遠くで、花火の音が聞こえる。
ようやく戻ってきた夏の風物詩・・・、ただ、いつものようなスターマインが次から次へと打ち上げられるというよりは、間を置きながら打ち上げられる規模縮小の久しぶりの花火大会という感じだ・・・。
それでも、なんとかコロナ禍を抜け出し(!?)、日本がコロナ禍前に戻ろうとしている証・・・。
しかし一方、医療現場はひっ迫の困難の状況・・・。
政府は、人流、経済活動を制限しない方針で、社会経済の復興を優先しようとしているように見えるが、ただ・・・、医療体制に対しては全く手立てをしていないと見えてしまう・・・。
感染者数がわずかながら減ってきているようだが、まだまだ医療現場が追い付かない状況。
これは、極端に言えば、感染するものは感染しろ、重症化するものは重症化しろ、そして、コロナで死ぬものは死ねという、政府の方針と感じてしまうのは私だけか・・・。
今も花火の姿は見えないが、音が遠くから聞こえ心に響く・・・。
花火の幻想を現実に取り換えることはできない、あくまでも花火は一瞬の映像、一瞬現実から気を紛らわせてはくれるが、そう長続きはしない。
コロナで苦しむ人、コロナ患者で一般医療ができず困っている病人・・・。
どうも今の政府の片手落ちのコロナ対策には幻滅する。
人の行動を制限しないなら、感染者を受け入れる医療体制を十分確立したうえで、国民へのタガを外すべきだ。
それをしていない政府、首相・・・、盆休暇でゴルフをやっている場合ではない。
この盆休暇で日本全国人流を増した後のしっぺ返しがどのくらいになるのか・・・空恐ろしい!?