OK元学芸員のこだわりデータファイル

最近の旅行記録とともに、以前訪れた場所の写真などを紹介し、見つけた面白いもの・鉄道・化石などについて記します。

石ふしぎ大発見展

2011年05月05日 | 化石
4月29日から5月1日まで大阪天満橋で開催された「石ふしぎ大発見展」に行ってきた。東京の二つの大きなショウ(新宿・池袋)にはたびたび行ったが、大阪展は初めてなので期待した。結論から言えば、大阪展は化石の出店が少なくてちょっとがっかりした。外国の業者さんが少なくて、珍しい化石(たとえ買えなくても)が見たい私としては残念だった。原発の影響かな?


恐竜関係では、日本の店にハドロサウルス類の骨があった他は、おなじみのスピノサウルスやカルカロドントサウルスの歯ばかりだった。アンモナイトもほとんどがマダガスカルのもの。しかも磨いてあるのが多かった。



三葉虫はモロッコのが多く、微細な棘を掘り出したレベルの高い(従って価格も高い)ものと、もう少し手の出そうなものが分化してきたような気がする。



瀬戸内海のナウマンゾウの出品もあったが、個人で買うものでもなさそう。
せっかく行ったのだから、少々のお土産の他に何か、と思ったがなかなか無い。やっと「マダガスカルの白亜紀の魚」という標本に気がついた。たぶんウミユリの萼部だと思ったのでその旨お店の人に告げた上で購入。


大阪に宿泊して、翌日少し鉄道に乗って帰る。日帰りでも良かったかもしれない。