やっぱりやってしまった岸田首相、そして、それを誘導した自民党・・・。
私から見れば、元々女性の活躍、社会進出にハードルをかけているのは自民党。
首領中心の派閥体制の自民党は、男性社会の体質で染まっている。
そんな自民党の議員が、参議院質問で育児休業中の母もリスキリングによるスキルアップを支援しないかとの提案・・・。
おそらく、首相からのメッセージを述べたいために、議員から呼び水の質問を出させる魂胆だったのだろう。
そして、首相は、産休、育休中の母のリスキリングを支援する企業への助成を考えると、いとも簡単におっしゃったようだ・・・。
これって、育休を取る母親の壮絶な多忙を知らない、その実態を知らない、庶民感覚から離れた、国のお役所連中、そして大臣、そしてそのトップ首相の恥ずかしい育休への認識だ。
私の娘は、昨年8月に子どもを産み、いま育児休業をしているが、おそらく4月からは、職場からの要請で、やむを得ず職場に戻らなければならない。
その子ども、私にとっては孫は、0歳にして保育園に預けられる・・・。
こんな親子の距離感が心配だが、それ以上に、首相が述べた育児休業中のスキルアップなど娘にとっては、夢の夢・・・。
実際、昨年の出産から今に至るまで娘は子どもに付きっきり、孫の検診、各種届出、しかも、その上の小学校3年になる長男の世話もしなければならず、学校行事、スポーツ教室の送迎などでフルタイムで子育て中。
挙句の果てに、二人の子どものスケジュールが重なれば、バーバの出番となるが、最近それが特に多くなり、バーバも音を上げているほど・・・。
こんな平均的な家庭でも、育児休業中は相当煩雑・・・、ここにスキルアップの学習だと・・・!?
やっぱり、岸田首相を信じられない、支持率は下がる一方だ・・・。
だれか、庶民感覚の頭脳明晰なブレーンはいないのか。・・・!?