光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

11月12日、いるか座。13日、アンドロメダ座とさんかく座の系外星雲。

2015-11-15 13:54:26 | 星空・天体・宇宙
  朝はかなり雨がひどく、今日も一日雨が降る気配があった。


  ときどき降りかたがひどく、日曜だからという気持ちもあるが、もう少しいい天気になってくれないか。

  期待しているがどうなるか。


  高解像度降水ナウキャストを見ていて、午前10時ころには、北陸の辺りの雲はいったん消えかかって

  実際に雨の降り方も、弱くなった。どのくらいの雨量降っているのか、でも心配することはないか。

  ただ、お日様を見ないと、気持ちの高揚感もなくなるもので、よく冬の欝の原因として、暗い、寒い、晴れない、

  雪、があげられるがこれは当たっていると思う。時代とともに、病気も変わるものだが、いくら車の、あるいは

  タイヤの性能がよくなっても、事故を起こしてしまったとなると。私にはわからないが、少しでも擦っただけで、

  車にはキズが付く。

  あれは精神衛生上、好ましくはなく、なかなか忘れることも出来ないという。


  で、いまはというと、青空もあるが雨も降るという、これまたお天気らしいお天気である。


  きのうに続いて、11月12日と13日の星空。

  この日は、空の様子はわずかながら雲があるという状態が続いたようだが、そんな寒くもなかったのがよかった

  と思う。西側の空を見ていて、最初に海にいるイルカに見えなくもない、空の「いるか座」が、いつごろになったら

  出てくるか、これを待っていた。それまでにいつものや座とこぎつね座。これもなかなかうまく入らない。

  いつもの感じだと、もう出てきてもいいはずだが。少しずつ星は早く沈んでゆく。いままで天井にあったものも

  見えてくるはずだが。で、や座とこぎつね座は、どうにか真ん中に。この画像をモニタで見て、悪くはない。

  そう思った。

  それからしばらくして、ここだろうというところにカメラを向けたが、よくやくいるか座はあった。画像の端に。

  で3回撮って、合計は6枚だが、いずれも右か左に偏っている。でも右側のほうにあるのが、イルカの尻尾の

  曲がり方が「いるか座」ではちょうどいいので、これはこれで運がいいと思った。

  一枚だけ、流れ星が写っていたが、原因は考えられるが、星そのものが線を引いたものになった。

  オタマジャクシになっていて、流れ星に問題はないが、こうゆうのはたまにあるので、それも端っこなので

  省略。


  13日の午前3時前、2時40分過ぎからの画像に、どうにかアンドロメダ座の小宇宙、M31を入れることが出来た。

  いまは11月で、この日は13日で、ちょうど中旬だが、この時期で、もうアンドロメダ座の小宇宙があるところの

  位置はかなり低く、なかなかうまくもう少し早く起きることができない。目覚ましなど鳴らさないで起きる。

  これを守っている。自然にまかせるしかないのだが。

  それで、M31は入ったので、またモニタでアンドロメダ座の星の位置もわかって、このちょうど反対側に

  さんかく座の、系外星雲、M33があるはずで、これも大きな星雲だが、暗いのでうまく写らない。が、

  一応モニタで見ると、そこに光芒が見えて、M33であることははっきりとした。この画面で、ちょうど斜め

  右側になるが、これもよく入る、アンドロメダ座の散開星団、NGC752もうまく入ってくれた。

  NGC752はアンドロメダ座の散開星団だが、ときどき間違って、ペルセウス座のと書いているかも知れない。


  それからこれも間違っていたなと思って、そのままになっていたが、や座の真ん中に写る、M71は球状星団で

  これもとききどき散開星団と書いている気がした。M71は、球状星団。私の星図にも、大きな字で間違わないように

  球状と書いた。

 
  M33はすばらしい系外星雲で、地球から見ていると、その銀河を真正面から見ていることになる。このせいで

  なかなかこの星雲、うまく写らなく、あるかという程度だった。今回はもう少しはっきりと出来たと思う。

  でもこれ程度問題で、なんだといわれてもしょうがないものである。



  12日、最初にいるか座、時間的にはこちらが先だがや座とこぎつね座。


 
  その一。午後8時24分、いるか座は右上。ファイルのイメージ。上もギリギリでもっと写って欲しかった。
  右側も必要。もう少し時間がかかる。次回。




  その二。その一から、いるか座辺り。




  その三。毎度の、や座と、こぎつね座は右上方向。ファイルのイメージ。




  その四。その三から、や座の拡大。ほぼ中央にあるのが、球状星団のM71。今回は、あまりエッジを強く
  出してなく、その分ぼんやりとした感じを出している。


  
  13日午前3時前、2時40分過ぎの、アンドロメダ座とさんかく座の、系外星雲。



  その五。2時41分。M31から左斜め上へと、アンドロメダ座の星が続くが、この先に
  さんかく座のM33がある。ファイルのイメージ。




  その六。午前2時47分。その五の左端の星と、この画像の右端の星は同じ、アンドロメダ座の星。
  ファイルのイメージ。

  ほぼ中央左に、M33がある。右上に、アンドロメダ座の、NGC752。




  その七。その六の拡大で、M33。これが渦巻きに見えることはないが、そうゆうように想像は出来る。
  その六のほうが、「渦巻きらしさ」がわかる気はする。


  さんかく座のM33については、この辺りは何度か出てきているので、そこにあるというのがわかる程度のものは

  2、3回はあった。ただこれ以上は無理だと思う。



  今に戻って、まだ雨が降っている。でも降りかたは弱い。

  止んでくれればいいだけなのだが。



雨の降り方、朝の明るさ、暖かさ、木々の秋も変化。

2015-11-15 07:09:52 | 植物・花(秋)
  暖かい気がする。


  2時とか3時ではなく、目が開いたのは午前5時だった。これは何度かたしかめたが、間違いはなかった。

  でも予定として2時か3時はあった。そのころに起きても不思議はないのだが、どう見ても午前5時なので

  ため息が出た。5時半過ぎて、目覚ましのスイッチを切った。今日は窓の向う、50mは離れているいえの

  窓の明りもついていた。それにしても暗い。


  きのうの午後3時ごろの雨が一番ひどいと思う。が、3時半では、さらにひどくなっていた。

  よくこれだけ空に雨があるものだ、毎回不思議に思う。すでに、渡り鳥のオオハクチョウなども

  越冬地といわれているところに来ているようだが、シベリアの地はやはり寒いのだろう。

  シベリアから来ているか、わからないが、ハクチョウといえばシベリア。


  この激しい雨の救いは、あまり冷たくはないということで、午前中は生暖かさがあったが

  午後はそれが感じられなくもなって、宅配のドライバーさんは、かなり緊張されていたようで

  言葉には迫力があった。「こんなもんじゃないですよ」。そうなるはずで、その時間は少し

  ここでは雨は降りかたが穏やかになった。あーこれはしかし冬。


  雪が降るとどうなるの。


  暖かくなるというが、特に夏になるようなことはないと思うが、どうだろうか。

  今日は、朝、下に降りて、一応灯油ヒーターのスイッチを入れたが、15℃とセンサーで出て

  そのくらいの暖かさは、自然の状態であるなとは思う。つけてすぐに消した。

  本当に暖冬になるのだろうか。


  狩猟の解禁の日のはずで、先ほど、それらしき発砲音は聞こえた。

  だが雨で暗いし、鳥、その他も、うまく隠れているか、いないかも知れない。

  今年は、雉の姿は特に少ないと思う。

  狩猟の対象となる、動物もあまり知っているものはないが。




  こんな太陽が出たときもあった。




  ナンテンの実も、色を消してゆく。







  残る柿。




  梅の木と、カラスウリの実と。


  今日は風はほとんどない。

  雲はゆっくりと南から北へと流れている。