オチャサイズ部屋

お茶の効能を運動に取り入れた 「エクササイズ」 です。

試練と憧れ・・・ 再び

2019年09月27日 | ヤマノボリ

台風が去った後の晴天! 今日行くしかない ってことで行ってきました 久しぶりの 剱岳 (*^-゚)vィェィ♪
もちろん 早月尾根 の日帰りコースです。

9月下旬なので涼しくて気持ちの良いトレイル・・・ 気持ちがイイと言ってもここまで来るに、はかなりの脚にきてますが。
この尾根を越えて、後に見える主峰を目指します。


ヽ(*'0'*)ツ ワァオォ!! 目の前にそびえる岩の殿堂 剱岳
その峻険な山容は何度見ても圧倒されます。


飛行機雲と主峰
さぁ 本格的な核心部に突入! ここから一気に(垂直に)高度を上げていきます。

こうやって見るとかなり険しいっすね。
誤ってしまうと、ケガじゃ済まないだろうなぁ・・・


出発から約5時間で、2999mの山頂に到着!


頑張って登って来た人だけが見ることができる絶景!
ここからの眺めはサイコーです。

さすが3000m級とあって、日本の屋根と言われる名峰が一望できます。


奥には日本一の富士山の勇姿も・・・

今回も天候に恵まれ素敵な ヤマノボリ でしたが、延々と続く ヤマクダリ はホント辛いものがあります。
降りている時は辛くて しばらくは来たくなくなるんですが、時間が経つとまた登りたくなるんですよね・・・
やはりここは 試練と憧れ が混在する名ルートですわ。

剱岳 早月尾根 (前編)
剱岳 早月尾根 (中編)
剱岳 早月尾根 (後編)

あれから歳を重ねましたが、再び立つことが出来てよかったです。(キモト)


ちなみに この日の消費カロリーは 7000cal オーバー
フルマラソンの消費カロリーが 2000~3000 と言われているから結構なもんです。


心拍も 剱岳 のように激しいぃ・・・

コースタイムも往復10時間と、こうして数字やグラフから見てもここは健脚者向けなのがわかると思います。

剱岳 「早月尾根」 後半戦

2015年09月21日 | ヤマノボリ

標高2999M 剱岳山頂からの展望です。
過去二回ガズで何も見えなくて残念な思いをしたけど、三度目の正直! 今回は最高の天気に恵まれました。

眼下には、別山・真砂山・立山(富士ノ折立・大汝山・雄山)と続き
さらに奥には槍ヶ岳まで北アルプスを代表する峰々が延々とつながっています。 まさに絶景!


さらに左を見渡すと、八ツ峰の背に来年は行こうかなと思っている 鹿島槍・五竜岳・唐松岳・白馬と後立山連峰の面々が一望!


そして右に目を凝らすと、遥か彼方に地元 白山の姿も見えます。
白山よりも高い場所から拝むのは失礼かもしれませんね。


立山の地獄谷とアルペンルート・・・
その奥に薬師岳と、まさに360度大パノラマです。


もう一つの登山ルート・・・ 別山尾根方面。
たぶん剱岳に登る8割以上の方がこっちじゃないかな? 


おっと 見ても飽きない景色に時間を忘れてました。
15時までに番場島に戻らないといけないので、惜しいですがそろそろ下山開始です。


殺風景な中にある あの標識・・・ やっぱ絵になるなるなぁ。
特に天気が悪い日はルートを間違えやすいので、この標識は文字が読めなくても目印となります。

じゃぁ また次に合う日まで。 別れを済ませ来た道を帰ります。


ここが早月尾根、一番の難所と言われる カニのはさみ  
事故は集中力が切れた帰りの方が起きやすいので最後まで気が抜けません。


岩壁に打ち込まれた に足をかけて渡ります・・・ 
ガスっていた時は見えませんでしたが、やはり下を見るとかなりの高度があります。

落ちたらケガじゃ済まされないだろうぁ・・・ 慌てず慎重に!


荒々しい岩壁が続いている剱岳・・・ やっぱカッコいいわ。

急がないといけないのに、その迫力につい足が止まって帰りも写真撮りまくりです。


登ってた時は気づかなかったけど、あの先どうなっているんだろ?
晴れていると気づくことが多くて楽しいねー


と、思っていると、お昼近くになり下からどんどんガスが湧いてきて山頂も雲の中・・・
下山するタイミングが本当によかった! 今回は何もかもがツイていたね。(ラッキー)


これ以上遅らせまいと思ったのか、これから先 ガスに囲まれて真っ白な中の下山となりました・・・

不思議なもんだね・・・ 展望が悪くなると一気に疲れが出て足が辛くなる。
一歩一歩が牛歩のように重くなって頭痛もしてきた。

そして悶々と歩き、登りとたいして変わらない4時間14分で番場島に到着!
時間には間に合いましたが、さすがに疲れたなぁ。 (´ρ`)フッー 下りは大嫌いです。

今回、好天と休みが重なったので、急遽(思いつきで)向かった 剱岳 日帰り登山。
三度目の正直とあって、天候に恵まれ最高の登山となりました。
無理してきた価値十分にアリ!

この早月尾根は体力的に厳しいルートなので、日帰りはオススメできませんが の厳しさを知ることができる素敵な登山道です。
下から見たとき、あそこを登ったんだなぁ と、思えることが幸せです。(キモト)

ちなみに・・・ 帰りの運転中の 睡魔 が今回一番の強敵でした。

剱岳 「早月尾根」 中盤戦

2015年09月19日 | ヤマノボリ

最低でも 往復10時間 で戻らないといけない今回の 剱岳 日帰り登山。(一般的な所要時間は16時間)
中間地点? である早月小屋まで今のところ予定通りに到着です。


小屋で休憩と着替えを済ませ早々に出発! 
後ろに見えるのが早月小屋・・・ こうして見ると尾根伝いに登っていることがよくわかります。


登山道は森林限界を越え、荒々しい岩が目立つようになってきました。
以前はこの辺りで足がつってしまったんだけど、今日は一睡もしていないにもかかわらず絶好調です。


ひとつ峰を越すと目の前に の主峰が姿を現します。 (」゜ロ゜)」おぉ。
晴れているとこんなにも素晴らしい景色の中 登れるんだねぇ・・・

過去2回残念な思いをしただけにテンションがあがります。


目の前に頂を見ていや応にも足取りが速くなりますが、ここから岩場が続くので慎重に登ります。

せっかちなので逸る気持ち(興奮)を押さえるのが大変。


アブネ・・・ 晴れて景色がいいってことは、足元の切れ落ちた崖も見えるってこと。
この前は気づかなかったけど、ガスがないとこの辺りにも危険な箇所があるんだね・・・


順調に高度を上げていきます。
9月中旬とあってそれほど暑くもなく、気持ちのイイ登山です。


(」゜ロ゜)」うおぉ。 頂が朝日に照らされ輝いて眩しい・・・

やっぱ迫力あるなぁ・・・ 峰を越すごとに主峰が大きく近づいて来ます。
んっ。??? クンクン・・・


さっきから何か臭うと思っていたら、右手に 立山の地獄谷 が見えました。
そこからの硫黄が風に乗ってここまで来ているのです。 スゲー!

よく見ると室堂やアルペンルートも一望できます。
晴れているとやっぱスケールが違うなー


小屋に前泊客かな? 前方に登山者が頑張って登っています。
ボクも負けじと最後の峰を越します!


そして、 キターっ 最後の峰を過ぎると岩の王様とも言える剱岳が堂々たる姿で聳え立っています。
やっぱ、カッコいいなぁ・・・  うむっ、それにしても前はいったいどこをどう登ったんだろ?


よく見ると山頂に あの標識 が見えます。
アレはこんな場所に立っているんです。


さぁ、いよいよ核心部に突入!
ここからはペイントを確認しながら三点保持で慎重に登ります。


ところで写真の中央付近に上から降りてくる登山客が見えますか・・・?
なるほど! こうやって見ると、(やっぱ) キワドイとこを通っているんですね。


主峰の真下からいよいよ正念場(岩登り)です。 
眺めがよくて登るのが楽しみなのですが、寝ていないせいか ここに来て頭がボーっとする。(集中!)


浮き石に気をつけ、落石させないよう慎重に一歩一歩・・・ 真下に人が居たら大変です。
高所恐怖症の人は無理かもしてませんが、落ち着いて登れば特に問題ありません!


とは言え、振り返るとこんな感じ・・・
誤って足を滑らせば大ケガは間違いありませんけど。


「コリもせず また来たよ!」 
ピークを登り切ると、別山尾根ルートとの分岐を示す例の標識がお出迎えです。
風化して何が書いてあるか相変わらず読めませんが、こんな気持ちイイ場所に立っているんだね。

数ヶ月前に来た時と全く違った光景が広がっていました。スゲー!


標識にあいさつを済ませ、最後のガレ場・・・ ここまで来たら頂上はすぐそこ。


午前9時32分 標高2999M 剱岳の山頂に到着しました。

あまりの天気のよさに写真を撮りまくっていたけど、目標の5時間を切ってまずは一安心です。

それにしても、ここから眺めはやっぱ最高ですね。
この景色を見ればこれまでの疲れが吹っ飛びます。
思い切って登って本当によかった・・・ そして後半につづく。(キモト)

剱岳 「早月尾根」 前半戦

2015年09月17日 | ヤマノボリ
前々回前回 天候に恵まれず残念な思いをした 剱岳 日帰り登山。
めったに訪れない休日の晴天!  これを逃したら今年は行けそうもないので、
深夜、意を決して急遽 馬場島 に向かいました。

ただし、17時には戻って来ないといけないので、午前2時20分 一睡もせずに出発です。(無謀?)


午前4時43分 登山口である馬場島を出発!
それにしても夜が明けるのが遅くなったね・・・ 辺りはまだ暗闇に包まれています。


誰もいない急登をライトの明かりだけで登りますが、不思議と恐怖心みたいなものは無かったなぁ。
遠くに聞こえる川の音と虫の音がBGMです。


出発して1時間ほどして、ようやく東の空が明るくなってきました。


北方の荒々しい稜線に輝く宵の明星。
あまりの美しさに思わず足が止まります。 こりゃ天気が良さそうだ。


そろそろライトを消しても大丈夫かな・・・?
それでも足元は木の根っこだらけなので注意が必要です。


明るくなると、いつもの登山道が姿を現します。
足元が濡れているのでツルツル滑って歩き難い・・・

このような道がまだだ続きます。
さすが体力勝負の早月尾根・・・ 寝ていない体にはやっぱキツイ!


朝日に照らされる猫又山(2378M) 快晴の空を眺めていると疲れが吹っ飛びますね。
やっぱ山はこうじゃないと!

ココ最近の登山は天気が悪すぎたので思わず笑みがこぼれます。


快晴の登山にご機嫌、ふだん撮らない高山植物をパチリ!


午前7時06分 池塘の側を通過! 今のところまずまずのペースで来ています。


鏡池? 天気がイイといろんな写真が撮れちゃうので ついつい足が止まります。
時間に余裕がないって言うのに これじゃ間に合うのか?

 
早月小屋までの最後の急登・・・ 残り1キロが恐ろしく長く感じる区間です。

見てもわかるように、前半の樹林帯は行きよりも下る時の方が足に負担がきて厄介。


午前7時21分、ようやく早月小屋が見えてきました。
写真を撮りながらの登りでしたが、目標の3時間は切れたのでひとまずは安心です。


うぉ・・・ カッコいい! 見上げると剱の主峰が堂々たる姿でそそり立っています。

しばらく休憩して、さらなる上を目指します・・・(つづく)

帰路は何キロ? 乗り切ろう!

2015年08月04日 | ヤマノボリ

ある山 の頂上付近にある有名な標識。 
風化して読むことはできませんが、これを見るとホッとするなぁ・・・ ふぅ、 あともう少し。

逆に帰路にコレ見ると、これから先の道のりが恐ろしく感じる。

今回も前回と同じ生憎の雨模様・・・ って言うか、ジャジャ降りで写真すら撮る気にもならない。
まぁ、こんな日に 日帰りで登る山 ではないんだけどね。

人生は積み重ね、山のように登っても戻ることはできないので、
自分の頂はどこなのか? 見果てぬ山頂を目指して今 登っています・・・ 

15年前に標識には会ったんだけどなぁ。
えっ、もう とっくに杉ちゃったかい?(キモト)

立山登山

2014年10月12日 | ヤマノボリ

立山 は、雄山・大汝山・富士ノ折立 の3つの峰の総称で、富士山・白山と合わせて 日本三霊山 に数えられています。
主に 雄山 のことを指して「立山」ということもありますが、最高地点は中央の 大汝山 なんです。
地元の人でもあまり知らないかもね・・・ 
ギクっ (くみコ)

今年の町内会の旅行で立山まで来ました。 旅費がオトクだったので
散策や温泉などで浪費してしまって、時間が無いけど天気もイイことだし(やっぱ)山頂を目指すことにしました。
もちろん最高峰の大汝山まで。 残り3時間ちょっと・・・ 普通なら得に問題ないでしょ。

3日前に登った 剱岳 の筋肉痛が残っているけど、慣らしには丁度いい運動だと思って出発です。


夏も終わりに近づいていると言うのに、登山道の脇には雪渓がまだ解けずに残っています。
ここまで来たら万年雪なんでしょうね。


順調に登ってきましたが、一ノ越まで来ると、上は大渋滞。
さすが気軽に3,000M級に登れるとあってスゴイ行列です。

抜かそうにも、ほぼ一列なので無理はできません。 
慌てて落石でもさせたら大変なのでここは我慢です。 時間が無いのに。
それにしても、園児(4~5歳)が挑戦していたのには驚いた!


急な岩場がありますが、滑落の心配はありません。
浮石にさえ気を使って一歩一歩慎重に登れば大丈夫です。


途中、渋滞に見舞われ予想以上の時間が掛かって ようやく 雄山 (3,003M)に到着です。
山頂も座る場所もないくらい大勢の観光客で賑わっていました。


ここから縦走ルートでさらに奥にある 大汝山 を目指します。
・・・なんだか空が曇ってきたゾ。


大汝山に行く人は少ないのか、ここから登山客が一気に少なくなります。
遅れた時間を取り戻すべく雲の中の銃走路を小走りで進みます。


道幅が狭く、交互通行の場所がありますが特に難しい箇所はありません。
多少のアップダウンはあるものの、落ち着いて歩けば大丈夫です。


おっ! 目の前に立山の最高峰(地点)が見えてきました。
う~ん・・・ 今回も天候がよくないなぁ。 途中まであんなに晴れていたのに。


そして、この大きな岩の上が立山(大汝山)の最高地点 (3015M) です。
本来ならは北アルプスの素晴らしい展望が望めるのですが、今日もガスの中です。 ショボーン(´・ω・`)

と、今日は登頂に浸っている余裕はありません。
バスの集合時間まで1時間ほどしかないので、サッと昼食を済ませ 急いで戻ります。


下りは滑り易いので 慌てず(イヤ慌ててます) 他の登山者に迷惑にならないよう(急いで)降りました。


途中にある 三ノ越
登っている時は見過ごしていたっけ・・・


そして、バスの出発15分前に無事に室堂に到着。 (最後はかなりのダッシュだった)
しかも、降りて来たら空も晴れて天気も良くなるもんなー 今年の登山は天候にあまり恵まれなかったカナ。

今回、8年ぶりに立山に来たけど、観光地として充実していて白山とは違った魅力があって楽しい旅でした。
次は家族全員で登りたいな。

今年の夏は、白山・剱・立山と、3峰登れたので満足です。 白山ならもう1回行けるか・・・?(キモト)

剱岳 その頂へ 「憧れ」

2014年09月24日 | ヤマノボリ

標高2,500M付近で突如襲った両大腿筋の痙攣。(つり)
たぶん筋肉の疲労と、体の冷えによる血管の縮小が原因であろう・・・

しばらくその場にしゃがみ込んでマッサージ(血行促進)をしながら回復を待つこと10分、足が嘘のように楽になった。
若干の痛みはあるも歩行にはまったく支障ないので登山の再開です。

 
痙攣が治まったとはいえ、足に負担のかかる場所の連続。
コース上に横たわる岩をよじ登ってどんどん高度を上げていきます。


途中、イルカのような岩を発見!


標高2,600Mを通過。
足は今のところ特に全く問題なく、ここまで快調に登っています。


両側が切れ落ちた岩の刃渡り・・・ 真ん中の土で汚れている所を歩きます。
距離はありませんが、足を滑らせて落下すると無事では済みません・・・ 最初に神経を使う場所です。 


この辺りから山の雰囲気がガラリと変わってきました。
急斜面に書かれたアルプスマーカー(ペイント)を手がかりに登っていきます。


早月小屋を出発して約1時間ちょっと・・・ ようやく核心部の入口に来ました。

先に登っていた方がこれからの岩場に備えて準備をしています。
やっぱり雨具を着込んでいる・・・ いいなぁ。


浮石も多く、足場を確認しながら一歩一歩確実に・・・ 落石させたら大変です。


標高2,800Mに到着。 白山(2,702M)を越えました。
あと700M・・・


山頂方面は相変わらずガスっていて、どこがゴール(頂)なのか解らず黙々と岩を登ります。


そして、いよいよここからが本格的な岩登りの始まりです。
山頂から数人のパーティーが降りてきましたが、雨で岩が滑るのか かなり慎重(お疲れ)な様子・・・ 落ちたら最後ですからね。
一方通行なので、全員が渡り終えるまでしばらく待機です。


そして今日一番の難所 カニのハサミ の岩場にきました。 (滑落事故が起きている場所の一つ)
ここは、岩壁に打ち込まれた鉄の杭を足場にして渡らないといけません。

今まで以上に慎重に進みますが、雨で濡れた鎖が予想以上に滑るのでとても不愉快。
こう言う時は、悪いイメージを払拭し平常心で進むのが一番です。


とは言え、真下を見るとこんな感じ・・・ ひえ~っ
高所恐怖症の方は無理かも・・・ 滑落すると命の保証はありません。 


カニのハサミの岩場を無事に過ぎると、山頂付近が薄っすらと顔を覗かせましたが、
まるで悪魔の山が呼んでいるかようです。


これから山頂に向かうルートを書いてみました。(たぶんこんな感じです。)
チョンと見える が人の大きさほどです。

岩の殿堂 剱岳 の険しさがよく解ります。


いよいよ、この主峰の土手っ腹に喰らい付きました。(ワクワク?)
ここでルートを間違えるとエライ目に合いますから、慌てずマーカーを確認しながら登っていきます。


ぐわーっ! 急でキツイわーっ 
ガスがかかってマーカーも確認し辛いし、岩も滑るし風も強くなってきた・・・(
やっぱ薄着だと寒い


ザーーッ  
と、ここに来て今日一番の雨が落ちてきた・・・ マジかぁぁぁ!
体に付いた虫を払い落とすかのような激しい雨に思わず足が止まる。

・・・「何やってんだろう?」 と、一瞬 愚痴をこぼすも、ここまで来たら戻ることもできない。 
雨に打たれながら気力を振り絞って目の前に迫った頂を目指します。


ふぅ~ 何とか(有名な?) 別山尾根との分岐の標識が見えました。  
風化して書いてある文字が読めませんが、ここまで来たら頂はもうすぐです。


やっと山頂が見えました。(雨に打たれちょっと半べそかいてます)

近道をしてペイントを無視して登ると浮石で滑落する恐れがあるので、
ここでもマーカーを確認しながら最後まで慎重に進みます。


そして、午前11時18分 標高2・999M の剱岳山頂に到着です。 ヤッター
馬場島の登山口を出発して5時間と33分。 足の痙攣や天候に悩まされたけど、何とか無事に登頂することができました。
う~ん・・・ 言葉にならない。 感無量!


生憎の空模様で下界はガスの中・・・ まったく展望は望めませんが山頂で食べるおにぎりは最高にウマイ!
この時は、先ほどすれ違った方と別山尾根から登って来た方3人・・・ 計5人で登頂を称え合いました。


12時18分・・・ しばらく待っても一向に晴れる様子もないので、名残惜しいですが来た道を戻ります。
登っている時は帰りのことは考えていませんが、来た道をまた戻ることを考えると気が遠くなりそう。


よくこんな険しい所を登ってきたよなぁ・・・ と関心しながら一歩一歩確実に下っていきます。
下りの方が事故も多く難しいので気が抜けません。


日本海側から吹き付ける風が尾根に当たって反対側では雲が発生しています。
帰りも長い道のりですが、達成感を味わいながらのびりと歩くことができました。


午後5時27分 出発地点の馬場島に到着。
足は下山の時の負荷がかかってパンパン・・・ 体力的にはまだ余裕があっても足が悲鳴を上げています。

この頃には空も晴れ、夕日が登山のフィナーレを飾ってくれました。 陽がまぶしい。


「試練と憧れ」  登山口の馬場島には有名な石碑が立っています。
剱岳に向かう人の心境を表すには、これ以上の言葉は無いんじゃなかろうか・・・ ってくらいピッタりな言葉です。

下から北アを見上げるとその中で一際存在感を露にしている 剱岳 ! 
山に興味がない人も引き付けるその雄姿は、いつの間にか 憧れ に変わり、人を引きつけます。
・・・但し、そこには簡単には辿り着けない 試練 の連続。  まさにその通りになりました。(キモト)

※ 試練の先に憧れがあると言っても、無謀な登山は禁物です。
今回は軽装でしたが(反省)ちゃんと事前に準備をして登らないと予想外の事が起こります。

早月尾根ルートは急登で距離も長く、疲れた体の後に危険な岩場が待ち構えているので、
よほどの体力と集中力がないと日帰りは出来ません。(やっちゃいけません)
しかも水場は小屋以外になく、登山客も少なくて何かあっても戻って来れないのでオススメしません。

剱岳 その頂へ 「試練」

2014年09月18日 | ヤマノボリ

剱岳 日帰り登山! 後半戦。
早月小屋でしばらく休憩してから出発です。

残り約3.0キロ。 距離的には半分を超えていますが、
これから緊張の岩場があるので、ここを中間地点と思ったほうがイイ。(これから本番!)

「うっ、さ、寒っ」
雨と汗で濡れた体に初秋の山風が当たって悪寒が体を走る。
ブルブルっ・・・ 早く体を動かそう。


気持ちを切り替えて ここから再び頂を目指します。
ロープなど使ってよじ登る箇所が増えて、道が一気に険しくなるねぇ・・・
ピリっ!  んっ?


標高2,400Mに到着。
800M登るのもそれなりに時間がかかります。
ピキっ!  あれっ?


天候は生憎の空模様・・・ 山頂方面はガスに隠れてしまっています。

 と、ここで急ブレーキ!
標高2,300Mを超えた辺りから、太ももに痛みが発生!
ここまで気を使いながら登って来ましたが、ここにきて一気に爆発? 両足の大腿筋がつって その場で動けなくなった。
体が冷えたのがまずかったのかなぁ・・・ 少しでも動かすと激痛で声も出ない。
・・・しばらく立ち止まったまま顔をしかめる。

ぐわっ・・・! あ、痛たたたたた・・・ 
「やばいなぁ・・・ どうしよう?」 

これからの急な岩場と、この天候を考えてか その足は自然と下の方を向いていた。
ポツポツと無情の雨が頬を伝う・・・(キモト)

剱岳  その頂へ 「 Q登」

2014年09月15日 | ヤマノボリ

北陸道の小矢部インター付近では大雨に見舞われたけど、
なんとか 剱岳 登山の出発地点となる馬場島に到着しました。
ここはキレイに整備がされていて、登山の基地の他にもハイキングやキャンプ場として親しまれています。

「早月尾根」
標高750Mの馬場島から一直線に、2,999M の剱岳山頂に至るルート。
標高差が2249Mもある超体力コースで、富士山の御殿場コース(2,336M)に次ぐ長さだそうです。
所要時間は8~9時間(片道)、よほどの健脚でないと日帰りはできません。


小雨が降る中、行くべきか迷ったけど一瞬顔をだした月に促されて出発です。
(予報は晴れだったので雨具を持ってこなかった) ← 山をナメ過ぎ・・・ あとでエライ目に。

 
登り始めてイキナリの急登! 体がまだ慣れていないのですぐに息が乱れます。
下から見上げた剱岳(早月尾根)を思い浮かべ、これがずっと続くと思うとゾッとする・・・

未知の道? なのでペース配分今一つかめず、松尾平までをグングン登っていきます。

 
30分ほど急登を登り切ると、標高1,000Mの松尾平に到着。
そこで、ガマカエル? がお出迎えしてくれました。
こんな大きなカエルを見たのは久しぶり。


辺りはだいぶ明るくなってきました。
標高1,000Mを超えると、大きな杉の木が目立ってきます。
かなりの老木で、貫禄があるその姿を眺めながら登ります。

 
木の根っこに足を掛けながら登って行きますが、濡れているので非常によく滑ります。
道と言うよりも、木の間を進んでいる感じ。
雨具がないので ポツポツと落ちてくる雨に今ひとつテンションが上がらない?


ふー  標高1,200Mに到着。
走れば30秒ほどで進む距離も、山だと30分以上かかっちゃいます。 

そう考えると山はやっぱ手強いですね!


1,200Mを超えても、相変わらず急な樹林の中を進んでいます。
う~ん 道(木)がどんどん悪くなって登り難くなってきた・・・

ちょと足を止めると虫がわんさか寄ってくるので、序盤は急登と虫との闘いです。
次に来ることがあれば、虫よけも必需品! 


標高1,400M通過。


この辺りはしばらく平坦な道が続くので、足の疲れをとるのに丁度いい・・・


ふーー  標高1、600M通過。
標高200Mごとに標識があってとても親切なんだけど、場合によっては絶望に変わる。
帰りがまさにそうでした・・・

 
一旦平坦になったと言え、またすぐに急な登りが始まります・・・
白山の観光新道が可愛く見えますね。

それにしても止むことのない小雨が気になる・・・


標高1,800Mを通過。

約1,000Mの標高差を登ってきました。 
雨が本格的に降り出したら下山しようと思っていますが、霧雨なので判断に迷って精神的にも参る。

 
この辺りまで来ると樹林帯を抜け、大きな岩が目立ってきた。
・・・とは言え、急な登りには変わりありませんがね。


ひーっ   標高2,000M到着。

休憩場所の早月小屋まで1キロ・・・ ここまで誰に会うことも無く登ってきました。
ただでさえ登山客が少ないルートなうえ、今日は雨ですからねぇ・・・

不安が入り混じったこの孤独感がたまらなく好きだ。


そして、池塘(ちとう:湿原の泥炭層にできる池沼) の側を通過。

 
ここは、小屋手前の丸山に続く急な登り。
ロープがあったりと、相変わらず歩き難い道を進んでいますが、登っても登っても先がまったく見えない。


そして、ガスの向こうにようやく早月小屋が見えてきました。


馬場島を出発して約3時間30分、休憩場所の 早月小屋 に到着です。
白山ならとっくに頂上に着いている頃(時間)だわ。

残り約3,0Km ・・・ しばらく休憩して、ここからが本番! 岩の殿堂に挑みます。(つづく)
それにしても雨が嫌だー・・・(キモト)

剱岳 その頂へ 「序」

2014年09月12日 | ヤマノボリ

富山市内から北アルプスを眺めると、その中で一際存在感を露(あらわ)にしているのが 剱岳 です。

その剱岳には立山経由で1泊2日で登るのが一般的ですが、
ラインにある 早月尾根ルート で行けば日帰りも可能です。

・・・但しここは距離も長く、標高差2239mもある北アルプス三大急登! 
かなりの体力がないと容易に登ることができません。(登れても降りてこれません)


昔から憧れていた 剱岳 ・・・
今の自分を推し量るにはちょうどイイかな って思って あえて「日帰り登山」 に挑戦してきました。

早月尾根(はやつきおね) ひらがなで書くと早く着きそうな名前ですが、
名前とは逆に、まさに 試練と憧れ の連続でした・・・(つづく)