Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

遮断される聴空間

2018-05-20 | 雑感
世田谷の一家惨殺未解決事件の新しいプロフィールが出た。この事件は警視庁の捜査官がルートヴィッヒスハーフェンまで訪れたという事で関心を持ち続けた。特に暮れの時間のある時のネットの話題となっていたからでもある。そのBASFの顔料が所持品についていた原因を今回蛍光ペンと特定していることが関心を引いた。そもそも顔料であるから乾けば粉末状になることは当然だろうが、どうしてここまで時間が掛かったのだろう。確かカリフォルニアかどこかのケイ素の多い砂は腰バックに、顔料はトレーナーについていたのだったと記憶する。ついていた場所が蛍光ペンを想起させなかったのだろうか?袖に加えて胸から腰に掛けての腹側が通常だろうが、書き机の高さやその使い方によってはとんでもないところに付着する可能性も高い。常用していたという事なのだろう。それにしても十代でこの犯行に及んで二十年近くとなると現在33歳から40歳の推定年齢となる。再犯の可能性はとても高くかなり危険な人物だと思われるが、善良な市民として隣人になっているのだろうか。韓国製のシューズから外国人という情報もあったがどうなのだろう。窓からの侵入経路を推測しても身が軽く、動きの良い若い人である可能性は強かった。

ワイン祭りを前にして、ノイズキャンセラーイヤーフォンを発注した。最初の選択では、ワイン祭りを考えていなかったのでゼンホイザーのヘッドフォーンやボーズなどの有線のものを考えていた。ブルーテュース伝送への懐疑が強かったからである。そしてそもそも飛行機で使うならば有線の方が間違いないと思ったからだ。しかし調べてみると、ブルーテュースでハイレゾ対応とかあり、そもそも移動時間にそこまでのサウンドは期待していないので無線もありかなと思うようになった。すると態々特別な伝送器と伝送方法を考えないでも手軽なスタンダード化したもので充分だと思った。兎に角、ハイレゾリューションに対応して尚且つ無線有線双方に対応して、そしてインターコンティネンタルな飛行時間使えるものを調べると、なにもヘッドフォーンである必要は無くイヤフォーンで手軽に持ち運びという選択になった。現在の車にはノイズキャンセルオーディオが付いていないので、先ずは其れでタブレットから試してみたいという事でもあり、ワイン祭りの騒音でも音楽が聴け尚且つ冷静さが保てるとなるとこれは急いで買う必要があった。

機種はボーズとソニーの比較になり、キャンセリング効果の前者と音質の良い後者で、後者ならば日本から持って来て貰おうと思っていた。しかしその安売りを逃し、品薄状態から二万八千円が三万超えになってしまって断念した。そしてドイツではあまり評判が良くなく安売り圧力が働いていたところ219ユーロまで二割引きでアマゾンから出たので決心した。そこから必要経費で落とすので19%税金の還付を見込み、実質177ユーロであるから約二万三千円である。もうこれ以上ソニーに貢献する気などは無いのだが、この価格ならば試してみても悪くはないだろう。ワイン祭りの低音のドンツカはどうしようもないが少なくともおかしな歌声などから避難出来たら嬉しい。試すのもちょっと楽しみだ。願わくば、ワイン祭りの間に「メリーウィドー」をさっと通して、「パルシファル」の仕上げが出来たら最高だ。そもそもイヤフォーンにその価格設定はどれだけの効果があるかは知らないが高価過ぎる。

しかしそれ以上の実効価格でも、同タイプのボーズ商品は評価は更に悪くとも数が出ていて、また耳栓タイプのものも良く出ている。一番売れているのは同じように高価乍ら優先のIフォン用のボーズイヤフォーンの様でやはり公共交通機関を使って歩く人のライフスタイルによるものなのだろう。公共交通機関などは数年に一度しか使わない私などにとっては別世界である。それに引き換え日本ではソニーがとても人気があって強いようで品薄となっているらしいが、ああいうのは交通機関だけでなく室内で使う人も多いのではなかろうか。もしこれで室内で外界と遮断された聴空間が発生するとするならばそれはそれで大変興味深い。

今日から三日間お休みになる。来週に向けてお勉強時間が取れる。買い物も済ませた。日曜日にパン屋に行き、走る。ここのところの気温の低下で眠くて眠くて仕方なかった。幾ら寝てもまだ眠い。夕飯にワインを飲むと起きていられなくなった。例年ならば山登りに神経を使うところであるが、今年は計画が立たないので動機付けが出来ない。どうも度が合わなくなってきた眼鏡の影響ばかりでなく、春の花粉などの影響もあるようだ。胸の引っ掛かりも復活祭以降完治していない。大分以前にガレージを掃除していて大変なことになったことがあるが、春の気管への混入の影響がアレルギーとして起こりやすいようだ。



参照:
ネットで耳のチェックをする 2015-12-02 | 生活
旅先でよく働きそう 2018-02-25 | 生活

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