まだ2月だが、植物ではもう春が来ている・・・。
玄関には梅やシクラメンが開花して賑わいを見せているが、庭にもいつの間にか水仙が満開・・・。
人の手も頼らず自ら成長し花を咲かせ、そして朽ちていく・・・。
しかし土の中の球根は、さらに個体を増やし、翌年にはさらに数を増やし旺盛に開花する・・・。
水仙の寿命は知る由もないが、おそらく母体は短命ながら、次から次へと子孫を残す強い生命力を持っているのだろう・・・。
そんな水仙の中で、回りの色と違う水仙がひときわ目立って咲いていた・・・。
異端児!?、天真爛漫!?、一途一心・・・!?
人はどう思うかわからないが、黄色い水仙にとってはようやく地上で開花した至福の時・・・。
回りの色が同じだろうが違おうが、黄色い色は水仙の生命にとって関係ない・・・。
回りと一緒にこれからの春先まで、精一杯雄々しく生き抜くだろう・・・。