温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2023 駿府博物館「すごい富士山~絵画と写真の共演~」

2023-12-10 07:05:03 | 気になるニュース
昨日は、前から観たいと思っていた静岡市登呂の駿府博物館での富士山を題材とする日本画と写真のコラボ展に行ってきた。

この展示会が今日10日までと言うことで、何とか行きたいと思いながらなかなか都合がつかなかったが、車の6か月点検でちょうど静岡に行くことになり昨日に設定し、点検の間歩いて数分の展示会に行ってきた。

展覧会場では、絵画と写真が半分に分けられ、絵画の部屋には主に掛け軸の日本画に映し出される繊細な富士山や墨一筆の象徴富士山などが展示されていた。

詳細に描く富士山から、大胆一筆で仕上げた富士山、柔らかな筆づかいあり、単調大胆さがありと、様々な絵筆で心情に映し出される多くの富士山を観て回った。

次に目に入るのは、富士山の実写。
そこには、富士山が織りなす様々な自然の驚きと美しさを瞬間に撮りこんだ圧巻の写真・・・。

柔らかい原色を伏せた和風の雰囲気の部屋から一気に原色の写実映像が展開するそのギャップに、少し震えを覚える・・・。

富士山の四季折々の一番いいところを撮り続けていた静岡市出身の富士山写真家橋向真さん・・・、実はなんとこの展覧会期間中、若くしてお亡くなりになったという。

ただ、展示会場にはお亡くなりになった感傷は一切ない、まさに富士山の一番いい姿を一瞬切り撮った作品にただただ感動する・・・。

駿府博物館は、大きな施設ではないが、中身の濃い展示館を時折やってくれる。
入館料も500円とリーズナブル、今日で富士山展は終わりだが、次の企画楽しみにする・・・。

【写真:↓日本画の掛け軸の撮影は禁止だったが、橋向さんの写真撮影はOKだった】







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