動機付けが生じない。先ごろ亡くなったマウリツィオ・ポリーニなどが直前にしかプログラムを発表しなかったことも若干疎遠にした理由であった。

作品をお勉強するがてらに、徐々にこうした演奏をするのだろうと過去の実況録音などから予想する。チェコの四重奏団のハース四重奏団はシュヴェツィンゲンの音楽祭のそれを聴いても巷の評価のようにトップクラスとは確認できていない。勿論その流派からスメタナやヤナーチェックやスークやその名を冠したような名四重奏団との比較になって仕舞う。

ピアノはフランスでの演奏会中継からブラームスのヴァイオリンソナタに付けたものを聴いたがヴァイオリンがあまり良くなく今一つ印象が纏まらない。詳しく聴くしか方法はないかもしれない。

ダージリンと同時に発注したのが、キッチン流しのサイドの笊である。オリジナルのプラスティックが数年で割れたことから、その後大きな茶こしなどをおいていた。主にコーヒフィルターとか水気のあるものを其処で水切りして、場合によっては食事屑などを干していたのだが、どうしてもその網なども汚れて、黒カビが生えやすくなっていた。まさか茶こしを新規に替えても仕方がないので、代わりのものを探した。アマゾンで使えそうなものがあった。引っかけて使うのだが大きさは都合がよい。但し引っかけるだけなので上手に使えるかどうかは疑問だった。

実際に設置しようとすると引っかけフックが弱くて、下を向いてしまうので、下の方をゴムで浮かすことにした。重いものは入れられないが平素の使用にはそれで十分な筈だ。新ためて周辺を清掃したので、そこにヌードルを流し込むことも可能なのだろう。ともなくステンレスなので、清潔には保ちやすい。

夏場にそこで何かを冷やすぐらいに清潔であるかどうかは分からないが、一先ず気持ちがよい。朝から蛇口から水が垂れていると思ったら、市中の水圧が可也高くなっていて、今迄気が付かなかったトイレの浮き迄緩んでいる。週末に短く断水があったので明らかにポムプの水圧を上げたのだろう。市で一番高いところに住んでいるような身分なので、それからすると水道屋が忙しく、市には電話の問い合わせがひっきりないと思う。



参照:
色々とお試しの季節 2024-04-08 | 生活
流量をも整えるノズル 2023-06-30 | 生活
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