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映画「フライトFLIGT ’12」劇場公開2013年3月

2013-07-31 16:26:49 | 映画

                 
 アル中でヤク中の機長ウィトカー(デンゼル・ワシントン)は、雨天の中を離陸した。不安定な雲間から抜け出した機は、新たなトラブルに見舞われる。
 機長の的確な指示で背面飛行まで余儀なくされ両エンジン停止の事態は、草原への不時着だった。

 自身も傷を負ったが、死者6名を出した。しかし、事故の模様から多くの乗客を救った機長に賛辞が集まった。が、NTSB(米運輸安全委員会)などの調査の結果、一つの疑惑が浮上した。

 乗員しか扱えない冷蔵庫から、空の酒ビン2本が見つかった。これは一体誰が、いつ飲んだのか? ウィトカーは、危機に直面する。

 飛行機事故も緊迫するが、その後の人間ドラマも、人間の弱さが痛々しい。ちなみに、旅客機の背面飛行なんて実際に出来るのか? と観ながら思った。

 2011年9月6日全日空ボーイング737型機が浜松上空でほぼ背面に近い格好で30秒間飛行した事故があった。もし、音速を超えていれば飛行機は、ばらばらになったであろう。といわれる。

 わたしは飛行機が怖いから、やっぱり乗るのはやめとこう。

監督
ロバート・ゼメキス1952年5月シカゴ生まれ。’85「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が大ヒット。’94「フォレスト・ガンプ/一期一会」でアカデミー監督賞受賞。

キャスト
デンゼル・ワシントン1954年12月ニューヨーク州マウント・バーノン生まれ。’01「トレーニング・デイ」でアカデミー主演男優賞受賞。
ドン・チードル1964年11月ミズーリ州カンサスシティ生まれ。
ケリー・ライリー1977年7月イギリス生まれ。
ジョン・グッドマン1952年6月ミズーリ州セントルイス生まれ。
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夏山シーズンの山小屋は、すし詰めらしい

2013-07-29 16:32:01 | 山歩き

 今年も夏山シーズンがやってきた。最近は、中高年や山ガールといわれる若い女性の愛好者が増えてブームらしい。今年は特に富士山の世界遺産登録でますます山への指向が強まりそうだ。

 最盛期の山小屋は、登山者で満杯になりすし詰め状態は避けられない。わたしも今から20年以上前には、家族や夫婦で山小屋利用の登山を楽しんでいた。ただし、お盆を含めてその前後の最盛期を外していたが。

 今思うとなんで登山をしたのだろうか。という思いでおかしくなる。わざわざ重いザックを担いで5時間もかけて3000メートルの頂上によじ登り、登ってみなければ見えない景色を満喫し、精神的安定と爽快感を手にして喜んでいた。

 そういう中で残念ながら、山小屋の悪い印象が一つある。それは南アルプスの北岳に登ったときだ。もう、お盆も過ぎて登山者の少ない時期に入っていた。北岳と中白峰の鞍部にある北岳山荘でのこと。

 二階に広い部屋があってそこで雑魚寝をする。広いからどこに寝てもいいわけではなく、あらかじめ範囲が決められている。その範囲というのが、一人一畳位の広さに制限されていた。

 登山者が少ないにもかかわらずこういう状態は理解できなかった。情けなくなった。おまけにマナーの悪い女性登山者がいて、夜中にお菓子の袋を開ける音を平気で立てていた。

 それ以来、山小屋を利用しなくなった。したがって、近郊の山か、山麓でキャンプをして登山を楽しむというふうに変わった。その登山も今では見向きもしなくなり、むしろ海に興味が移った。

 茫洋とした広大な海を見ていると、山の風景とは違った癒しの効果があるように思う。で、今は海を眺めるのがいい。
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人生相談に「老いらくの恋 迷い生じる」というのがあった。

2013-07-27 17:34:29 | 時事

 「新聞の人生案内という相談欄。夫を亡くした60代の女性。病院で知り合ったこれも妻をなくした三つ年上の男。

 その男は、酒も飲まず収入も安定していて好ましく思え、老いらくの恋で浮かれていた。ところが女性が作った料理に味をしめたのか、毎日女性の家で食事をし、ドライブにも手作り弁当をねだり、三度の温泉旅行は彼が払い、その他は払わないという。何でも美味しいと食べる姿が無銭飲食に思えてきたらしい。費用の負担を求めるのか。別れるのか。迷っているということ。

 樋口恵子さんが回答を寄せていて、男はお金があるふりをする。女は無いふりをするのが一般的な傾向だと言う。したがって、相談者の女性がお金があるふりをしたんじゃないかと。

 そして、結論は、老婚生活の費用は、お互いの経済力に応じて負担するのが常道。「無償の愛」にいまさらとらわれる必要はない。応分の負担を相手に言ってみて、縁が切れるならそれだけの男だと思えばいい」

 まあ、そういうことで、お互い相手をよく見極める必要がありそうだ。これ、意外と参考になると思う。

 女性の家で食事をするなら、たまに自ら料理を作り、後片付けも手伝い、できるだけ女性に負担をかけないような気配りが必要だろうね。勿論、金銭的負担の公平さも。

 伴侶をなくした寂しさから、つい相手を見極めるのをおろそかにしてしまう高齢者の落とし穴といえる。それに、ここが案外肝心なところだと思うが、男女とも60代は性的にまだ衰えていないから「青春の復活」と浮かれてしまうのかもしれない。

 こういうテーマなら、音楽は皮肉をこめて「帰り来ぬ青春」がいいかな。シャリー・バッシーでどうぞ!
Yesterday, When I Was Young 訳詞付/ Shirley Bassey

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新しい駐日大使キャロライン・ケネディの記事

2013-07-26 15:50:30 | 時事

                 
 今朝の読売朝刊にキャロライン・ケネディについての記事があった。「ケネディ氏大統領と太いパイプ 外交未経験 不安視も」という見出し。そういうことではあっても、日本政府は歓迎ムード。

 記事の中で「ホワイトハウスで両親ジョン・F・ケネディ、ジャクリーン・ケネディに囲まれ、楽しそうに遊ぶ少女。幼少のキャロライン氏の姿はたびたび雑誌などで紹介され、米国人の脳裏に焼きついている。

 歌手のニール・ダイアモンドは、その愛くるしい姿に触発され、大ヒット曲「スィート・キャロライン」を作った」とある。

 この曲がキャロライン・ケネディと関係があるとは知らなかった。大リーグボストン・レッドソックのフェンウェイ球場では、8回表攻守交代のとき流れて観客は大いに楽しんでいる。メリハリのあるリズムで自然に体が踊り出す。この曲は、フェンウェイ以外でも多く使われている。

 そこでふと思った。来日して官邸に表敬訪問があるはずで、日本政府が歓迎ムードなら、この「スィート・キャロライン」を流して迎えれば、キャロライン・ケネディは一気に日本びいきになること間違いないと思うよ。しかもボストンにあるハーバード大出身を考えれば尚更ね。

 政府はこういうことするかなあ。そう思って今日、首相官邸へメールしておいた。どうなりますことやら!?
そこで、ニール・ダイアモンドの「スィート・キャロライン」をどうぞ!
Neil Diamond - Sweet Caroline High Quality neildiamond

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読書「播磨灘物語(一)~(四)」司馬遼太郎

2013-07-24 17:17:35 | 読書

                 
 戦国の世にあって策謀師として秀吉に仕え秀吉に恐れられた黒田官兵衛。大方の史実に沿った物語が展開される。

 4巻は長い。読む方からいえば余計な記述もないとは言えない。この時代、激しい気性の多い武将と違って無用の死を避けたいと思っている人物の一人だった。

 あの信長の狂っているとしか思えないような残虐行為。叡山を攻めて僧俗三千人を皆殺し、伊勢長島に籠もっていた一向宗徒の男女二万人に対し、幾重にも外から柵をめぐらして逃げぬようにしつらえてから四方より火を放ち火の中で殺しつくしたこと。
 そして荒木村重謀反による人質の婦女600人皆殺しである。尼崎郊外の刑場で、刑を執行する者も見る者も、生涯女たちが身をよじらせて死んでゆく姿や、悲鳴が忘れられなかったという。こういう信長ではあっても将来性を官兵衛は認めていて、残虐行為で見限ることはしなかった。その点は、現実主義者なのだろう。

 来年のNHK大河ドラマは「軍師官兵衛」であるが、主に夫婦愛がテーマという。そういえばこの小説には官兵衛の夫婦関係は、数行で終わっている。

 官兵衛は、30代そこそこで妻帯している。その妻と言うのが長身で、官兵衛は男と思っていたようで婚礼の夜の明け方「たしかに、女だった」と呟いた。
 その言葉は妻お悠(ウィキペディアによると光(みつ)となっているが)にとっては生涯忘れられない言葉となった。

 しかし、「婚儀は三日続くが、お悠の顔をみる機会が少なく、床入りも夜中であるためによく分からず、しみじみ顔を見たのは、お悠が庭の柿の木の下にいて侍女に柿をとらせている姿をたまたま縁側から見たときだった。

 (わが嫁は、あのように美しかったのか)陽がお悠のうなじに当たっていたが、その白さは玄妙としか言いようのない印象だった」とある。官兵衛はキリシタンでもあって一生側室を置かなかったというが、この美人の妻以外には考えられなかったのかもしれない。

 官兵衛は、59歳で亡くなっているが辞世の句が残っている。「おもひおく 言の葉なくて つゆにゆく みちはまよわじ なるにまかせて」

 ついでながら官兵衛の墓所として福岡の黒田家菩提寺の崇福寺と京都の大徳寺塔頭龍光院として息子の黒田長政が建立した。ちなみにこの大徳寺には、塔頭高桐院として細川忠興とその妻ガラシャの墓もある。
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映画「フリーランサー/NY捜査線 FREELANCERS ’12」劇場公開2013年1月

2013-07-21 16:04:01 | 映画

                 
 警察官が悪事を働くのは、いともたやすいこと。ここで描かれるのは、ニューヨーク市警のサルコーネ警部(ロバート・デ・ニーロ)が仕切る警官の裏稼業組織。

 ジョナス(カーティス・“50cent”・ジャクソン)は、新人警官としてラルー(フォレスト・ウィッテカー)と覆面パトカーに同乗して警察活動の実際を学ぶところから警官人生が始まった。が、これもサルコーネ警部の指示によるものだった。

 このラルーは、麻薬や金の匂いに敏感であり平気で人も殺すという男だった。考えてみれば、警官ほど悪の誘惑に近い存在はない。実際のところ、麻薬のあるところ金もある。警官のバッジは、何事にも便利に使える。押収した麻薬や金は俺たちの物。これがこの映画だ。

 警官は極端に言えば善と悪の境界を示すロープの上を歩いているようなものだろう。善と悪の両方を歩いたのがジョナスで、新しい検事補の下でフリーランサーの覆面捜査官としての道を選んだ。

 誇張して描かれているが、こういうのが絶対にないとは言えないのが世の中だ。フォレスト・ウィッテカーの存在感のある演技が印象的だった。主役のカーティス・ジャクソンは、ラッパーで有名らしい。それにボクサーでもあったらしい。

 製作・主演をこなしロバート・デ・ニーロ、フォレスト・ウィッテカーというアカデミー賞俳優を並べてなんとかセールスにも格好をつけた感じだ。
             
             
             
             
監督
ジェシー・テレロ

キャスト
カーティス・”50cent“・ジャクソン1975年7月ニューヨーク市クイーンズ生まれ。
ロバート・デ・ニーロ1943年8月ニューヨーク生まれ。
フォレスト・ウィッテカー1961年7月テキサス州ロングビュー生まれ。
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ジャイアントパンダまで、親米、親台で反日なのか???

2013-07-18 16:48:43 | 時事

        
 「ちょっとちょっと、冗談でしょ?」上野のパンダが偽妊娠と聞いたときだ。「パンダまで日本をおちょくってるのか」とも思った。子供たちは楽しみにしていたのに残念だった。

 ところが、アメリカのアトランタ動物園では、双子のパンダが生まれ、台湾では人工授精とはいいながら赤ちゃんを産んだ。

 「神様こんな不公平はないですよ」と言いたくなる。反日パンダかとも思った。それより上野動物園の園長をはじめ関係者の方々はさぞ残念だろうね。いずれにしても、次回を待つしかないね。今度は妊娠を確認してから公表願いたいね。空騒ぎに終わったからね。
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「魅力的すぎる」米歯科助手の解雇、再審でも性差別認められず(ロイターの記事)

2013-07-16 17:09:58 | 時事

 解雇の理由が「魅力的過ぎる」は差別にあたるとして訴えていた女性歯科助手のメリッサ・ネルソンに対し、アイオワ州最高裁は原告の訴えを却下した。

 その理由は、雇用主の歯科医ジェームズ・ナイトとの個人的な関係が理由とした。従って、アイオワ州公民権法に違反する性的差別に当たらないと全員一致で結論付けたという。

 その個人的理由というのが、ネルソンは非常に魅力的でナイトの妻が関係を疑ったかららしい。実際のところ、二人のメールのやり取りの中にナイトが性的な質問もあったし、ネルソンが露出度が非常に高い衣服を着て気が散るともいう。

 想像をたくましくすると、恐らく三角関係に陥ったのではないか。ナイトは妻と離婚してもいいが妻の実家が金持ちで歯科医院開業にも援助を受けている。妻と別れるのはかなりのリスク。この際、魅力的過ぎるメリッサ・ネルソンを諦めるしかない。

 そこで登場するのが腕利きの弁護士。何しろ妻は金持ちだから。そして裁判に勝った。まるで、海外ドラマの法廷劇を観ているようなお話。

 「美しすぎる」や「魅力的すぎる」も程度もので、その美しさという力や魅力的な力も自分にプラスもあれば、ブーメランのように自分を傷つけることもある。美や魅力は控えめがよろしいようで!
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ポインター・シスターズの「スロウ・ハンド」が、エロティックな本の題名になって読者を楽しませている!?

2013-07-14 16:46:38 | 読書


                
 小説「スロウ・ハンド」は、8人の女性作家によるエロチカで、1992年にアメリカで出版、1994年に角川書店によって単行本として発刊。2002年文庫本として発刊された。

 編者のミシェル・スラングによれば、楽曲の「スロウ・ハンド」は“たっぷり時間をかけ”、”優しく触れてくれる“恋人、機械的に体の一部をこすりつけるのではなく、長々とじらして、徐々につのる感覚を大切にしてくれる恋人に出会った、という内容だ。

 そして本では、作品を読んでぞくぞくし、官能的なセクシーな気持ちになることが条件の一つという。そう、徐々にゆっくりと上り詰めるという意気込みはいいが、残念ながら期待はずれだった。

 日本にも似たような本がある。「WITH YOU」で小池真理子、坂東真砂子、江国香織ほか9人の女性作家の作品。こちらのほうがまだ良かったかな。
 それにしても性行為を描く難しさを、あらためて認識させられた。では、ポインター・シスターズの「スロウ・ハンド」をどうぞ!
The Pointer Sisters - Slow Hand

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映画「ダイ・ハード/ラスト・デイA Good Day to Die Hard ’12」劇場公開2013年2月

2013-07-14 16:09:59 | 映画

                
 ダイ・ハード・シリーズの5作目。舞台はロシア。ストーリーはあってもなくてもどちらでも構わない。

 とにかく、破壊と爆発炎上、そして人間とは思われないジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)と息子ジャック・マクレーン(ジェイ・コートニー)の鉄で出来ているのかと思わせる強靭さ。

 カーチェイスで車が横転しても、ビルから転がり落ちても擦り傷だけ。ひょっとしてこの映画、観客が楽しむんじゃなくて、作る人たちが楽しんだんじゃなかろうか。どの場面でこの車をぶっ壊そうかとか、ヘリコプターの炎上をどこにしようかとか。

 観ていて幼児を思い浮かべた。しかも幼児の手の二十日ネズミがぎゅっと首を絞められている情景。

 拾い物といえば、コマロフ(セバスチャン・コッホ)の娘役イリーナ(ユーリヤ・スニギル)のハッとする美貌。白いスーツ姿ではハッとしなかったが、脱出のヘリコプターの場面では、赤い口紅、黒くきらきらと光る瞳、黒の衣装がハッとさせた。
          
          
          
          
          
監督
ジョン・ムーア1970年アイルランド生まれ。

キャスト
ブルース・ウィリス1955年3月西ドイツ生まれ。
ジェイ・コートニーオーストラリア生まれ。
セバスチャン・コッホ1962年3月ドイツ生まれ。
ユーリア・スニギル1983年6月ロシア生まれ。
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