温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2023 代理戦争・・・!?

2023-01-15 07:31:28 | 気になるニュース

岸田首相が、バイデン大統領と今まで以上に仲良くなり、さらに日米同盟の絆を深める・・・。

今の世界の地政学上、あるいは軍事覇権主義に対しては、いやが上でもアメリカとの緊密な関係をレールが敷かれたように日本は歩むしかない。

全く意思疎通が図れない中国、常に爆弾を抱える北朝鮮、そして、狂人が支配するロシア・・・。

この野蛮国と近接する日本は、アメリカの同盟を強固にせざるを得ない・・・。

ところで、第2次世界大戦後の世界勢力のパワーバランスを見るにつけ、アメリカとソ連、あるいはそれに中国を交え大国間での軋轢は、直接対決を避けながら大国がバックで操るいわゆる代理戦争で覇権を争ってきた。

例を挙げれば、朝鮮を南北に分けた朝鮮戦争、また、長引いたベトナム戦争やラオス内戦・・・。

他の地域では、中越戦争やアフガニスタン侵攻など、アメリカ、中国、ソ連が立場を変え、時には味方、時には敵同士になりながら、自国から離れた地域、国同士の紛争を仰ぎたてていた・・・。

こんな過去の歴史を顧みると、単純に岸田首相とバイデン大統領とが手を固く結ぶことが、はたしてもろ手を挙げて喜べるかと言ったら、否、不安を抱くのは私だけか・・・。

日本は、地理的に中国、北朝鮮、ロシアに対し海を間に挟み隣接する最悪の環境、一方、アメリカ、欧米は、この3国からは遠く離れる好条件。

朝鮮半島の一つの民族が、北朝鮮と韓国に分断された歴史は、もしかしたら今後の日本の行く末を暗示していないか・・・。

日本が東西2つに分かれ、それぞれ国家と主張し、西日本民主主義人民共和国(!?)、東日本民国(!?)と称し、何度線を境にするかわからないが、いわゆる代理戦争の奈落の末にならないかと心配するのは、虚空の憂いか・・・!?

今岸田首相は、アメリカに接近し中国に対する日米同盟の強靭化を図っている。

しかしそれを嫌がる国が目の前にある。

自国の防衛と隣国への刺激との板挟みで岸田首相も困難な局面を迎えているが、最近の岸田首相の行動は、あまりにもイケイケのところが目に付く。

政策は華々しく花火のごとく打ち上げるが、その論理と議論が後付けされる印象は否めない。

過去の代理戦争の二の舞を日本は踏むことがないよう、岸田首相及びそのブレーンは、慎重に、冷静に対処していただきたい・・・。

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