白折茶は別名 茎茶(くきちゃ)などとも呼ばれ、煎茶の仕上工程で選別された「茎」と葉を合わせたものです。
今月の「お茶」は、この「茎茶」を「オチャサイズ茶」の中にブレンドしてお出ししています。
ただ「選別」と聞くと何か 除かれた感 があります。(確かにに高級と言われるお茶には「茎」の部分は混入されません)
が「茎茶」は、熱めのお湯で淹れてあげると、茶葉から出た味わいと 茎の部分から出る香りが合わさり、煎茶では味わうことの出来ない 香ばしい「お茶」に仕上がります。 お湯を注ぐと茶葉と茎の部分がハッキリしますね。 (茶葉柱が立ったときの柱です)
ここで「お茶屋」ネタ(?) いつも「お茶」を紹介している時の 白磁の茶碗 は、茶の鑑定(形状・色沢・水色・香気・滋味) を評価する時に使用する器です。
多くの「お茶屋さん」は 急須でお茶を淹れていますが、「オチャサイズ」のお茶屋では この鑑定様の器も使って「お茶」を淹れていこうと思っています。
鑑定で使用するということは、「茶」の持つ魅力(違い)を引き出すってことですから・・・(特にブレンドした時はこっちのほうが解りやすいんです)
出されてくるコーヒーでもそうですが、急須の中って ブラックボックス ですよね・・・ 「オチャサイズ」のお茶屋 では、見て・飲んで・触って 「お茶」を楽しめる そんな空間にしようと思っています。 あっ、それと「運動」もね・・・(キモト)