温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2021 期待の日米首脳会談

2021-04-17 06:49:03 | 気になるニュース
バイデン氏が初めて直接会って会談する外国首脳になる菅総理。
こんなに光栄の待遇はない。

しかし、なんで日本総理を最初に選んだかと考えると、逆に日本に期待を寄せるアメリカの思惑が、見え隠れする。

今や全世界の注目は、中国対アメリカ。
経済、外交、軍事において、一昔前の中国は、アメリカの足元にも及ばない発展途上国。

ところが、世界一の人口と広大な国土を盾に、2001年の世界との自由化貿易の枠組みに入った瞬間から、ずるがしこい中国の世界戦略のレールは敷かれ、20年経った現在、その成功を他の世界各国が漫然と事実を認めるしかない状況。

今や中国はやりたい放題の強靭国、かたやトランプ氏の悪政で2分化したアメリカは、半減したパワーでなんとか過去の覇権を甦らすことが急務。

その対抗中国のパートナーとして選ばれた日本、バイデン大統領からは期待とともに、重い課題を与えられるだろう。

その期待を受けて立つ菅総理の技量と度胸が試される。
それでなくても、最近の菅首相の指導力が疑問視されているところ。

そこで、外国首脳の先陣を切ってアメリカ大陸に足を運んだ菅総理が、ここでどれだけアメリカと同調し、同じ分量の、重さの責任感で、共同声明を世界に向けることができるのか注目である。

決して、中国に、南北朝鮮に配慮するような及び腰の宣言はいただけない。
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