まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER 481

2010年02月20日 |  マツタケの林地栽培 
松枯れによる枯損松の伐採が続く・・・





まつたけ復活・里山再生市民運動

第227回(2月20日)活動報告


 快晴だが、朝はまだ寒い。前回地掻きをしたチップ撤去の後には薄氷が張り、残っていたチップ層には霜柱が立っていた。そのような中、新入メンバーも加わり、新聞の取材も受け、(敬称略)玉城、橋本、小幡(武)、小幡(淳)、中広、森、小吹、榎本、三木、小原、前田、有山、加藤、川本、三品、内田、大久保、松浦、雅子、宮崎、堀井、多田、越智、中野、大島、中川、山田、吉川、川崎、阿閉(仁)、阿閉(眞)、猫田、池内、吉村、石原、田中、中塩路、三輪、村上、朝早くツトムちゃん、地元の子供たち2名の計42名が参加された。

<本日の作業>
<BCの朝>・・・始業前の打ち合わせ、点検作業。


<グループ・ヤマガラ>
 午前中、澤田山第Ⅰ整備区峠上の皆伐区での萌芽の手入れ。
 午後は、シジュウガラの「桧皮葺お宿」の設置作業。各整備区に合わせて7箇所取り付けた。例年可愛い子育てが見られるが、中には箱の中でミイラになった雛もあり、自然界の厳しさを垣間見ることもある。


<澤田山Ⅰ・Ⅱ>
<阿閉班>・・・前回の続き。地掻きと除間伐作業。
<中広班>・・・澤田山上部尾根筋の整備作業。除間伐作業が進む。
<宮崎班>・・・除間伐材の搬出路の整備。(班長さんからのお知らせ)
 昨年、最初に整備をやりかけた上部尾根筋幅約10m長さ約50mの範囲を、わずかに残るアカマツを残して皆伐、地掻きしアカマツ林の再生を目指したいと思います。林道側から見上げた添付写真では見えていませんが、赤矢印基部から上の尾根となります。

 現在、そのための準備段階として、尾根筋アカマツ再生予定域から出る除間伐材、地掻き腐植の林外搬出路の確保を始めています。添付写真のチェンソーの下部が林道で、作業地はヤマガラ班A区の林道を挟んで真向かいになります。赤矢印に沿って排出用シューターを構築する計画です。シューターは玉城山のシューターに習い、除間伐丸太をハシゴ状に組んで木馬道風に構築する計画です。距離は約40mです。これまでに計画路線にある障害木の除伐、不整地形の補修を終了しました。次回より計画路線脇にあるヒノキを伐採し、そのままシューターの左右側面支持体として設置する予定にしています。次に左右の丸太に交差させてハシゴ状に短丸太を並べて設置し木馬道風滑り台とする予定です。シューター完成後、本格的な除伐、地掻きを開始します。
 なお、シューター設置予定の下部山域はすでにアカマツが壊滅状態で、コナラを中心とした落葉広葉樹、ソヨゴを中心とした常緑広葉樹の混交林に相変化してしまっています。そのためアカマツ林としての再生よりも、向かいのヤマガラ班整備地Aに合わせて薪炭材・落葉腐植堆肥採取林、昆虫・キノコ・山菜・野鳥観察・森林浴などの癒し林として再生する方が有意義と考え、その方向で整備を進める予定でいます。できれば将来、下部林内には休憩所的な東屋も作ってみたいと思います。また、整備で出る粗朶類を利用して、ヤマガラ班A区に習って作業域周囲をシシ垣で囲います。
 以上の計画で進めたいと思っていますので、ご協力いただける方よろしくお願いいたします。

<玉城山Ⅰ・Ⅱ>・・・第1整備区と第2整備区がいよいよつながる時が来た。ほぼ1,500坪余(0.5ha)のアカマツ林が再生される予定だ。


<香川山BC>・・・今日も製材作業が続く。お昼は、鰯の蒲焼丼、お浸し、味噌汁とフキノトウの和え物。

作業後のおやつは、前回掘り出した厚鉄板で焼いたお好み焼きだった・・・美味!。

<榎本記>

コメント
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