温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

福岡へ出張No6

2010-02-18 20:50:52 | 日記・エッセイ・コラム

夜一度も目を覚まさず朝までぐっすり寝たので、すっきりとした目覚め。
それにしても朝起きたとき、夕べの途中からの記憶がない。
あとあと仲間に聞いたらしっかりと博多ラーメンを食べたといっていたが、その食べたことすらも思い出せないほど!あ~もったいない。
ここ10年来記憶を無くすほど酔ったことはなかった。それほど楽しく気分のいい酒だったのだろうが、やはりこの状態はいただけない。
今後注意しなければ。(私はここで反省しながら、ついN藤氏の顔を思い浮かべたりして・・・。)
ホテルの朝食バイキングは、かなり充実していた。
和食、洋食のメニューは品数も豊富。
また、お酒のコーナーもあり、日本酒、ウイスキー、ワイン、リキュールなど夜のカウンターバー並である。
さすがに飲む気にもならず、また今から視察があるということで、食事のほうをじっくりと味わった。
2日目最初の視察先は、福岡市内の財団法人福岡観光コンベンションビューロー。
ここは、福岡市と(財)福岡コンベンションセンターと連携し、福岡市内の観光客誘致、コンベンション誘致、観光宣伝などを一手に引き受ける大きな組織。
しかし、応対していただいた専務理事、事務局長は気さくな方々で、また静岡県、富士山静岡空港に精通していた。
それは福岡市の交流人口拡大のためには、あらゆる手段も利用するという意気込みの表れ。
特に、事務局長は、福岡-静岡路線に関する充実策を詳細にレポートにまとめていた。
しかも、4月に撤退するJALと代わりに就航するFDAをすでに入れ替え、状況分析している。
今回の研修は、総じて福岡の誘客の熱意は、並々ならぬものであり、静岡県のそれとは比べようもないほどの熱気を帯びているということを痛感するものであった。
だから福岡-静岡便で静岡に来てほしいなどと、おっとり刀で福岡に乗り込む静岡県の関係者を福岡の皆さんは普段どう見ているのだろう。
むしろ福岡は、日本国内あらゆる場所から誘客に努める
ことはもとより、目先は西を見据え、東アジアに打って出ている。
学術会議や、製品展覧会など大型コンベンションの誘致は、その事前開催地のリサーチから始まり、それは開催の2、3年前からという。
したがって、コンベンションで商売をしようとする旅行、宿泊、運輸、弁当屋からイベント企画など、あらゆる業者は、誘致が決り日程が分かってからではもう遅い。
福岡市の業者は、いち早い情報をコンベンションビューローから得るため、会費を払って福岡おもてなし会員になる。
そんな誘致活動を福岡では、東アジアに向け積極的に仕掛けている。
今回、福岡-静岡路線を調査しながら、ぜひ福岡の皆さんに静岡県に来ていただくようPRをしてくるつもりだったが、福岡の観光交流誘致の実情を知るにつけ、福岡側は、とんでもない!静岡から福岡に来てくださいというほどの意気込みであった。

つづく・・・。

コメント
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