まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊NEWSLETTER799

2013年04月10日 |  マツタケの林地栽培 

4月13日(土)、第384回マツタケ山づくりを行います.午前10時に京都市左京区岩倉 村松町の香川山(自称)にお集まり下さい(ブログ下記の§活動拠点へのアクセスを参照下さい).当日の活動報告は榎本輝彦さんの担当です.先週の男厨シェフ小原 清さんのカレーも好評でした.当日の料理人たち,女性の応援もありました(写真1).ありがとうございました.
1)
 
 先ずは、図1をご覧下さい.これは京都市左京区岩倉にある私たちの活動拠点「香川山」の3月の気象データです。暖かくなったと思えば寒くなるを繰り返しています。2月(省略)・3月の地温も高く、それぞれ最低地温の月平均も4.6℃、6.7℃と非常に高い。
           図1)
 この温度では、生物の代謝活動は「休眠」もせず活動を続けていたことになる.今年も病原虫などの生残率が高くこれらの食害などが多くならないかと心配である。アカマツの根も、伸長速度を低下させれども、伸び続けていたであろう。
 京都気象台(中京区円町)の気温は、平年と比べて平均気温で1.6℃高。雨は平年の60%、その分日照時間は20時間長い。
 4月になって,気温は平年を上回る日が多くなっている.まつたけ山づくりに自転車で出掛ける仲間も気持ちよさそうです(写真2)。寒く感ずる日もありますが,やはり春です。先週(4月5日)には満開状態だった香川山の桜も終わりを迎えているでしょう(写真3)。気がつけば、桜前線も東北地域の南部にあります。
2)  3)
 山の植物も春らしい装いをしています。タラノキの芽が出ている(写真4)。サクラの8分目の開花と連動するそうです(ウイキペディア)。アカマツの先端の様子です(写真5)。相変わらずの鹿の食害や角研ぎ被害が耐えません。痛ましいのは、樹皮が柔らかい幼年のアカマツです(写真6)。

              4)    5)
6)                写真等は左クリックで大きくなります.
 

 玉城山では、イノシシがミミズ探しをする。最もこんな林床では、マツタケは生活できませんが・・・・・。日本の多くのアカマツ林も、恐らく、ミミズが生活できる土壌になっていることを示しているのだろう。
 昨年、京都北山で観察。マツタケのシロ付近の林床を、イノシシがミミズ探しで大々的に天地返しをしていた。発生しているマツタケを食うわけではないようだが、これでは子実体が壊れる。シロへの影響もあるだろう。
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まつたけ山復活させ隊 活動予定日           
       2013年4-8月
回     開催日  報告担当者    男厨メインシェフ
384    4月13日    土    榎本   
385    4月19日    金    三輪   
386    4月27日    土    池内        
        4月28日(日)午前9時30分~午後5時40分 京都大学地域研究統合情報センター主催の共同利用・共同研究報告会 於稲森財団記念会館 3階(地図http://www.cias.kyoto-u.ac.jp/access/ 京都市左京区川端一条下がる東) 
387    5月04日    土    内田      松浦
388    5月10日    金    宮崎   
389    5月18日    土    榎本   
390    5月24日    金    三輪   
391    6月01日    土    宮崎      内田
392    6月07日    金    内田   
393    6月15日    土    宮崎   
394    6月21日    金    榎本   
395    6月29日    土    三輪   
396    7月05日    金    宮崎      杉山
397    7月13日    土    内田   
398    7月19日    金    宮崎   
399    7月27日    土    榎本   
400    8月02日    金    三輪      川崎
401    8月10日    土    宮崎   
402    8月16日    金    内田   
403    8月24日    土    宮崎   
404    8月31日    土    榎本    京都造形芸術大学学生参加

§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山 (京都バス停留所「岩倉村松」から北東へ450m徒歩6分) 
 活動開始は午前10時頃から,終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.
このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側)40分
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル1番)約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

§参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.食材費(実費)+消耗品費として現在 400円を徴収.

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§カンパありがとう!
    
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活!京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173

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§参加や見学希望の方は、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.
内容
まつたけ山復活させ隊の活動について 
§1 我々のまつたけ山再生運動とは? 
§2 まつたけ山復活させ隊に参加するには 
§3 私達のマツタケ山造り(作業方法の特徴)
§4 こんな活動をしています! 
§5 今年の予定と目標?

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§主 催
まつたけ十字軍運動
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学)
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305 matsutake10@gmail.com

香川理化学研究所
代表 香川 晴男

§共 催
京都大学マツタケ研究会
代表 大石 高典

コメント
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