光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

11月03日、はくちょう座。夜空の白い雲が、雪のようにも銀河のようにも。

2015-11-04 13:53:44 | 星空・天体・宇宙
  わけのわからないようなタイトルだが、きのうの午後11時台早め、11時10分台。早くも西の空にあった、

  地平に沈んでゆく、はくちょう座。


  ここに雲がなかったら、しかも白い雲がなかったら、さっぱりあかん。さらに明る

  すぎてもだめ。で、でもこの画像をカメラのモニタで見たとき、これはこれで大丈夫な気がした。

  何でもやってみるものだな。もっとも雲がない空は、非常によかった


  これは蛇足だが、白い雲がオーロラかにも思える。あるいはこちらのほうが多くの方が見慣れている、ハッブル宇宙

  望遠鏡で撮った、人類いまだかつて見たことのない宇宙の深遠にある色みたいなものにも。でも違うのははっきりして

  いる。ただ想像は自由である。

  ハッブル宇宙望遠鏡については、これは少し時間がたったが、Eテレで、打ち上げ直後の望遠鏡の画像が

  芳しくなく、わずかに製作にミスがあって、これを命がけで宇宙飛行士が出かけて

  修理をしたという、内容のものが放送された。この話は有名だが、ほとんどのところは秘密裏にあって、それでも

  この望遠鏡で見えるものはすごいが、なかなか理解できるものは少ないと言うところ。正直な感想。


  朝方、多分午前9時ごろだが、一度外に出て空気を吸い直した。掃除のときも窓は開けたが、どうも風が入って

  こなかった。外は程ほどに暖かく、まだやることはあったので、すぐに戻ってきた。そのとき、まだ空高く

  ただ方角はわからないが、下弦を過ぎた月は見えて気分は少しよくなった。月はそのあとも、まだ見えていて

  昼間の月のよさを思う。なかなか沈まない月。


  それで、ようやくというか、いえの中にいても心の中までカビが生えそうなので、外にもう一度出たが、見える

  ものは何かと言うと、キラキラと光る蜘蛛の糸である。これがどこにでもある。しかたなく、いえの周りの掃除も

  やらないといけないと思う。今ごろでもジョロウグモは多い。3時間いや1時間前、そこを歩いていても、蜘蛛の

  透明に近い、ただただ細い色はまた空中にある。蜘蛛が多いのは、雨の当たらない、さほど丈夫でもない

  波板の張った、簡易の雨除けの場所で、ここに洗濯ものはなく、あるのは蜘蛛の巣。


  一週間に一回は、上のほうまで蜘蛛を払うが、それでもまた元に戻る。このための時間に20分くらい使った。

  それゆえか、あるいはなんとなくむなしくもなったので、靴を履き替えて、短い距離を歩くことにした。

  運動靴なので、割と早歩きは可能である。立山の方角は、広いところに出てみると、さほど高度があるようには

  思えなくて、さらにいうと、その上のほうまで、いくら快晴でも、薄いこげ茶色の空気があるのがわかる。

  朝は山に光は直接は当たらない。反対の信州側からは、くっきりとした日本アルプスが見えるはずだが、

  午前中はコントラストがなく、薄ぼんやりである。


  逆に、西北の方角、恐らく氷見市辺りの山々は青い色が濃く、この先の能登半島は、見えるようで実は見えて

  いない。地図で見ると、ここからだと北西は氷見市になる。能登半島だというところは、なかなかわから

  ないものだ。で、道に小型の車が止まっていて、どうも風景を撮っているような感じだったが、

  時間の制約があるのだろうか。


  帰ってきた時間は、11時ごろだが、出かけたときよりははるかに山にコントラストはあって、これも見た目か

  どうか、空気も澄んできているかのよう。この秋で一番白い雪を見ている、と思う。

  きのうある人からしばらく暖かい天気が続きますよといわれて、そうですかと唸ってしまった。天気のことも

  忘れる。本当だ、晴れマークが続いている。


  ここまで今日はやはり間違いがたくさん出ながら書いていて、直しなおしだが、それでもまた見直すと間違いが

  わかる。


  それで、一応白い雪も言葉としては出たところで、きのうの午後の11時台、11時10分が最初の画像で

  その時間、頭に書いた通り、はくちょう座が出ていた。白い雲と一緒に。


  どんなかんじかと言うと、




  その一。空は実際は暗い。ただカメラの都合で、白い雲があると、このように青みが出る。
  RAW画像で、現像している。少し明るくはしている。真ん中よりは左側に、はくちょう座がわかる。

  この白い雲はオーロラにはもちろん見えないが。


  以下はこのままの状態で、望遠側にして、白い雲が入らないようにしたいが、それは無理で、逆に白い雲が

  少し入って、返ってよくなったかというところ。



  その二。明るい星はα星のデネブ。別にこれを狙っていたのではないが、ここにあった。


  以下、雲が少しずつ変化してゆく。



  その三。




  その四。




  その五。これは、その四の拡大である。暗いところは星がよくわかるので、綺麗な画像になったと
  思う。


  暗いというと、これは今朝の午前4時前だが、



  その六。ここは調べてみると、おひつじ座とおうし座の境界辺りで、星の数は少ないが、
  この上側にプレアデス星団はもうすぐである。見えなかったなー。


  天気はいいけど、きのう身体を動かしたので、やはり今日は辛い。



真っ暗な夜と、快晴のまぶしい朝。

2015-11-04 07:07:40 | 散策
  朝はいつもの通りに起きて、室温だが13℃はあって、これはきのう晴れたので余熱が残っている、

  ということもあるし、冷え込みが遅かったこともある、と思う。

 
  夕方まで、なんやかややることあって、洗濯もしたし、自分の洗濯もしたし、私にしては休み休みだが、

  それでも夕方5時ごろになると、動く気にもならなかった。Eテレの、高級な番組を見ていて、

  そんな時間かと思った。子供向け、この番組が一番いい。

  だから夕日が沈んでゆくようなものは見なかったが、すでに沈んだ後だったかも知れない。


  それでも、6時半を過ぎると、外は真っ暗なので、気もそぞろになる。

  午後の8時ころ、いえの中の最後の点検、ガスに電気に、鍵に。それから玄関の外も見たついでに、上を見た。

  空である。

  普通に透明度がいい。こうゆう空はなかなかないので、あらゆる星がそこにあったが、上を向いて星を

  見るというのはくたびれる。そのときは寒さはなく、これだと夜でも外で大丈夫かなと思ったりもして、

  その妄想を打ち消すに時間はでもかからなかった。


  その後はなぜか雲が出てきて、面白い展開だなと思う。


  朝は、すでに月はかなり高い位置にあって、その時間が午前4時ころだったと思う。

  窓から見ているので、範囲は極めて狭い。

  そのときの木星と金星の位置もまだあまり高くなく、妙な印象を持ったが、いまは、金星の左上に

  火星がある。金星の高度が一番低い。

  これは、朝の5時45分ころ、双眼鏡でもたしかめた。

  でも火星はやはり暗い。


  ずっと晴れていると、もっと冷えたはずだが、霜はなく、露だけ。



  きのうの朝の雲。ここにいくつか人の顔が見えている、でも見方によっては何もわからない。









  この辺りで、あれ顔が見えるなという気がしていた。







  雲も形は崩れてゆく。


  朝の新聞、どうなっているの、この列島の国。