温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2012黒松針金掛け

2012-05-14 20:22:26 | 盆栽教室

黒松は今、一冬掛けていた針金を取り外す時期だが、私の文人松は今育成中なので、芽は伸び放題。

そして、植物は自然と太陽に向かって伸びる。

だから、延びる芽は上向き。

文人型の幹は、基本的に下に垂れさがる。

したがって、今回針金掛けで形を整えることに。

【写真↓:文人調の黒松】

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【写真↓:延びた枝が空に向かって曲がる。】

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【写真↓:今まで掛けていた針金よりも成長した芽は、空に向かって伸び始める。】

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【写真↓:この上向きの二股の枝に今から針金をかける。】

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【写真↓:二股の枝は、まずは片方に仮の巻きをする。この時、針金の長さは、枝の1.5倍を目安に巻く。】

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【写真↓:右の枝に仮巻きを】

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【写真↓:針金を右の枝で固定したあと、左の枝をしっかりと巻く。】

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【写真↓:松の針金掛けは、成長する芽の先端部分を絞めないように軽く回し、針金の先が幹の元に向かうように巻く。】

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【写真↓:左の後右の枝を最後に巻く。】

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【写真↓:二股を針金がけした姿。展示会前などには芽の先端部分に巻いてある針金を少し芽を上向きにするよう曲げるが、今回は下向きっ放し。】

※左の枝を見ると元に太い針金と細い針金が重なる。この場合、巻く順序は太いほうから細い方に、また細い針金は、太い針金の下(ここでいえば枝の元側)に巻くのが基本。

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【写真↓:針金がけ前。】

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【写真↓:針金がけ後】

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【写真↓:針金がけ終了後。全体的に枝の先が下に向かっている。】

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