goo blog サービス終了のお知らせ 

Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

ターキーサタデーナイト

2023-09-05 | 料理
土曜日は14時30分前にチェックインをした。車を停める時にオーナーの奥さんがご近所さんと世間話をしていた。12時前に出るつもりが少し遅れたからだ。それでもワイン街道からの峠越えでは一部工事中であったが、工事の箇所も殆どなく予定通りの走行時間で着いた。

急いで荷物を部屋に持ち込んで冷蔵庫を効かせた。ワイン街道から出だしに幹線道路との交差点から出たところで、後輪を内径差で引っかけた。踏み込むと直ぐに右の方に赤いのが見えたが、あれは変なところにある赤信号なのだろう。若干落ち着かない出発だったのだ。

そして、試飲会に行くとオーナーに話すと一寸距離があってザールブルク経由かなと、そしてそこでワイン祭りがあるということで、これはヤバいと思った。予定の近道であるアイルクッペの街へは工事中で道が閉鎖してあった。残りは面倒なザールブルクを通過しかなくなった。それで俄然意気消沈した。つまり試飲会で楽しんでいい気持ちで帰ってこれないということでしかない。もし知っていたらその宿には泊まらなかったかもしれない。そしてルクセムブルックへも工事で不自由なことになっている。

一泊64ユーロなのは安いのだが厨房は二件共有なのも減点要素である。それでも高得点は部屋の広さだったのかもしれない。道路工事さえなければ都合の良い場所なので、次に泊りでルクセムブルクに出かける時にはやはり候補には上がると思う。

それでもついつい飲んで仕舞った。最初に予約した時の様に食事はしなかった。愉しんでいる場合ではないと思ったからだ。そして要らぬ出費を節約できる。その分ワインを買いたい。

ここのオーナーは独有数のビール会社のオーナーの倅なのだが、結構嫌なことも言わせてもらった。結局週明けにも挨拶することになるのだが、仕事熱心なことだけは間違いない。こちらも酔いが回っていて、そういう絡み方のなるのも仕方がない。

宿への帰路はやはり苦労した。何度ザールブルクの廻りを廻ったことか。帰宅してもよく覚えていない。アルコール検査のありそうなとところはなかったのだが、記念撮影されていないかびくびくである。兎に角閉鎖やら渋滞で何処をどう走っていたのやら。そして週明けに再訪するときにも迷った。そして漸くザール河岸の道への入り口が分かった。

兎に角そこから一山超えて次の谷に戻るのだ。山の中を通る時は交通がないので全く問題がないのだが、街から出たり入ったりがすんなりと行かず、記念撮影の危険にはらんでいたのだった。

一番驚いたのは、翌日夕方になって車を出そうとしたら、朝食パンを買いに行った時には気が付かなかったのだが、サンルーフが開きっぱなしになっていたことだった。そんなことも気が付いていなかったことになる。そして、食事なしで戻って来て近所で何かを探したが、トルコ人の店での限られたお持ち帰りしかなかった。ヴィーガンの揚げ物コュフテというのを食した。ソースがトマト色をしているのでなんだと聞いたら着色料だというので笑った。ポメスだけで店仕舞い前に4ユーロは可哀そうだったので、それだけで7ユーロはお互いさまにいい注文だったようだ。普段は食する事のないものをテークアウトして持ってきたビールで夜食とした。



参照:
旅絵日記週末編 2023-09-04 | 文化一般
グラス向こうの先見性 2023-08-30 | ワイン
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする