温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

福岡へ出張No9(最終)

2010-02-25 21:30:00 | 日記・エッセイ・コラム

九州国立博物館の金印は、うっかりすると見落としそうな場所にあったが、時間を気にしていたので、場内係にはじめから場所を聞いて直行で展示ケースに行った。
実は、この金印はレプリカ。(しかし、素材は本物の金ということだが。)
実際の掘り出された金印は、福岡市博物館に展示されている。
まあ、どんなものなのかを感じ取ることができればOKである。
この金印が、なぜ国立博物館ではなく市の博物館で所有し展示されているかということを、バスのガイドさんは福岡市民の誇りと熱く語ってくれた。
要は、国への寄贈を強く要請された元所有者の黒田家であったが、福岡市の宝としてこれを断り、昭和54年に竣工した市博物館に寄贈したとのことである。
金印自体が、まだなぞが多く古代ロマンそのものであるが、これにまつわるエピソードが付いて回るのも超一級品の証拠。
もっとゆっくり見たかった博物館であったが、仕方なく次の見学地大宰府天満宮へ。
菅原道真、大宰府天満宮に関する物語は、数多くあり、歴史好きにはこの上ないもの。

実は私は、歴史が好き。まあ、温故知新の名前を出していることからも、わかると思うが・・・。
天満宮については、事前に調べることもなく、地理的な知識も持たず連れて行かれるままと思っていた。
それにしても、先ほど降ろされたバスは、国立博物館の駐車場にはいない。
そして、太宰府天満宮には歩いていくとのこと。

そのうち真新しい出入り口からエスカレータで次第に降りていく。

それは、山の斜面に沿って作られた国立博物館と太宰府天満宮とを結ぶ通路であった。
ここで、この九州国立博物館が、市街地から離れた丘陵部分にあり、それは太宰府天満宮との相乗効果を当て込んだものだと理解した。
太宰府天満宮は初めて。

まだ入試などがこれからという時期だったので平日ではあったが、高校生などが結構いた。
私も、大学受験の折ここに祈願に来れば、一浪せずに済んだかもしれない、と考えるのは努力せずに後は神頼みという、いつもの安直な考えか!

でも、世の中案外運も必要であるということを、これまでの人生で悟ってもいる(!?)。

神にすがらざるを得ない切羽詰った状況の方も多くいるだろう!
神に頼み、なおかつ努力することが最善の道だろう。

太宰府天満宮は、造りとしては思ったほど大きさを感じられなく、名前の割にはこじんまりしていたという印象である。

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今は家族の中で受験との関わりを持つ者がいない。

いとこの子供はもうすでに桜咲く埼玉へ!

なので、ここは広く世の中の受験生に対し、合格祈願することに。
ここでの見学時間は、昼食を含め少しは余裕が。したがって、参道に並ぶ数多くの店屋をゆっくりと回ることができた。

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参道には、名物「梅が枝(うめがえ)餅」を店先で焼き売っている店が数多くあった。
もち米とうるち米の粉を皮に、つぶ餡がたっぷり入った梅が餅は、焼き上げたばかりは、皮がかりっとしていて、その中から熱々の餡があふれ出し、舌を火傷しそうなほど。
しかし、時間がたつと皮がしっとりしてきて、これはこれで今流行のもっちり感でパクつける。
また、この焼き方、皮の食感などは、その店々によって違うようだ。
ただし、片っ端から食べ比べていこうとすると、おそらく2~30店は参道に並んでいるのではないだろうか。
太宰府天満宮の後は、そのまま福岡空港へ。
時間的には、帰りの便まで3時間もあり、空港内でもてあました時間を施設見学などでつぶす。
こんなことなら、国立博物館にもっと時間を持ってくれればよかったのだがと思うが、今回は幹事ではなかったので、あまり口出しはしなかったが・・・。
帰りの福岡発静岡行き便も、昨日と同様満席。
福岡空港の出発ロビーの航空便案内表示の中の数多くある出発便の中で、その時唯一満席表示であったのが、この福岡-静岡便だけであった。
飛行機の中の顔ぶれを見ると、観光、帰省、ビジネス客など様々。
こんなに多くの静岡県民に利用されている便なのに、ここから撤退のJAL。
今の3往復をもっと工夫して効率的な機材運用をすれば、さらに搭乗率のアップにつながるだろう。
でも、4月からJALを引き継ぐFDAが、実はその工夫をする。
その一つが、静岡発福岡行最終便が現在午後5時50分のところを午後7時30分にする。ということは、静岡で散々観光し、ビジネスしその後福岡に帰られるということだ。
FDAの手腕を期待する。

今回の福岡視察は、大変参考になり、今後の富士山静岡空港の利活用、需要拡大になにかヒントを得てきたように感じる。

とにかく、福岡から見れば、静岡というものは認知されていない。

これはおそらく、静岡空港の就航先の札幌、小松、熊本、鹿児島、沖縄のどれをとっても、静岡に関する情報は、微々たるものだろう。

一方、こちらも相手先をよく知らない。

だから、まずは交流し、静岡の魅力を相手に伝え認知してもらい、一方相手先の情報を知るということが、まずは重要だと考える。

富士山静岡空港も、開港してまだ9カ月。

課題解決も、利活用構想もまだまだこれからである。

おわり・・・。

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2010牧之原市手をつなぐ会ミニコンサートNo8

2010-02-25 07:03:49 | おやじバンド

N藤氏からコメント。

「先ずは『翼を…』のサビのハモりは制覇した。完璧だな。

あとはハーモニカとノロウイルスの間奏だ。

後悔ないように、帰りの自転車でも歌おう。

また機会みて反省健闘飲み会をやりまヒョ!」

もうひとつ。

「久しぶりに夏川りみの『時代』にうっとり。

中島みゆきもいいが。我がバンドも、こういう曲をしっとりと奏でたいナ~。」

手をつなぐ会に向けて今は余念がないが、その後はまた新たな曲などを開拓したい。

今年は、コバさんも加わり、また毎回反省しながらの練習も回数が増えているので、期待できそう!

過去みんな振り向きもしなかった(!?)「あの時君は若かった」。

結構コバさんの歌声に合っていそう。

私はこれを復活したい!

コメント (1)
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