温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2018 今週の審判(8月第1週)No2

2018-08-05 06:52:23 | 野球審判活動
今日は、相良中学の練習試合。
でも・・・、とにかく異常気象。

こんな時にゲームをする場合の審判の心がけ・・・!?
今までの経験上、次のことが思い浮かぶ。

◇ 絶対に、前日は深酒をしない・・・。(若いころは、若さのパワーに任せ、翌日審判があろうとも、大事な付き合いの飲み会には使命として(!?)最後まで付き合った・・・、が、炎天下での審判は、絶体に正常なジャッジは下せない。(もちろん、大会本番のような審判ではなく、練習試合の時のエピソード(!?)である。)

◇ 試合会場には早めに到着し、グラウンドの暑さ加減を早めに知って、身体と心の準備をする。

◇ やはり、ここはこっそりだが・・・、両チームの実力のレベルを事前のシートノックなどで掌握しておく。
 (実力が拮抗していれば、それはジャッジをしっかりとしなければならないが、明らかに実力の差があるような試合は、選手の健康を考えると、実力あるチームが長々と一方的な攻撃で終わらないよう、さじ加減(!?)をしなければ・・・!?。もちろんさじ加減というものは、両チーム、バックネット裏の誰にも分らない、私だけが分かるさじ加減だが・・・。)

◇ 攻守交代の守備につくチームには、ベンチから出る前にしっかりと補給するよう促す。そして特にキャッチャーが攻撃が終わり守備につくために、レガースなどを装着するときは、ゆっくりでいいと声をかけ、最後に一目散キャッチャーボックスへ向かおうとするところを制して、水分補給を促す・・・。

今まで、私自身を含め、私が関連するクルーが、途中で脱水症状、熱中症で離脱したという経験はない。
でも、聞けば、最近様々なところで、審判が脱水症状、あるいは足がつっての交代など、残念な結末があるようだ。

とにかく、高校や中学の若い体力は、炎天下のもとでも、過酷な気象状況だろうとも、若いパワーで何とかなる。
しかし、われわれの老トル審判員は、気持ちはそこそこあるが、体力がついていけないという現状をしっかりと認識し、このような暑い中でこそ、審判は冷静に行わなければならないというのが今までの経験だ。

いずれにしても、審判が好きな連中だからこそこんなくそ暑い、もしかすれば健康上危険な状況に追い込まれるかもしれない天候の中で、なおかつ審判をする。
普通なら、家の中の冷房の効いた部屋でもんもんと一日を送ってしまうところを、野球のジャッジでわざわざこんな炎天下の中で身も心も酷使する。
前向きにとらえれば、過酷な経験ができる喜びに、マゾヒスティックながら、ありがたいと思わざるを得ない。

そういえば、昨夜私の次の第2試合目の審判となっている大石ヨシジ理事長から4回終わったところで、一旦両チームをベンチに引き上げ、休憩タイムを取るようにとの指示があった。

さすが、理事長、すでに選手の体調をそこまで心配しているとは・・・。
では、今から行ってきま~す!。




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