昨日30日、餅をついた。29日には、餅はつかないことにしている。一晩水に浸して置いたもち米は、機械に入れ50分経てば餅になる。餅とり粉を薄くまいた「もろぶた」の上で、手で丸めて大小の鏡餅にした。
「もろぶた」・・・懐かしい言葉だ。年に一度、年末に出てくる名詞だ。子供の頃、近所の数軒が臼のある我が家に集まり、餅つきをした。
かまどの蒸篭で蒸した米を、大人に混じって杵でついた。丸めた餅を、時々口に運びながら「もろぶた」に並べ重ねていった。
今ある「もろぶた」は、この時のものである。もう、僅か4箱しか残っていない。薄い板がやせている。木釘も折れているものがある。
年が明けたら、手直しして大事に使おう。この「もろぶた」を見ていると、何故か心温かくなれるから。
(写真は、古い「もろぶた」)
「もろぶた」・・・懐かしい言葉だ。年に一度、年末に出てくる名詞だ。子供の頃、近所の数軒が臼のある我が家に集まり、餅つきをした。
かまどの蒸篭で蒸した米を、大人に混じって杵でついた。丸めた餅を、時々口に運びながら「もろぶた」に並べ重ねていった。
今ある「もろぶた」は、この時のものである。もう、僅か4箱しか残っていない。薄い板がやせている。木釘も折れているものがある。
年が明けたら、手直しして大事に使おう。この「もろぶた」を見ていると、何故か心温かくなれるから。
(写真は、古い「もろぶた」)