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花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

ダイヤモンド富士?と「氷室椿庭園」

2012年04月01日 | 花シリーズ
4月1日、新年度がスタートしました。

前日の31日は春の嵐に見舞われ、我が家の庭の「枝垂れ梅」も終わりです。
10日以上前から咲き出していましたが、写真に収める時期を逸しました。
去年は2月下旬に紹介していますので、ずいぶん遅れたことになりますね


代わりに「ハクモクレン」が咲き出しましたが、昨日の風雨にたたられて
あっと言う間に散りそうな気配
今年はお花の数も少なくて淋しい限りですが、記録としてUP致します。

今日は風は冷たかったものの、春の陽射しに誘われて横浜港に行きました。
「サクラの開花宣言」も出されて、いよいよ春本番ですね

4月1日、我が家から見た富士山の夕景

我が家の2階のベランダから「富士山」方面に沈む夕日を撮影しました。
もうずいぶんと富士山の右側(北)に太陽が沈んで行きます。

3月21日「ダイヤモンド富士」?

同じ住宅街に住む「カメラ教室」のお仲間のおじ様から、我が家近くの公園から
ダイヤモンド富士が見られるのは3月21日とのメールが届きました。

お天気は上々、早速我が家から歩いて2分の公園に行って三脚を立てました。
午後5時45分、太陽が沈み始めました。


昼間下見して、ここと決めた場所には先客が・・・
やはり同じ「カメラ教室」の先輩でした。

私は茂みの中に三脚を立て、覗いてみると「電線」や木が邪魔をします
300mmの望遠レンズに変えて、裾野はカットし頂上のみを狙う事にしました


午後5時48分、太陽はまさに富士山の頂上にパカッとはめ込まれるように沈んで行きました。


これって「ダイヤモンド富士」、何かが物足りない
そう、ダイヤモンド富士特有の放射線状の光の輝きが見えないのです

主人に言わせると「これはダイヤではない」、トホホホホ

一緒に並んで撮影していた先輩も、やはりピカッと光る輝きは撮れなかったと言っていました。

富士山の周辺の水蒸気のような「雲」が原因だと思いますが・・・
私としては初めての挑戦なので、輝きのない安物の「ダイヤモンド」でも満足です。


我が住宅街の一番端の「南公園」のダイヤモンド富士は、翌日の22日と聞きました。
そちらの方が見晴らしが良く、電線も邪魔しないで富士山の美しいカーブを描く裾野までが見られます。

翌日に期待することにして、ひとまず撮影は終了しました。


ちなみにこちらは以前UPした3月15日の夕景の富士山です。
太陽は僅か半月で、冨士を通り過ぎてずいぶん北に沈むようになるのですね。

「古代エジプト文明」や「マヤ文明」など・・・
大昔から研究し尽くされてきた「暦」の不思議さを改めて実感しました。

     


「氷室椿庭園」
翌日の22日は春めいた暖かい日和で、私はSさんの案内で
椿の花が楽しめる茅ヶ崎の「氷室椿庭園」に行きました。


茅ヶ崎駅南口から徒歩約15分、雄三通りを真っ直ぐ海へ向かって進み、
少し東へ進んだ閑静な住宅街に、氷室椿庭園はあります。


特におすすめは「氷室雪月花」
淡桃色の地に紅色の絞りが入った美しい品種です


氷室椿庭園は三井不動産の元副社長である氷室捷爾さん・花子さん夫妻の庭園を
ご遺族が茅ヶ崎市に寄贈したもので、平成3年10月に開園しました。


広さ約2,800平方メートルという広い庭園には、
椿や松など1,300本におよぶ庭木類が植えられています。


「日の丸」、園内の椿は約250種類もあり「隠れ磯」、名前など到底覚えられません

「京小町」、優しいピンクも良いのですが「紅妙蓮寺」、紅色の存在感は凄い!

「紅唐子」、目についたお花だけ記しますが「かりょうひん」、初めて見る椿が殆んどです。

この日は全体の6~7分咲きと言われました。
珍しい「黒椿」が咲き出すのは4月初めとか・・・

我が家には実家から持ってきた白い一重と赤い八重の椿があります。
ポロリと散る椿は「武士の散り際を表しているので、家の庭には植えない」と言っていた
主人の母を思い出します。


でも華やかな色とりどりの椿を見ていると、そんな言葉も忘れる趣です。

それにしても茅ヶ崎は昔のお金持ちの別荘が多い所と納得しましたよ。

「高砂緑地」
都会人が茅ヶ崎に別荘を設ける風潮は、明治27年ごろに始まり、
医者の永野嘉十郎、九代目市川団十郎がそのはしりと云われているそうです。

JR茅ヶ崎駅より南へ約200メートル、静かな住宅街の中、
松を中心とする緑豊かな高砂緑地は、明治の有名な新派俳優である川上音二郎の別荘でした。


川上音二郎氏は、九代目市川団十郎に憧れて茅ヶ崎に居を構えたそうな・・・

その後は原安三郎氏(元日本火薬・会長)の別荘となりましたが
昭和59年に茅ヶ崎市が購入して日本庭園を構えた高砂緑地として昭和59年に開園しました。


2月3月はが見頃の公園として一般開放され、カワセミの姿も見られる池が佇んでいました。
嗚呼、私も温暖な海辺に「別荘」が欲しいです
いやいやぁ~、津波が怖いから、アルプスが見える山の麓が良いかしら?
今からではとても無理な夢物語ですが・・・

こうしてカメラ仲間のSさんに案内されて茅ヶ崎探訪をしてから
午後は玉縄桜の咲く「大船フラワーセンター」に出向いた次第です。

この日は気温が上がり、夕方帰宅した頃にはモヤッていて
残念ながら「南公園のダイヤモンド富士」は望めませんでした。


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「フラワーセンター・大船植物園」の山野草

2012年03月29日 | 花シリーズ
3月22日
春風に誘われて、カメラ教室の仲間のSさんとカメラ片手に湘南に繰り出し

「フラワーセンター・大船植物園」で、丁度見頃の「玉縄桜」や「おかめ桜」に
感激しましたが・・・

他にも予想をしていなかった嬉しいお花に出会えました

「キクザキイチゲ」・「ヒメリュウキンカ」

私の大好きな青い空の色に似た「キクザキイチゲ」を見つけました


黄色の姫リュウキンカと一緒に咲いています。

ブルーと黄色のコラボが春めいて・・・ユキワリイチゲの春色も加わります♪

キンポウゲ科のお花が三種類、一緒に混じって春のハーモニーを奏でていました

姫リュウキンカは我が家にもありますが・・・
今日見たら、小さな蕾が一つだけちょこんと葉の間に見られました。

大雪山ではこの三倍以上もある大きな黄色いお花の「エゾリュウキンカ」
雪渓が溶け出す7月中旬、白い雪の脇に群生して咲いていたのが印象的でした。

「ユキワリイチゲ」

2週間以上前に、鎌倉の「浄妙寺」まで見に行った「ユキワリイチゲ」
苔むしたお寺のお庭の方が、風情は感じられますが・・・

群生の見事さはこちらの方が勝りますね。


満開の「サンシュユ」のお花を写そうと、木に近づいて初めて足元にたくさんの
可愛いお花があることを知りました

Sさんと夢中になってカメラを向けていると、通りがかった職員さんが
「オオミスミソウ」(ユキワリソウ)が咲いていることを教えてくれました。

「オオミスミソウ」(ユキワリソウ)
「森の小道」の落葉樹の間に、色とりどりの小さなお花が咲いていました


山野草の中でも、三本指に入るほど大好きなお花です

中学時代を過ごした新潟では、あの頃、あちこちに咲いていた・・・
今でもこのお花に会えるという「角田山」佐渡の「ドンテン山」
いつか訪ねてみたいと思っています。


たくさんの色が楽しめるオオミスミソウもキンポウゲ科のお花です。

春一番に雪を割って出てくるから「ユキワリソウ」とも呼ばれていて、
私はこちらの呼び名の方が馴染んでいます。

6年前には1時間半ちかくかけて、大和市の「泉の森」まで見に行った・・・
それが我が家近くの大船で見られるとは、嬉しい限りでした。

春の陽射しが地表に届く頃2~3cmほどの楚々としたお花を咲かせます


春の到来を告げてくれる花々は、ブナ、ミズナラなどの葉が茂る前に
急速に生長し花を咲かせ、新緑の頃にはその姿を消してしまいます。


木が葉を広げる前、一斉に「春植物」が花を咲かせる現象は、その期間が短いことから
“スプリング・エフェメラル(春の短い命)”と呼ばれています。


春の「妖精たち」の一瞬の輝きは、厳しい環境の中で長い時間をかけ形成されたものなのですね。

今年の冬は特に厳しくて長かった・・・
春を待ちかねたように咲きほころぶ花たちを、私も探しに出掛けてみたくなりました。


私が山にのめりこんだきっかけも、木曽駒ヶ岳の「千畳敷きカール」で見た花々に
感激したことから始まりました。

そして次ぎに縦走した北アルプス「燕岳~常念岳~蝶ヶ岳」の、槍・穂高のパノラマ大展望
「コマクサ」を初めとするお花畑に魅せられて、本格的に山に行きだしました。

厳しい環境の中で咲く健気な「高山植物」や「山野草」を求めて
膝や腰を労りながら、これからも元気に追いかけて行きたいものですが・・・


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春が来た♪、桜・桜・桜

2012年03月22日 | 花シリーズ
ソメイヨシノが咲き出しました。
と言ってもこちらは「フラワーセンター大船植物園」の早咲きのソメイヨシノの仲間
「玉縄桜」(タマナワザクラ)です。


「カメラ教室」の後期の写真展が、関内駅前のギャラリーで
15日から21日まで開催されました。

私にとっては初めての経験
どうにか無事に終了しホッとしております。

2月末には「リメイク教室」の作品展もあり、親しい友人の「染めと織物」の展示会にも駆けつけて
間にカメラ仲間と写真展のハシゴ・・・

それぞれ別の施設にお世話になっている両親の様子も見にいかなければなりませんし
おかげで2月3月は目の廻るような忙しさでした。

コメントを戴いた皆様の所にもお伺いできずに失礼しております

「フラワーセンター・大船植物園」

一段落した22日は春の陽気に誘われて、カメラ友のSさんを誘い
お花の撮影に繰り出しました

本当は「三浦海岸の河津桜」を見に行く予定でしたが、前日に行ったSさんの友人のお話しでは
「もう葉っぱが出だして終わりに近い」
「色を添える菜の花も伸びきって、撮影するにはイマイチ」とのことで
急遽行き先を茅ヶ崎の「氷室椿庭園」「大船フラワーセンター」に変更しました。

椿はまだ6~7分咲きでしたが
フラワーセンターの桜はまさに見頃でした

「玉縄桜」

先週、NHKのローカルニュースで紹介されていた大船フラワーセンターの「玉縄桜」
花期が2月中旬から3月下旬と大変早く、約1ヶ月の長期にわたって鑑賞できるのが特徴です。


昭和44年に台木養成を目的に「染井吉野」の種子を播種
その苗の中に発芽が半月ほど早い株があることを発見し、そのまま育成、

昭和49年に初めて開花、
花は「染井吉野」に似ていますが、20日ほど開花が早いことを確認、
平成2年に種苗登録されたそうです。

品種名は、フラワーセンター近くの由緒ある地名の「玉縄」を「桜」に冠したものです。


「染井吉野」を少しでも早く、そして長く見ていたいという希望を
かなえてくれた桜といえますね。


こちらは「玉縄桜」の若木・・・
ソメイヨシノの艶やかさが出るのはまだ先のようです。


菜の花の向うに見える桜は濃いピンク色、寒緋桜系でしょうか?

春めき(足柄桜)

春めき桜はカンヒザクラとシナミザクラの交雑種の一つとされ
足柄桜と呼ばれたこともあるようです。


青空に、濃いピンクが映えますね


南足柄市内で彼岸のころに咲いていた桜の枝から育成し、
2000年に品種登録されました。

今年は「あたみ桜」「土肥桜」、そしてここの「玉縄桜」と「春めき(足柄桜)」と
それぞれ郷土の名前が付いた多くの桜を知りました

「おかめ桜」

早咲きの新種として、豆桜(フジザクラ)と寒緋桜との掛け合わせで、
イギリスの研究所で誕生しました。

イギリスの桜の研究者イングラムが日本風な名前をと考えるにあたり、
『おかめ』になったと言われているそうですが・・・


名前に似ず、可愛い桜
淡い紅色の一重咲きで、花が下を向いているのが特徴です。


早咲きで花期は2月下旬から3月上旬ごろだそうですが、今が盛りとは
今年はやはり遅れていのですね。

「大寒桜」

埼玉県川口市安行の田中一郎邸にあったカンザクラの一種で、
安行の小清水亀之助によって広められました。

カンヒザクラと山桜、ないしはカンヒザクラと早咲きのオオシマザクラの雑種と考えられ
安行の土地にちなんで、安行寒桜(アンギョウカンザクラ)の別名もあるそうです。

開花時期は3月の中旬~下旬くらいで
普通の寒桜より大輪で、開花時期も遅いようです。

「河津桜」

ご存知、今では全国区になった河津桜
早咲きオオシマザクラ系とヒカンザクラ系の自然交配種と推定されています。

河津町田中の飯田勝美氏(故人)が1955年(昭和30年)頃、偶然発見したさくらの苗を植えました。
詳しいいきさつと普及の歴史、そして河津桜の特徴はこちらをご覧下さい。


先月に伊豆の河津まで行きましたが、殆んど咲いていなかった
でも・・・
ここでもお花畑の奥に咲いていて近づけず、アップの写真は撮れませんでした

今日22日の最高気温は16度くらい上がったようです。
暖かい春の陽射しの中の桜見物・・・
カメラ教室で一緒のSさんと心行くまでシャッターを押しました

でも、個人で行って写した画像は講評される機会がありません
この記事をご覧の皆さまの厳しいご指導をお待ちしておりますので
宜しくお願い致します。








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速報!花情報・熱海の桜と梅

2012年02月25日 | 花シリーズ
暖かい雨の後にポカポカ陽気となり「春か来たと思いましたが
すぐ叉冷たい雨が降り、春は隠れてしまった感じです。

なかなかスンナリと「春」は来てくれませんね。

2月23日~24日と、伊豆に一泊のドライブ旅行に行ってきました
活き魚料理と温泉を堪能するのが目的・・・

季節がら、伊豆稲取の本場の「吊るし雛」と「河津桜」見物も楽しみにしていましたが
「河津桜」の開花が大幅に遅れて、2月23日現在一分咲き

ところが晴れ間の見えた翌日の24日、帰路に寄った
「熱海梅園」前の市道の「あたみ桜」が8分咲きで楽しめました。

「あたみ桜」

「あたみ桜」は毎年1月上旬~2月に咲くインド原産の寒桜の一種

明治4年頃イタリア人によってレモン・ナツメヤシとともに熱海にもたらされ、
その後先人たちの努力により増殖が行われたそうです。


例年1月初旬より開花し、沖縄の寒緋桜と並んで日本列島で最も早咲きの桜です。
河津桜より約1ヶ月早く咲くらしい・・・


梅園入り口前の、初川沿いの「あたみ桜」が5分~8分咲きで、見頃を迎えていました

例年1月中旬から2月が見頃だそうですが、今年は3週間遅れでやっと咲いたようです。


梅園足湯横の「あたみ桜」はもう満開でした。

ソメイヨシノよりもピンクが濃くて、ふんわりと丸い感じの花びらですね。

近くには「糸川さくら祭り」の案内板が数多く出ていました。
50数本の桜が植えられている糸川沿いでは、26日(日)までライトアップされるそうです。

他にも海浜公園、姫の沢公園、市役所前の花ひろばなどに、
いままで私がその存在すらも知らなかった「あたみ桜」が咲いているとのことでした。

2月24日・「熱海梅園」の梅は五分咲き!

明治19年に開園した熱海梅園は、歴史のある梅園です。
樹齢百年超える梅の古木を含め、早咲き・中咲き・遅咲きの梅が約730本。
早いものでは12月下旬に咲き始めるとか。


「梅祭り」期間中は、園内に土産店もオープン


日本一開花が早い梅園というのがうたい文句で、
今年は1月1日から3月4日までが「梅祭り」の予定でしたが
開花が4週間近くも遅れ、3月11日(日)までの延長になったようです。


こちらは赤い色が印象的な八重の「鹿児島紅」


昨年テレビでも紹介されたという緑の梅「青軸」



こちらはふっくらした「酔心梅」でしょうか?


我が家でも遅れて咲き出した「冬至梅」が、この熱海梅園でも満開。

園内は水仙もたくさん咲いていて、梅と水仙の甘い香りが漂っていました。


2月24日(金)のこの日は気温も15度くらいに上がり、
気持ちの良い「観梅日和」でした。


団体のツァー客や個人のグループが大勢いましたが、
開花の遅れの情報がニュースなどで紹介されたようで
お昼過ぎの入場にもかかわらず、駐車場も殆んど待たずに済みました。

澤田政廣記念美術館中山新平記念館


「梅祭り」のイベント期間中は、源泉掛け流しの足湯や
熱海出身の文化勲章受賞の彫刻家「澤田政廣」の作品が並ぶ美術館が無料です。


人工の「滝」は裏側からも見ることが出来ます。


10年以上前に、山仲間と函南の「たんな断層」を見てから歩き出し
伊豆スカイライン近くにそびえている「玄岳」に登り、熱海側に下りました。

あの時、この「梅園」に寄りましたが、あれからずいぶん様変わりし施設も増えましたね。

ヤナギバヒイラギナンテンの花そして実

カンアヤメも咲いていました丘の上には日韓友好の「韓国庭園」も・・・




入園料は一般は300円、ただし熱海市民や熱海の施設利用者は安くなります。
駐車料金は600円(休日は時間制限アリ)
詳しい情報はこちらです。

帰り道に突然思い出して寄った「熱海」
思いがけずに桜と梅の両方が楽しめました

温暖なこの街にはパースで感激した「ジャカランダ」の並木道もあります。
次回は初夏の頃に紫ピンクのジャカランダのお花を見に訪れたいと思いました。

尚、パースのジャカランダの画像こちらで紹介しています。


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小出川の彼岸花・その2

2011年10月05日 | 花シリーズ
富士山と田んぼと彼岸花
10月4日(火)、朝起きると快晴の空が広がり、富士山が見えていました。

「母の病院に行く前に、再び小出川に行ってみよう・・・」
この日を逃したら、富士山と田んぼと彼岸花のショットは撮れないだろうと
家事もそこそこに我が家を飛び出しました


朝の戸塚・原宿からの国道一号線が案外混んでいて、
現地の「大黒橋」の臨時駐車場に着いたのは10時近くです

山の眺望は午前10時までが勝負、でも幸いまだ富士山は見えていました。


富士山の周りの雲が増えてきましたご注目
前回と同じ道を急ぎます


右の岸辺のお花も咲き出して、一週間前より華やかです
でも・・・
前回満開だった左側のお花はもう色あせて、アップには耐えられません


あちこちでクロアゲハが舞い蜜を吸っています。
たまたま新鮮な彼岸花に止まっていた蝶をパチリ・・・


前回より白い彼岸花が多い感じです。
台風にも負けず、地元の人々の努力が実りましたね


田んぼが見えてきましたが、既に刈られているではありませんか
富士山にも雲がかかりだしていました


慌てて200mmの望遠レンズに取り替えて写しましたが・・・
う~~ん、描いていた富士山と田んぼと彼岸花のスリーショットとはちょっと違います


でも、カメラを抱えて2度もここにやって来た自分の好奇心と行動力には満足しています。

この富士山の初冠雪の便りも既に聞きました。
昨日の冷たい雨は、きっと富士山では雪だったと思います
次ぎに見られる富士山は頭に白い帽子をかぶっていることでしょう・・・


目線を右に移すと丹沢の「大山」です。

こちらは黄金色の田んぼが残っていて、彼岸花とのスリーショットが可能でしたが
赤いもうせんが敷かれて優雅にお抹茶を飲んだ「彼岸花祭り」の会場跡の
プレハブ小屋の数々がちょっと興醒め

自然相手ではなかなかすべてがピッタリと揃うのは難しいですね。


田んぼではせっせと稲刈り作業が行われていました。
昨年観たのは大きなコンバインでしたが、ここでは手押しの稲刈り機が使われているようです。


女性達は刈った稲を干しています。
一家総出での作業ですね。

日本の正しい秋の風景に触れることが出来ました


保育園の子供たちが真っ赤な彼岸花の路を歩いていました。
残念ながら富士山は雲の中に隠れてしまいましたね。

時計を見ると11時近くになっていました。


秋の空が大きく広がっていました。

帰路はもっぱら「小出川」に写り込む「雲」と「彼岸花」を意識して
シャッターを押しました。


両岸が真っ赤に染まった秋の「小出川」
巾着田のような燃えるようなインパクトはありませんが、
しみじみとした懐かしさが感じられる好いところでした。

若さの秘訣は好奇心と信じて、
これからも足腰が動く内は機会をとらえて、あちこちに出かけようと思っています。

いえいえ足腰が衰えても何とか出かけられるように、
もっと一人での車の運転に慣れなくてはと感じた次第です。

彼岸花が終ったら、今度は紅葉の追っかけが待っていますね

         

先日久しぶりにご近所仲間のK子さん宅で「茶話会」を楽しみました。

老齢化が進む我が住宅地の震災時の対応などが話題になりましたが・・・
60代の女性達が4人も集まると、健康問題から食べ物のお話しまでが姦しく語られます。

K子さんのご主人特製の「ゴーヤジュース」が振舞われました。
これが思いがけずに美味しい

綺麗なペパーミントグリーンのゴーヤジュース梅酒の梅を使った梅ジャムも作りました

ゴーヤとバナナを同量ミキサーに入れ、牛乳を加えてミキサーをかけるだけ
ゴーヤの苦味が消えています。
これで山のように採れたゴーヤも使いこなせそうですね。

それともう一つ持て余している物がありました。
飲み干した梅酒や梅ジュースの残った梅をどうすべきかと?

「簡単に梅ジャムが出来るわよ」と、Fさんが教えてくれました。

なるほど冷たい雨が降り続いた昨日、私はコトコトとジャム作りをしました。
梅酒に漬かっていた二瓶分の梅に砂糖を一カップの8分目程度入れ、
1時間煮ると簡単にジャムが出来ました(甘いのが好きな方はお砂糖を1カップ強)

ブログから得る情報も大いに参考になりますが
こうしたご近所同士の情報も時々必要と感じた一日でした。


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小出川の彼岸花

2011年10月02日 | 花シリーズ
10月に入り急に寒くなりましたね。
北国からはの便りも届いているようで
去年より20日以上も早い初冠雪だそうです

ワタクシ、前回予告したように「小出川」の彼岸花を、富士山と黄金色に色付いた田んぼとの
スリーショットで撮りたくて秋晴れを期待して待っていましたが、
その後、私が空いている時間に中々澄み切った青空は広がりませんでした

昨日今日が彼岸花もタイムリミットでしょうか・・・
稲も刈り取られてしまったことでしょう
残念ですが諦めて、先週の27日に行ってみてきた時の画像をアップいたします

9月27日「小出川の彼岸花」

クルリンパッと伸びた長いまつげが魅力的な「彼岸花」
お彼岸の頃に咲くからこの名が付いたようですが・・・
今年は遅れて咲きだし、この日はまだ蕾みもたくさんありました。

去年初めて行った神奈川の彼岸花の名所「小出川」に今年も行ってきました
去年のブログで、この場所の詳しい内容などご紹介しましたのでこちらをご覧下さい。


まるで赤いリボンをたくさん集めたような艶やかさですが
このお花自体は毒花です。

田んぼの畦道に植えるとモグラよけになるそうで、その毒を利用した赤い花の風景は
実りの秋の風物詩のように見られますが
お墓の周りにも多く咲いていたので、昔は忌み嫌われていたお花のようですね。


藤沢・茅ヶ崎・寒川町を流れる「小出川」
2003年頃までは雑草が茂り、ゴミの山だったとか・・・
「自然を守ろう」と流域の人々が立ち上がったそうです。

川の中の粗大ゴミを一掃し「綺麗な花を植えれば、ゴミは捨てないだろう」と
近くに自生する彼岸花を植えたそうです。

年々お花は増えて、今では紅い彼岸花の帯が3キロも続きます


蝶や赤とんぼもたくさん飛んでいました。


近年、この明るいモダンな色が現代人に好まれるのか?
このお花を求めて観光客が集まるようになりました。


紅白揃って咲いていましたが、地元の人々がせっせと育てて植えた白い彼岸花
イタチゴッコのように盗まれて、すっかり数が減ってしまい、植える気力も失せたと
この近くにお住まいのブログ仲間のyukikoさんが記していました。

「彼岸花祭り」に備えて、草取りなどの並々ならぬ苦労もあるようです。

山の高山植物も然りですが、ここまで育つのにどれだけの方々の協力を必要としたのか
花泥棒は許せないですね


去年私は26日の日曜日に電車とバスを乗り継いでここまで来ました。
丁度満開の見事な彼岸花の赤い帯の中を歩いて感激しました。

今年は台風の影響もあり、ちぎれた蕾も多いらしくて
ちょっと残念ですが「赤い帯」と言うより「赤い三尺帯」といった方が好いかもしれません


母を見舞ってから、ナビに「慶応大学湘南キャンパス」とインプットすると
現地まで8KM、20分と出ました。

病院を出た時間は3時を過ぎていましたが、この日はお天気も良く富士山も見えていたので
車で初めてここまで来て見ました。

ガラガラの臨時駐車場に車を停めて、大黒橋から小出橋まで写真を撮りながら歩きました。

小出橋の向うに田んぼが見えています富士山も見えていましたが、上手く撮れません

夕方の富士山は完全に逆光になります。
富士山とのコラボを狙うなら午前中でないと難しい・・・

そして黄金色の稲とのコラボは
田んぼのある「新道橋」を目指して来るべきと思いましたよ。

でも、稲も彼岸花も待ってはくれないし・・・


時計を見ると4時を大きく廻っていました。
この日は「小出橋」でUターンして、反対側の路を歩いて戻りました。

残念ながら田んぼの畦道に咲いている「彼岸花」の処までは、時間がなくて行けませんでしたが・・・

道端には柿が実り・・・コスモスが揺れていて、もうスッカリ秋の風情



去年に比べるとちょっと寂しい感じでしたが、今年も綺麗な「彼岸花」が見られました
去年も記しましたが、お花は待ってはくれません。
友人とのスケジュール合わせをしていたら見逃してしまいます。

度胸がなくて、車の運転はあまり好きではありませんが
少しづつ距離を延ばし、一人で好きな所に行けるよう挑戦してみようと思っています


別名「曼珠沙華」(マンジュシャゲ)
またはサンスクリット語のマンジュシャカとも呼ばれます。
お寺に咲く彼岸花は、こちらの名前の方が合いますね。

晩年の母の不幸は父に頼りすぎていて、その父に気力&知力がなくなると、
今度は同居していた息子にベッタリと寄りかかって行ったところに原因があります。

私にはそんな母が反面教師になっています。
現代のおばぁ~は自立すべきですね。

我が家の夫は今の所、仕事とゴルフしか頭にありません。
仕事を辞めた私は今、自分で熱中できるものを見つけなくてはと

ブログが多くの好奇心を駆り立ててくれますから、やっていて良かったと思っています。
そんなことを考えながら駐車場に戻り、初めての道を運転して戻りました。

10月3日「我が家近くの田んぼ」

私がほんの少々の畑を借りているすぐ横の、
地主さんの田んぼがまだ刈り取られずに、稲が実っていました。

そしてその脇にたった1本だけ「彼岸花」がありました。
赤ではなくて白ですが・・・


厳重なスズメよけの網の囲いがちょっと興醒めですが
お隣の畑から撮りました。

こういうのを「灯台元暗し」と言うのでしょうか・・・


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速報!レンゲショウマ咲く「御岳山」と「オフ会」

2011年08月29日 | 花シリーズ

奥多摩「御岳山のレンゲショウマ」が見頃と聞き、
早速28日の日曜日に山仲間のYさんと行って来ました。


キンポーゲ科のレンゲショウマは、日本にだけ分布するお花だそうです。


楚々とした風情がとても涼しげですね。

麓の滝本駅からケーブルに乗って御岳山頂駅に到着です。

朝の7時前に横浜の我が家を出て、大船から湘南ラインで新宿に行き
8:19発のホリデー快速「奥多摩三号」に乗りました

この電車は秋川3号と連結していて、拝島で切り離されますので、
乗る車輌をシッカリと確認する必要がありますね。

9時半過ぎに「御嶽駅」到着、すぐにバス停に急ぎましたが長蛇の列
でも、臨時便が次々に出て15分待ちで乗れました。

ケーブルカーもフル回転で超満員・・・
家を出てから3時間半の10時半に着きました。
我が家から奥多摩までは本当に遠いです


レンゲショウマの群生地はケーブルカーの「山頂駅」のすぐ近くにあります。

この日はご覧のように大勢の人が見に来ていました。
日本人はいつからこんなに桜以外のお花も好きになったのでしょうか?


御岳のレンゲショウマは関東一
約三万平方メートルに約五万株が自生する全国でも珍しい群生地だそうです。

1番花が終って、2番3番花が見頃丸い蕾もまだ沢山見られます。

約三センチ位の小さな花が下向きに咲きます。
例年は7月末から咲き出し、8月末くらいまで楽しめるようですが、
今年は少々遅れているらしい・・・


霧が流れて幻想的な風景が見られました。
露を含んだ「レンゲショウマ」がいっそう神秘的に見えますね

ここまで来たからには「御岳山」の頂上を目指そう・・・

御岳山頂上「武蔵御嶽神社」へ
20分位歩くとお土産屋さんが並びます。その正面が「武蔵御嶽神社」です。

随身門をくぐり更に250段の階段を登ると「武蔵御嶽神社」の本殿です


古くから山伏が修行をしたといわれる標高929mの御岳山頂に建つ
霊験あらたかな神社が霧の中に佇んでいました。


古い石碑の周りにも、まるで巫女の様なレンゲショウマが咲いていました。

「御岳山頂上」という立て看板が見当たりません。
「もしかしたら奥の院が頂上なのかも・・・?」
私たちは取り合えず「大岳山・奥の院」と書かれた方向に歩いていきました。

殆んどの人がロックガーデンへと進んでいくので私たちもそちらのコースをとることにしました。
後で知ったことですが、奥の院は御岳山ではなく1077mの三角山の頂上に鎮座しています。

「ロックガーデン」へ
タマアジサイがあちこちに見られ「ヤマジノホトトギス」も咲いていました



大きな「天狗岩」を左に見て、川の流れる音を聞きながら歩いて行くと
やがてヒンヤリとした水辺に出ます。

養沢川の渓谷美の中を行くと落差10mの「綾広の滝」が現れます

前日は雨だったそうで、水量は豊富、迫力のある滝が楽しめました


御嶽神社の神事の時のみそぎにも使われる「綾広の滝」の他に
このロックガーデンには50mの落差の「七代の滝」がありますが、今回は飛ばしてしまいました

山頂駅から「レンゲショウマ」を1時間かけて見て撮影し
その後3時間近く歩いたロックガーデン周遊ハイキングの詳しい模様をデジブックに纏めました。

レンゲショウマの他にも、晩夏のお花が咲いていましたので、
お時間とご興味のある方はご覧下さい

デジブック 『晩夏の花咲く御岳山』


              

8月26日「オフ会」
ブログ仲間のラッシーママさんにお誘いを受け、オフ会に参加しました。
私にとっては初めての経験です。

場所はラッシーママさんの伊東の別荘・・・
参加者は銀河さん、ビオラさん、そしてまだお付き合いの無い大阪のlilyさんと
お聞きしていました。


東海道線の熱海駅で銀河さんと合流し、11時半に伊東駅でラッシーママさんと落ち合いました。

そしてそのまま活き魚料理のお店の「五味屋さん」へ・・・
この画像は今年の1月に主人と行った時に写したもの
あの時、箱根の十国峠からラッシーママさんにメールして教えてもらったお店です。
ラッシーパパさんも御一緒にで乾杯し、4人で美味しいお刺身料理を戴きながら、
お話しが弾みます。

お二人には初めてお会いしましたが(銀河さんとはまだ一ヵ月のお付き合いです)
日頃の行動や家のことを知り尽くしている間柄で初めてとは思えません。
何だか不思議な気持ちです。


大阪のlilyさんはご主人様のお加減が悪くて急遽お出でになれないとの事、
ビオラさんは翌朝からの参加です。

私は翌日の土曜日が都合が悪く、この日の夜に帰る予定・・・
お二人にお会いできずにとても残念でした。

昼食後は、伊東駅から車で7~8分(歩いて20分)、山の中腹にある緑豊かな別荘に
お伺いして、ひたすら飲んで食べてお喋りです。


ママさんお手製の夕食をご馳走になり、9時半過ぎにおいとましました。
この日伊東は夕方まで晴れていましたが、各地で豪雨となり
あちこちで被害が出たようです
東海道線も熱海から南は不通でヒヤヒヤしましたが、何とか無事に帰りつきました。

お話しに夢中で、写真はこのお料理のみ・・・
オフ会の詳しい内容はラッシーママさんがすでにUPしていますのでご覧下さい。

人の輪が広がって、たくさんの刺激を戴きました。
ご尽力いただいたラッシーママさんとパパさん、本当に有難うございました

そして何度かメールを取り交わしお世話になった銀河さん、知り合ってまだ一ヶ月なのに
ラッシーママさん共々旧知の間柄のように思えてきました。
これからもよろしくお願い致します。

 
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「フラワーセンター・大船植物園」の蓮の花

2011年07月18日 | 花シリーズ

ワールドカップ「女子サッカー・日本代表」(ナデシコジャパン)の優勝、
おめでとうございます。

いやはや凄い試合だったようですね。

私は夜中の3時過ぎに1度目覚めたのですが、すぐに叉寝てしまって
今朝起きたのは5時半過ぎ
決勝戦の結果を知ろうとTVを点けると、まだ試合はやっているではありませんか

延長戦で、2対1で負けている・・・
でもドラマはそこから盛り上がりました。
澤のシュートで同点とし、そしてPK戦を制して見事世界一
美味しい所だけをライブで楽しみましたよ。

夜の7時からのBS完全録画版を改めて観ましたが、
前半はアメリカの猛攻をひたすら耐え忍んだようですね。

彼女達からどんな困難にも負けない不屈の精神を学びました。
まさにネバーギブアップで、金メダルに輝きましたね

ナデシコのお花の画像が手元にありませんので、
今日見てきた「ハスの花」を捧げたいと思います。


ナデシコジャパンに優勝トロフィーが与えられ、歓喜に沸く姿をTVで見てから、
私は車で17~18分の所にある「フラワーセンター大船植物園」に向いました。

今丁度「ハスの花」が見頃で、この三連休は朝の6時から開園と
TVのローカルニュースで紹介されていたのです。

朝7時、門を入るとすぐに古代ハスで有名な「大賀ハス」が見られました。


ハスの花は早朝に咲きます。
開花1日目は午前5時頃から開き始め、8時頃には閉じ
2日目のお花は午前7時から9時頃までにおわん型に開き、お昼頃には閉じます。

こちらは開花して2日目の「大賀ハス」です


「1番美しいのは、咲き始めて2日目の朝の花」と言われています

今朝初めて咲いた1日目のハスこちらは3日目のハスの花・・・

花の色も最初は濃くて、シベの様子や中の花托の色も違いますね。
3日目の花托は緑がかってきます。

そして、4日目は早朝に完全開花した後散り始め、午後に花托だけが残るそうです。
園の職員さんが詳しく説明してくれました。


手前が2日花、奥が3日花です。

大賀ハスの他にも、古くからのハスが並べられていました。

白い花弁に紅色が混じる天竺斑八重の紅富士?

ハスの花は中国やインドにおいても、文化や仏教と深いかかわりを持っていました。
庭園に植栽される他、装飾品に描かれたり多くの仏典にも登場します。
お釈迦様は蓮華座に座していますものね。

「ひらいたひらいた、何の花がひらいた♪、れんげの花がひらいた♪」という歌の
れんげとは蓮華=ハスの花のことを示しているそうです。(同園のパンフレットより)


古代ハスは噴水池の手前で鑑賞できますが、その向うにお花畑とハス田があり
中を歩いてひと回りできました。


ハスは熱帯から温帯のインド・中国・日本・オーストラリアに分布する多年草の水生植物です。


花弁は白~紅色でシベは黄色

葉は1m以上の長い葉柄葉の大きさは直径30~50cmの円形

独特のシベと花托が目を惹きます。ハスの花托の最後の姿です。


日本では、この大きくて優雅な花を観賞するために、寺院や公園の池、
城の濠などに植えられたりしました。


今では花色や花弁数の違いなど、多くの園芸種があるようです。


叉ハスは食用の蓮根(レンコン)としてもなじみ深い植物ですね。
食用蓮根は地下茎が太くなる系統で、中国から渡来したと言われています
(同園パンフレットより)

ハス田をひと回りしましたが、裏手には「三脚使用、可能」なゾーンがありました。
「車で来たから、ダメモトで持ってくれば良かった」と後悔しましたよ。
以上の全部が、三脚無しで標準レンズ(17~85m)1本で写した「蓮の花」の画像です。


県立「フラワーセンター・大船植物園」の前身は神奈川県の「農林試験場」だったそうです。
ここで品種改良されたシャクヤクやシャクナゲ、花菖蒲なども見応えがあり
バラ園も楽しめるようです。

この様な「森の小道」もあり、山野草も植えられていました。

我が家から車で20分もかからないところに有る植物園・・・
有料駐車場も100台分ありますので、これからの私の散策場所の一つに加えたいと思います。


朝8時、広い芝生で、ファミリー同士が朝食持参で集っていました。
ここなら小さな子供が走り回っても危なくないですね。

奥に見えるのは観賞用温室です。
ドーナツ型のユニークな温室の中央部には「オーストラリア園」があり
オセアニアの珍しい植物が見られるようです。

是非、叉来たいと思いました。
尚、この植物園の公式ホームページはこちらです。

         

大型台風が襲来するようですね。被害が無い事を祈ります。

(7月17日AM7時撮影)
例年より早目に梅雨が明けて10日経ちましたが、連日晴天の真夏日が続きました
「梅雨明け10日」とはよく言ったものですね。

昨日などは、朝夕に我が家から富士山も見えて・・・
「この時期の夏山はサイコーなのに」と思いを馳せました。

ようやく夏休みモードになってきた時に「大型台風襲来」とは
今後の空模様が気になりますね。

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真夏の夜の夢「月下美人」

2011年07月14日 | 花シリーズ

7月11日の夜、我が家の「月下美人」の花が咲き、一晩だけのファンタジーを楽しみました

トップの画像は午後11時、満開の「月下美人」です。

午後4時半「今夜こそ咲く」と確信しました。午後6時半、蕾が更に大きく膨らんできました。

早速撮影用に白熱灯の電気スタンドを2本準備し、
外のデッキに置いてある「月下美人」の鉢の横にカメラの三脚を立てました。

午後8時過ぎ、蕾が開き出しました。中のシベが見えています。

「月下美人」はサボテン科の多肉植物で、原産地はメキシコなどの中南米
夏の夜、白い大型の花を咲かせますが・・・
花を付けるまでに3年くらいかかります。

我が家の「月下美人」は4年前に、「自彊術」の仲間から株分けしたものを戴きました。
去年、初めて小さな花を咲かせましたが、気がついたのはお花が終った後でした
今年こそは見なくては

午後9時半、大分お花が開きましたね午後10時、満開に近づきました。


午後10時半、満開になりました
芳純な香りが辺りに漂っていましす。
「月下美人」という花の名前がピッタリですね。


昭和天皇が皇太子時代の1923年に台湾を訪れたとき、「この花の名は?」と質問し、
隣にいた田(でん)台湾総督が「月下の美人です」と答えたことからこの名前が定着したそうです。


お花の直径は15cmくらいあります。

「孔雀(くじゃく)サボテン」の一種で、姿かたちも良く似ています。
昼に咲くのが「孔雀サボテン」、夜咲く花が「月下美人」ですね。

日本に流通する「クジャクサボテン」はこう配種が多いけど、
「月下美人」は原種のままだそうです。


白熱灯の光の中、フラッシュ無しで撮りましたので、少々ベージュがかって写りましたが
陽の光の下で見たならば、妖精のような真っ白なお花のはず・・・


午後11時屋根に隠れていた月が見えてきました。
この日の月はカレーパンの形をした上弦の月でした。


午後11時半、まだまだデッキには良い香りが漂っていました。

充分堪能した「月下美人」、寝る前の12時半に見納めとしましたが、
その時もまだまだ闇の中で不思議な魅力を振り撒いて咲いていましたよ。

翌朝見たら、シンナリとしぼんで垂れ下がっていました。
この花弁は食べられるらしい・・・
天ぷらが美味しいと聞きました。
食べたら美人になれるでしょうか

翌日も2つ目の、少々小ぶりの「月下美人」のお花が咲きました。
良く見ると小さな蕾みがもう一つあり
まだまだ真夏の夜の夢のような時間が楽しめそうです。

        

梅雨が明けて以来、毎日ギンギンの太陽が照りつけ、酷暑が続いています

家中で一番風通しがよくて涼しい場所は和室の廊下と知り、
ここにミシン用のテーブルを買ってきて置きました。

南側ですが、藤棚の葉が茂って太陽の光を遮ってくれるのです


仕事を辞めて、新しく二つのお教室に通い始めました。
二つとも第二週目にあり、従来から続けている「ヨガ教室」も同じで
今週は暑い中テンヤワンヤです。

カメラ教室の他に何を始めたかって・・・・?
ごく実用的な断捨離目的の、ミシンを使うお教室に入りました。

お稽古が無い日の午前中、掃除洗濯の後はここでもっぱらミシンをかけ、
午後から親の施設や病院に顔を出し、買い物や銀行周りをして家に帰るのが4時半過ぎ・・・

それからようやくクーラーのスイッチを入れて、
暑い中の外仕事でヘロヘロになって帰ってくる夫のために部屋の中を冷やします。

こんな生活でこの夏は無事に越せるのでしょうか?


我が家の庭では、真夏の太陽の下で燃えるようなオレンジ色の「ヤブカンゾウ」
にぎやかに咲いています。

二階の私の部屋は三方に窓があり、日当たりが良すぎて日中は灼熱地獄
パソコンも1Fのミシンの机に持ってきましょう。

去年は暑さにやられて、PCを2度も直しに出した経験がありますので、要注意ですね。

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「幕山」の箱根サンショウバラ

2011年06月04日 | 花シリーズ

梅雨の晴れ間の6月3日(金)、山仲間のYさんと
湯河原の「幕山」に、「箱根サンショウバラ」を見に行ってきました。

私が初めて見た「箱根サンショウバラ」を速報でUP致します。

まだまだ蕾もありますので、8日頃までは楽しめることと思います。


一昨年の初秋に登った幕山で、ボランティアガイドさんに
「箱根サンショウバラ」が咲く頃がお薦めと言われて、名刺をいただいておきました。

去年は機を逃してしまいましたが、今年はゴールデンウィーク明けからTELして
「例年より遅れていて、5月末ごろになりそう」との情報を伺っておりました。

そして一週間前にガイドさんから「蕾が開き出したので、6月最初の週末が見頃」との
お電話を戴きました。

お陰で、丁度見頃の「箱根サンショウバラ」を楽しむことができました。
お花の時期は本当に難しいものですね


標高わずか626mの「幕山」は山というより丘のような感じですが、
広い梅林があり、3月の「梅祭り」が有名です

今の時期はバス便が少ないので、湯河原からタクシーで「梅林入り口」まで入りました。(1520円)

「ロッククライミング」の練習をしている人は多いようですが
この日は平日で歩く人は少なく、静かなハイキングが楽しめました。

初めて見た「イタドリ」の花?ではなくノビルでしたアザミはあちこちで見られました。
花が終って実になる過程が可愛い・・・梅林を通り抜けると「ウツギロード」です。



実は私、1日から中学時代を過ごした新潟の友人と、十日町のリゾートホテルで落ち合い
温泉を楽しみ、美味しい物をたくさん食べ、おしゃべりに興じ、カラオケ&パターゴルフと遊び・・・

そして震度5強の地震に遭遇(現地が震源地でした)
前日の2日に、少々遅れた新幹線で夜の7時半過ぎに帰宅したのです

その夜はバタンキューで
翌朝早く目覚めて、お天気が良いので「幕山」に行く気になりました。

何ウツギでしょうか?赤が散って、白い花だけ残った箱根ウツギ

遊び疲れてド~ンと重い体を引きずるように、
ユックリ、ユックリ、道の両脇の花々にカメラを向けながら登って行きました。

Yさんが土日都合悪いそうなので、6日の月曜日に行こうと思っていましたが・・・
生憎その日は雨の予報で、急遽旅行から帰ってきた次の日に行く事にしたのです
お花は、こちらの都合に合わせて待ってはくれませんものね。


コアジサイが、緑深い林の中で、幻想的に咲いていました。

上に登るに従って「ノイバラ」が残っていてフタリシズカも並んで咲いていました



ノンビリ写真を撮りながら1時間20分かけて登り、ようやく頂上(625m)です。
湯河原の町真鶴半島がけぶって見えました。


そして頂上にも、4~5本の「箱根サンショウバラ」の木があり、咲いていました。
嬉しいですね~、頑張って登ってきた甲斐がありました。


頂上の桜の木の下で、買ってきたコンビ二の「オムスビ」を食べ昼食タイムです。
他に一組の先客がいただけでした。

が気になりましたが、それよりもが多く
アサギマダラを見つけて追いかけましたが、撮りそこなった

食べ終わってから「頂上周遊道」(800m)を歩きます。

可愛い「ヤマボウシ」が出迎えてくれました。色鮮やかな「山ツツジ」も目を楽しませてくれます



そして、箱根連山を背景に「箱根サンショウバラ」
登山道の両側に並ぶように咲いていました


葉がサンショウ(山椒)に似ているのでその名が付けられたバラ目バラ科バラ属の落葉小高木です。
枝には山椒と同様、刺があります。

気力を振り絞って見に行った「箱根サンショウバラ」ですが、大満足しました


「サンショウバラ」は蕾のうちは濃赤色をしていますが、開花すると美しい一重で大輪の淡紅色の花弁になります。
枝に多数の花を付け芳香がありますが、花は一日花で咲いた日のうちに散ってしまいます。
太い幹や、荒々しい刺が野生感たっぷりですね。

このハイキングの詳しい模様をデジブックに纏めました。
お花の数々もあわせて、大きな画面でご覧になれますので、お時間と興味のある方はどうぞ

デジブック 『初夏の「幕山」』

私たちは「箱根サンショウバラ」を堪能したあと、同じ道を下って戻りました。
丁度3時5分のバスに間に合い、湯河原駅に戻り、いつものように温泉に入って帰りました

無理したせいか?、腰が若干重いけど、全身に汗をかいて気分は爽快
温泉が効いたと信じています。

※尚、初秋の花々が楽しめた9月の「幕山」山行はこちらこちらです。

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