オチャサイズのブログ

お茶の効能を運動に取り入れたエクササイズです。

「お茶」と「水」

2009年02月13日 | オチャサイズnews
人体(成人)で60~70%は水分が占めています。・・・ 人間(生き物)にとって「水」が重要なのは言うまでもありませんね・・・「水」が重要なのは「生き物」だけではありません・・・

よく、「お茶にはどんな水がいいのですか・・・?」
・・・と聞かれます。・・・お茶に適した「水」を選ぶ際は市販のミネラルウォーターなら「軟水」を選んでください。・・・

【水の硬度】 水中にカルシウムイオン・マグネシウムイオンの量を、これに対する酸化カルシウム(CaO)の量に換算して試料1ℓについてのmg数で表します。
100以下は「軟水」・・・それ以上は「硬水」となります。

先ほど「お茶」には「軟水」を・・・と書きましたが、それには理由があります。・・・
硬度の高い「硬水」で茶を淹れると、味が淡白になり、香りも薄く、水色が少し濁ります。・・・原因は、水中のカルシウムイオンやマグネシウムイオンが茶カテキンと結合してタンニン(旨み成分)の溶出を妨害して「味」や「風味」を変化させたり、水色を濁すのです。・・・ですから、「水」を選ぶ機会があるときは「軟水」を選んでください。・・・

しかし、普段「お茶」を淹れる際に、わざわざ市販の「水」を買ってまで淹れる必要はありません・・・「水道水」でも十分美味しく淹れられます・・・
ポイントは、カルキ臭(塩素消毒)を抜くことです。 沸騰し始めたらヤカンの蓋を少しずらし、沸騰状態を3~5分続けるとほぼカルキ臭は抜けます。・・・手間かもしれませんが、普段より少し長めに沸騰させてください。
(この季節、我が家では部屋が曇る・・・と(kumi)が愚痴ります。・・・
茶の品評会に顔を出しますが、そこでも「水道水」ですよ。・・・

「お茶」を美味しく淹れるコツは、茶葉と水の「質」の他に「水温」「量」「時間」があります。・・・後日、その事についても紹介してみようと思います。・・・



引き続き「水」の話題ですが、こんな「水」はご存知ですか・・・?



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