昨日は、榛原高校と静岡高校の練習試合の審判。
ただし、昨日来たのは静岡高校のBクラスという。
主戦は今日来きて、あらためて榛原高校と練習試合を行う。
しかし、Bクラスとはいっても出てくるバッターは、どこがBクラスなのかと疑いたくなるほどのパンチ力あるバッターが切れ目なく9人そろっていた。
したがって、結果は4対1で静岡高校の勝利。
榛原高校も勝負にこだわるなら最初からエースを投入するところだが、先発は今のところ2番手のピッチャーから。
その投手、次の投手は普段の練習通りのピッチングを見せたと思うが、それ以上に静岡高校の各打者のバッティングが優れ、また、バンドで確実にランナーを送る小細工もしっかりしていた。
この序盤での4点が最後まで逆転できなかった。
相手投手は9回完投。投球自体はぐいぐい押すタイプではなく、コースを丹念に突くタイプと感じた。
実際、榛原高校の各バッターはいい当たりをしていたが、野手の正面が多く、ということはピッチャーのコントロールが利いていたということか。
期待の榛原高校のエース森田君は、中盤から出て、いつもながらの小気味よい投球で4回を0点で押さえた。
ただ、気になったのは、簡単に2ストライクを取り、その後性急にバッターを打ちとろうとしたのか2回ばかり3球目のストライクゾーンに入る球を長打された。
Bクラスとはいえ、そう簡単には3球三振はできない、いい打者がそろう静岡高校だ。
この辺は監督はどう感じたのだろうか。
昨日は、しがない印刷屋審判員に言われた球審の構え方を意識してやった。
歩幅を狭め、その代わり膝を曲げて腰を落とす。
なんとこれが無理のない姿勢で、疲れ方が違った。
また、課題の低目もよく見えた。
こんなら、もっと前からこの姿勢にすれば良かった・・・。
おそらく、最初はこの姿勢を審判講習会で受けていたと思う。
しかし、いつのまにか悪い癖がついてしまったのだろう。
これでひと安心と思っていたが、帰りがけ、いつものように静岡高校のバッテリーに今日のストライクゾーンを聞いたら、まずキャッチャーからは外角が甘い、といわれ、またピッチャーには投げ易かったと言われた。
外角が甘くなるというのは、理解できる。
今までそれでも上から見ていた外角を、目線を下げた分横から見なければならず、精密さが甘くなる(!?)
低目の課題が何とかめどが立ったら今度は外角か・・・。
それにしても、キャッチャーの後のピッチャーの投げ易いは、どういうことだ。
ストライクゾーンが広かったのでストライクを取りやすかったということか、それとも安定した姿勢、コール、広いながらもゾーンははっきりしているということか・・・!?
また精進しなければ・・・。