久しぶりにステレオをボリューム上げて聞いた。
しかし、暖房はもったいない、と着込んで寒い部屋で我慢して聞いたが、オーディオは、結構気温に影響される。
この寒い時期、十分にパワーアンプを暖めないと、音が前に出てこない。
特に、私のLAXMANーM2000は、30年来の付き合い。
したがって、エンジンのかかりが悪く、しかも寒い部屋の中では、普通のCDカセット並み(!?)
しかし、そのうち15分ぐらい聞いていると、明らかに本来の力が出てきたな、と分かるほどの音質の違い。
また、スピーカーもコーンにとってはある程度温度が低いほうが音のしまりはよく、カチッとした音を聞かせるが、それも程度がある。
今日のような10度以下の部屋は、伸びのある中低音がまったく聴けない。
しかし、今日はなんとなく、小野リサのCDが聞きたくなり、音の質はどうであれ、音楽を楽しんだ。
小野リサは、昨年、わざわざ大阪まで行き、大阪NHKホールで聞いた。
http://blog.goo.ne.jp/oishi21/d/20071118
その彼女がアントニオ・カルロス・ジョビン生誕80周年を記念してジョビンの代表曲をCD化。
私は、ボサノバが大好きで、当然ボサノバの生みの親アントニオ・カルロス・ジョビンは手放し。
そんなジョビンのボサノヴァ・スタンダードを小野リサが歌うということで、おそらく、私の持っているCDの中でも、好きなベスト5に入るもの。
昨年出されたばかりのCDをまだ1、2回しか聞いていなかったので、改めて聞くことに。
イパネマの娘で始まり、ワンノートサンバ、ハウインセンティブ、おいしい水などのスタンダードから、少しマニアックなものまで、でも、小野リサが好きそうな曲が全部で15曲入っている。
ボサノバはラテン系で、夏の暑い時期に合うと思うが、私のボサノバは、年中無休。
むしろ、冬場、寒い部屋で軽快なリズムを聞けば、なんとなく寒さも忘れる。
これって、燃料代がいらない、暖房効果?