まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-264-

2007年11月29日 |  マツタケの林地栽培 
楽しい食事のとき


京まつたけ復活・里山再生市民運動


第120回(12月1日) 開催のお知らせ

 今年も 後1ヶ月となります.12月には都合4回の活動日がありますが、地元岩倉を始め北海道や鳥取県から参加者あり、また、18日(本年最終)は、餅つき大会ありで、多様な活動でこの1年を締めくくることが出来そうです.
皆さんのいっそうのご協力をお願いします.  

開 催 要 項
「まつたけ復活・里山再生市民運動」は、生物の保全・多様性上危機に瀕する里山をマツタケの生活するアカマツ林に戻すことが目的である.
1)山-川-畑・水田(-海)のつながりを意識する.
2)“自然”との共生-徹底した有機物循環型の農林「業」をおこなう.
3)里山のバイオマス資源と有用植物・キノコなどを活用する. 
運動の中身は参加者の皆さんが創り上げることを前提としている.参加者の数だけ面白いことがあると自負している.

1)実施日:2007年12月1日(土)
2)集合時刻:午前10時30分.但し朝10時頃から活動は開始されている.

3)集合場所:
京都バス「岩倉 村松」行き終点、村松バス停.初めての方は要連絡(連絡先は下記)あるいは京都市左京区岩倉村松町現地アカマツ林(「村松」から徒歩6分).

4)アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車:このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側、約40分)
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約20分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル 1番、約10分)
(地下鉄烏丸線はJR京都駅・烏丸四条、烏丸御池・国際会館などに停車)

5)服装等:山で軽作業できる服装、ノコ・ナタ、運動靴か長靴か地下足袋、雨具、タオルなど.

6)持参するもの:昼食は皆で作るので(結構リッチで驚いている)、MY皿と椀と箸、コップ.料理の持ち帰り容器など、飲料水(お茶があるので水筒).食材費(実費、通常400円くらい)は徴収

7)降水確率(京都府南部、午前7時)が60%以上の日は、原則的に活動は中止.しかし、山や畑にも、「雨の日には雨の、雪の日には雪の景色がある」といって、皆さん岩倉で補修作業などされます.

参加費は無料(活動費は皆さんの浄財カンパで成り立つ).資格も問わない.参加時間も自由.傷害保険等は各自加入のこと. ゴミ等は各自持ち帰り.

<本日の作業予定>
“共通の道具類の点検、補修、片付けの徹底”を心がけて下さい.
1)先週、せっせと皆さんが作った木灰を、朝一番に火床から掻き出して、水田に運びます.

2)岩倉地区の子供達とお母さん方がバームクーヘンを焼く.

3)京都大学サークル“野食計画”の学生が、その活動を岩倉で展開する.

4)玉城山(榎本班)、澤田山(中廣班、前田班)は、それぞれ、今回のマツタケ発生確認を受けて、意味のある作業エリアの特定が可能になりました.今年発見されたシロが来年にかけて元気で生活できるように、また、第2、第3の京まつたけ復活をめざして、マツタケ山づくりを続けましょう!

5)香川山周辺も放棄され、荒れています.阿閉(仁)班が、山大好き女性のための里山再生作業を開始します.参加を求めています.

<皆さんの活動の様子を見る>
それらを覗くにはパスワードが必要.
Bookmark(画面左下)中のまつたけ復活・里山再生運動写真集(Nikon)を左クリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛ぶ.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(10時: 半角英数)を入れる. これでOK. スライドショウが見やすい.
もう一つ、まつたけ復活・里山再生運動活動風景(Yahoo)をクリック.Yahoo Japan のフォトに入る. IDはmatsutake40, パスワードは10jidesu(読みは<10時です>すべて、半角英数).フォトアルバム内の「アルバムを見る」をクリック.画面が変わり、“まつたけ復活・里山再生運動”の文字を左クリックでOK.   
両者とも必要な写真は、右クリックで保存下さい.

<お知らせ>
1)12月3日 (月)午後9時-30分 KBSテレビ(関西エリア) 「京のいっぴん物語」で まつたけ料理が取り上げられる.まつたけ十字軍の活動、京まつたけ復活の話題も紹介

2)12月9日(日)、午後1時30分過ぎから、鳥取市吉方温泉佐々木さんが、岩倉を見学にお越しになる.氏は、学校の先生で、休みの日にしか動けないため、日曜日になったのである.メンバーの皆さん! 是非、意見交換にご参加下さい.

3)第18回 京都府木津川市鹿背山で、里山産業創造ワークショップ開催
12月7日(金)雨天の場合は、中止します。12月20日(木)雨天の場合は、21日(金)に延期します。  午前9時30分 観音寺峠道の入口に集合  まつたけ山の下草刈りと間伐と地掻きを行ないます。 ※峠道入口の南側(モン・ソイユ向い)に駐車スペースあり。 外来の方はJR線路側から進入してください。
問い合わせは、都市機構・事業計画第2課、田中まで (TEL 0774-73-2708[直通])。

4)龍谷学会学術講演会
日時:2007年12月12日(水) 午後3時 ~ 5時
場所:龍谷大学 大宮キャンパス 清和館3Fホール
テーマ:寺社建築と日本の森の復興 ~木の文化の継承に向けて~
講師:飛山龍一 氏
林野庁研究保全課森林保全推進室室長
講題:「文化財建造物を未来につなぐ森づくり」
講師:伊藤延男 氏
文化功労者・東京文化財研究所名誉研究員・ICOMOS(国際記念物遺跡会議)名誉会員・神戸芸術工科大学名誉教授・文化遺産を未来につなぐ森づくりのための有識者会議代表
講題:「木造文化財建築の歴史と継承-補修用材・技術を巡って-」
問合せ先:〒600-8268 京都市下京区七条大宮東入TEL.(075)343-3311 内線5412(龍谷学会)

<メール便り> どんどんお寄せください!
1)カナダトロント大学の Dr. Shiho Satsuka から
 遅ればせながら京マツタケ復活のニュースをブログで拝見しました。おめでとうございます!
夏の暑さ冬の寒さにも負けず続けられた皆さまの努力が実ったこと心からお喜び申し上げます。ブログから皆様の喜びが伝わってきて、とても元気づけられました。
2006年の夏に活動の様子を拝見させていただいて以来、「十字軍」の皆様の活動からもっと学ばせていただきたいと思い、大学に研究費を申請したところ先ごろ承認されました。できれば来年の夏ごろから数週間、活動の体験参加をさせていただくことは可能でしょうか?また、雲南へのマツタケ調査もご一緒させていただければ幸いです。
12月14日から1月25日ごろまで一時帰国いたします。ぜひお会いできればと思います。12月18日の活動日に参加させていただいてもよろしいでしょうか?
皆様、どうぞ ご自愛されますよう。益々のご活躍お祈りいたします。

<ありがとう> 
 小林雅子さんからカンパを頂戴しました.

  12月の活動日
第121回活動日2007年12月08日(土)岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第122回活動日2007年12月11日(火)岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第123回活動日2007年12月18日(火)岩倉村松集会所前集合 午前9時00分
大忘年会(餅つき大会)

カンパ等の振込先: 
氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦 
銀行名: 京都銀行 山科中央支店 
口座No.: 普通預金 3698173 

主 催 
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 代表
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27.075-581-8932, 090-6227-4305

共 催 団 体
大月 健
京都大学マツタケ研究会 代表
京都市左京区北白川 京都大学農学部図書室気付(大月 健090-4280-3334)

NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
コメント
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