まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER 483

2010年02月26日 |  マツタケの林地栽培 
岐阜県高富マツタケ研究会メンバーに 我々のマツタケ山づくりを説明する(左:榎本輝彦さん)




まつたけ復活・里山再生市民運動

 第228回の活動報告です。昨日関東では春一番が吹いたと聞いているが今日も暖かい日である。岐阜県山県市からのお客さんにはあいにくの日和だしこちらのメンバーも少ない。予報とは違って雨も風もたいしたことはないが、香川山BCの整備をしたり枯損木の焼却に勤めた一日でした。
 
 今日の参加者(敬称略)は、橋本、榎本、小原、前田、雅子、中野、猫田、早川(岐阜市)、田川(宇治市)、大島、北野(京都)、まりこ、有山、以下部分参加のツトムチャン、内田、村上、玉城、と岐阜県山県市高富マツタケ研究会の12名と吉村で合計31名でした。
 
 7時頃岐阜を出発し11時頃に岩倉に到着。香川山の概況を説明しマツタケ談義をするが、マツタケを採った経験は豊かにお持ちでもマツタケの生活を科学的に眺めた経験は少ないように思われる。
 
 現在のアカマツ林は昔と違ってマツタケが生活できない姿になっている。誰がしたのか?仕方なくとはいえ、自分が林を放棄したためである。いわゆる土壌の富栄養化が進んでしまった。ちょっと手を入れたくらいでそれを改善することは難しい。マツタケが簡単に戻るほどいい林はない。

 「自分の時代はだめだが、せめて孫かひ孫がマツタケで飯が食えるアカマツ林を今準備したい」という気持ちで粘り強くマツタケ山づくりを続けてください。
 
皆さんの活動はNikon写真でご覧いただけます。それにはブログの(http://blog.goo.ne.jp/npoiroem)の左のブックマークのNikon写真集からお入り下さい。
 


まつたけ山復活させ隊・まつたけ十字軍運動
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学者)
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305
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