「スピード」や「マトリックス」でトップスターとなり、近年も「ジョン・ウィック」シリーズなど活躍を続けるキアヌ・リーブスが若かりし日に主演し、ロックスターにあこがれる高校生のビルとテッドが時空を超えた冒険を繰り広げる姿を描いたコメディ「ビルとテッドの大冒険」のシリーズ第3作。前作から29年ぶりの新作となった今作では、主演のリーブスとアレックス・ウィンターの2人が、ミュージシャンになった大人のいまも少年の心を忘れないビルとテッドを三度演じ、タイムマシンで新たな冒険に出る姿を描く。自分たちの音楽が将来世界を救うと予言されたビルとテッドは、曲作りに励み、その時を待ち続けて早30年。人気も年月とともに落ち込み、いまや応援してくれるのは家族だけだった。そんな彼らのもとに未来からの使者が現れ、時空の歪みによって人類滅亡まであと77分25秒しかないという驚きべき事実を伝える。ビルとテッドは世界の消滅を防ぐため、そして「世界を救う音楽」を完成させるため、伝説のミュージシャンを集めて史上最強のバンドを結成しようと、過去や未来を駆け巡る。監督は「ギャラクシー・クエスト」のディーン・パリソット。(映画.comより)
<2021年1月2日鑑賞>
若い頃にこの二人の噂は聞きました。個人的には”続いてる”感触の話だったので、ドラマだと思ってました。で、日本みたいに時々映画化されてるんだろうと。でも英会話を習っていた若かりし頃、アメリカ人の先生があんまり「あいつらはバカだ。絶対に見る価値はない」とか「なにがキアヌ・リーヴスだ。あいつの映画なんか絶対に見ない」とか言うもんだから、ついスルーしたままここまで来てしまいました。いつか見ようと思いながら。まさかここに来て続編ができるなんて。見ておくんだった~~。tutayaで探そうっと。
話は前作を見ていなくてもわかるとの触れ込みですが、しかし話は前作たちとつながってます。察するにビルとテッドの奥様たちは、1400年代(?)くらいから連れてきた本当のプリンセスなんですね。で、彼らをもう一度未来へと誘うキャラも過去作の続きだったり、死神のキャラも”前作で紹介されてるからわかってる”前提で話が進みます。おちゃめな死神でしたね。これは過去作必見です。
どこまでいってもアホばか間抜けな二人は、でもめげない。このめげなさは才能です。だから娘たち(パパたちは常にお神酒徳利なので、娘たちもいつも一緒)もパパたちを嫌いにならずに来ているのでしょう。まぁ娘たちも同じように音楽を愛してるからってこともあるでしょうけど。冒頭の結婚式のシーンでいろんな楽器をやたらかき鳴らすキアヌ、そのなかにテルミンがあったのに感激。実は「テルミン」っていう映画も見たんです~。愛着あります。
関係ないと思うけど、その結婚式では、弟とその結婚相手との関係が複雑で(かつてはお母さんだった人なのよ)一生懸命説明してたけど、こういうシーン、おなじキアヌの映画でウィノナ・ライダーと共演した「おとなの恋は、まわり道」でもあった気がする。いや、あった。キアヌつながりのパロディ?それとも、アメリカではこういう複雑な結婚って、わりとあるのかな。ま、余計なお世話か(笑)。
なんでもアリなおバカ映画ですが、ラストシーンは意外に感動します。急ごしらえでそんなにうまくいくものか、という気はしますが、短くまとめて見やすい長さになってますし、これはこれでアリなんでしょう。よしっ、過去作探すぞ~。ちなみに契約しているnetflixにはありませんでした(泣)。
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