Wind Socks

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懐かしのポップス「ザ・ローズ The Rose」

2011-02-25 16:01:31 | 音楽

 この曲は、1979年の映画「ローズ」の挿入曲。「ローズ」は、ロック歌手のジャニス・ジョプリンをモデルにベット・ミドラーBette Midlerが主演してアカデミー主演女優賞にノミネートされた。
               
               58歳頃
 ジャニス・ジョプリンは、1943年1月19日テキサス州に生まれる。ロックシンガーとして人気を博していたが、1970年10月4日ロサンゼルスのホテルで死亡しているのが発見された。ヘロインの過剰摂取が原因と見られる。27歳の夭逝だった。
            
 この「ローズ」という曲、人生の意味は愛を知るためにあると言っているようで、人生は愛を求め、そして愛に別れを告げる瞬きのようでもある。

The Roseをベット・ミドラーで、ついでにCry Babyをジャニス・ジョプリンで聴いてください。
 ちなみにベット・ミドラーは、1945年12月ハワイ州ホノルル生まれ。女優で歌手、エミー賞、ゴールデンブローブ賞、グラミー賞などを受賞した多才な人である。

THE ROSE  Bette Midler
Some say love, it is a river 
愛は河だという人がいる   
that drowns the tender reed. 
若くて柔らかい芽をのみ込んでしまう河だと
Some say love, it is a razor 
愛は鋭い刃物だという人がいる
that leaves your soul to bleed.
魂から血を奪い去る刃物だと
Some say love, it is a hunger,
愛は飢えだという人がいる
an endless aching need.
満たされることのない渇望だと
I say love, it is a flower, 
私は愛は花だと思う
and you its only seed. 
そして、その大切な種があなたなのだ

It's the heart afraid of breaking
傷つくことを恐れている心
that never learns to dance.
そんな心では楽しく踊ることはできない
It's the dream afraid of waking
目覚めることを恐れている夢
that never takes the chance.
そんな夢ではチャンスをつかめない
It's the one who won't be taken,
誰も受け入れられない人
who cannot seem to give,
それでは与える喜びを知ることはない
and the soul afraid of dyin'
そして、死ぬことを恐れている魂
that never learns to live.
それでは生きることの意味を学べない

When the night has been too lonely
夜が切なく淋しくなったとき
and the road has been to long,
そして、道があまりにも長すぎると感じたとき
and you think that love is only
また、愛は幸運で強い人間にしか
for the lucky and the strong,
やってこないと思ったとき
just remember in the winter
思い出して欲しい、厳しい冬の
far beneath the bitter snows
深い雪の下には
lies the seed that with the sun's love
暖かい太陽の愛を浴びるための種があり
in the spring becomes the rose.
春には薔薇の花を咲かせるということを……
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映画「ゼア・ウィル・ビー・ブラッドThere Will be Blood’07」劇場公開2008年4月

2011-02-22 13:46:34 | 映画

              
 地中から湧き出るどろっとした流れ出る血のような黒い油は何を意味するのか? 当然巨万の富をもたらし豪華な邸で人生を送れる。と同時に体に流れる赤い血は、その人間を徐々に奇怪な人物へと変えていく。

 ダニエル・プレインヴュー(ダニエル・デイ=ルイス)はもともと褒められた人間ではない。砂漠の捨て子を育てH・Wの名前で取引の場に引き連れて相手から安心と同情がよせられて有利な立場になる。
 弟を名乗る男を信じたが、それが嘘だと分かると即座に射殺する。深い森に中で死体を埋める穴を掘る異様さ。地元の人々から信頼されている霊媒師イーライ(ポール・ダノ)を無神論者のダニエルは毛嫌いするが、パイプラインを引くために通る地主から神に懺悔しろといわれイーライにひれ伏す事になる。

 人を殺すこともできれば、自分をひたすら善を装うことも出来る。この二面性を持つ男を責めるわけに行かない。アメリカン・ドリームを実現するためには、強くも弱くもなれなければならない。アメリカン・ドリームの裏側は、決して綺麗ごとではないと言ってるようだ。
          
          
          
監督
ポール・トーマス・アンダーソン1970年6月カリフォルニア州スタジオシティ生まれ。
                          
キャスト
ダニエル・デイ=ルイス1957年4月ロンドン生まれ。’89「マイ・レフトフット」でアカデミー主演男優賞受賞。本作で二度目の主演男優賞を受賞した。
ポール・ダノ1984年6月ニューヨーク生まれ。
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懐かしのポップス「ドック・オブ・ザ・ベイ The Dock of the Bay]

2011-02-19 12:49:26 | 音楽

            
 1968年3月16日ビルボードの週間ランキング1位を獲得した曲。1941年ジョージア州生まれのシンガソングライターオーティス・レディングOtis Redding,jrの曲で、1967年12月10日公演への移動中の自家用機墜落事故死の3日前に録音された。この曲に特に想い出はないが、ラジオから流れていたのを思い出す。
 今聴いても古臭さを感じないし、いい曲は何年経っても彩があせない。朝日が射すころから夕日までドックに座って、出船入船を眺めて想いを思い浮かべる。

The Dock of the Bay

Sittin' on the mornin' sun
I'll be sittin' when the evening comes
Watching the ships roll in
And then I watch 'em roll away again

Yeah, I'm sittin' on the dock of the bay
Watchin' the tide roll away
Ooh I'm just sittin' on the dock of the bay
Wastin' time

I left my home in Georgia
Headed for the Frisco Bay
'Cause I've had nothin' to live for
And look like nothing's gonna come my way

So I'm just gonna sit on the dock of the bay
Watchin' the tide roll away
Ooh I'm just sittin' on the dock of the bay
Wastin' time

Look like nothing's gonna change
Everything still remains the same
I can't do what ten poeple tell me to do
So I guess I'll remain the same, listen

Sittin' here restin' my bones
And this loneliness won't leave me alone
Listen two thousand miles I roam
Just to make this dock my home

Now I'm just gonna sit
At the dock of the bay
Watchin' the tide roll away
Ooh I'm sittin' on the dock of the bay
Wastin' time
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映画「ナイト&デイKnight & Day’10」劇場公開2010年10月

2011-02-18 13:03:32 | 映画

               
 これは理屈っぽく観る映画ではない。辻褄が合わなくてもいい、現実離れしていてもいいそんな気分にさせてくれる。単1ぐらいの電池が潜水艦をも動かせるほどのパワーがあるという代物。それを発明した若者と電池を守るためにめちゃくちゃで壮絶なアクションを展開する。

 トム・クルーズとキャメロン・ディアスの共演。セクシーな場面が一つもないというも珍しい。それに、強力なパワーの電池は、映画のような小さいものは無理かもしれないが、これからはEV車の時代といわれてることを思えば、電池やバッテリーの進化は期待できる分野だろう。太陽光発電ももっと進化して、車のボディを利用したものが出来てもいいようにも思う。

 それにしてもトム・クルーズは、いつまでも若々しい。よくトム・クルーズ似の俳優を見るが、あくまでも部分似でルックスというのはその人の全人格を表すもので、信念とか心情や理想、それに経験も魅力になっているのかもしれない。キャメロン・ディアスは小悪魔的で魅力的という人もいるが、私はいま一つ魅力を感じない。
           
           
           
           
           
監督
ジェームズ・マンゴールド1963年12月ニューヨーク生まれ。’05「ウォーク・ザ・ライン」’07「3時10分 決断のとき」が印象に残る映画だった。

キャスト
トム・クルーズ1962年7月ニューヨーク州シラキース生まれ。
キャメロン・ディアス1972年8月カリフォルニア州サンディエゴ生まれ。
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懐かしのポップス「青春の光と影 Both Side Now」

2011-02-17 12:43:32 | 音楽

                          
 ジョニ・ミッチェルJoni Mitchellの作品。1943年11月カナダ生まれのシンガーソングライターで画家。1969年セカンド・アルバム「青春の光と影」で成功。1969年から2007年にかけて、グラミー賞を9回も受賞している。
          
 当初はフォーク・ソング風だったが、後年50代に編曲をしてムーディな曲となった。日本のテレビでよく聴くと言われるが、私はテレビを観ないのでよく分からないが、映画の背景にも使われてもいる。

 わたしの観た範囲では、’01「海辺の家」の家族で家を建てる場面に流れていたし、’03「ラブ・アクチュアリー」にもエマ・トンプソンが夫の浮気を知って、寝室で涙を流す場面に使われていた。

ジョニ・ミッチェルで、「青春の光と影」をフォーク調ムード調を聴き比べるのもいいでしょう。

Both Side Now

Bows and flows of angel hair and ice cream castles in the air
And feather canyons everywhere, I've looked at cloud that way.
But now they only block the sun, they rain and snow on everyone.
So many things I would have done but clouds got in my way.

I've looked at clouds from both sides now,
From up and down, and still somehow
It's cloud illusions I recall.
I really don't know clouds at all.

Moons and Junes and ferris wheels, the dizzy dancing way you feel
As every fairy tale comes real; I've looked at love that way.
But now it's just another show. You leave 'em laughing when you go
And if you care, don't let them know, don't give yourself away.

I've looked at love from both sides now,
From give and take, and still somehow
It's love's illusions I recall.
I really don't know love at all.

Tears and fears and feeling proud to say "I love you" right out loud,
Dreams and schemes and circus crowds, I've looked at life that way.
But now old friends are acting strange, they shake their heads, they say
I've changed.
Something's lost but something's gained in living every day.

I've looked at life from both sides now,
From win and lose, and still somehow
It's life's illusions I recall.
I really don't know life at all.
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映画「マイ・ブルーベリー・ナイツMy Blueberry Nights’07」劇場公開2008年3月

2011-02-16 13:18:14 | 映画

               
 映画サイトallcinemaでのレビューで、これほど不評なのは見たことがない。恋に破れた女エリザベス(ノラ・ジョーンズ)は、ジェレミーが営むダイナーで売れ残ったブルーベリー・パイを食べ、美味しいと言いながらふと姿を消す。

 エリザベスはアリゾナ、ラスベガスとウェイトレスをしながら放浪すると言ってもいい。その間、ジェレミーには葉書を送っていた。ある晩、突然ダイナーに現れる。ブルベリー・パイで満腹のエリザベスはカウンターで眠ってしまう。その寝顔にそっと唇を合わせるジェレミーだった。

 サイド・ストーリーに警官のアーニー(デヴィッド・ストラザーン)と元妻スー・リン(レイチェル・ワイズ)の痴話喧嘩の末のアーニーのスリップ事故死があるが、総じて起伏に乏しい。

 女ギャンブラーのレスリー(ナタリー・ポートマン)との旅も一体何のためなんだろうと訝ってしまう。ただ、一つ言えるのはラブ・ストーリーだからといって甘いシーンばかりも非現実的に思える。実際、波乱万丈の恋はそれほど多くないし、何気ない恋もある。

 この映画はその何気ない恋をニューヨークの高架そばのダイナーの片隅に小さな花を開かせたようだ。そして何よりもバックに流れるジャズの方に気をとられた。特に、オーティス・レディングの「Try a Little Tenderness」が印象的だった。ノラ・ジョーンズも「The Story」を歌っている。
          
          
          
          
          
監督
ウォン・カーヴァイ1958年7月中国、上海生まれ。

キャスト
ノラ・ジョーンズ1979年3月ニューヨーク生まれ。
ジュード・ロウ1972年12月ロンドン生まれ。
デヴィッド・ストラザーン1949年1月サンフランシスコ生まれ。この人の風貌からは想像できないが、リングリング・ブラザース道化師学校にも行っていた。’05「グッドナイト&グッドラック」でアカデミー主演男優賞にノミネートされた。
レイチェル・ワイズ1971年3月ロンドン生まれ。’05「ナイロビの蜂」でアカデミー助演女優賞受賞。
ナタリー・ポートマン1981年6月イスラエル生まれ。’04「クローサー」でアカデミー助演女優賞にノミネートされる。
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懐かしのポップス「スタンド・バイ・ミー Stand by me」

2011-02-15 13:02:16 | 音楽

 ベン・E・キングほかで馴染みの曲。ベン・E・キングは、1938年9月28日生まれ。「ラストダンスは私に」をヒットさせたドリフターズのリードシンガーだったが、1960年にソロに転向。1961年にこの曲をヒットさせた。
           
 1986年公開のロブ・ライナー監督による「スタンド・バイ・ミー」も懐かしい名作。主役のリバーフェニックスは、もういない。「ウォーク・ザ・ライン」に出た弟のホアキン・フェニックスがいる。
           
Stand by me

When the night has come
And the land is dark
And the moon is the only light we'll see
No, I won't be afraid
Oh, I won't be afraid
Just as long as you stand
Stand by me, so

* Darling darling stand by me
Oh, stand by me
Oh stand, stand by me, stand by me

If the sky that we look upon
Should tumble and fall
Or the mountain
Should crumble to the sea
I won't cry, I won't cry
No, I won't shed a tear
Just as long as you stand
Stand by me, and
(* 繰り返し×2)

Whenever you're in trouble
Won't you stand by me, oh stand by me
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映画「遠距離恋愛Going the Distance’10」劇場公開2010年10月

2011-02-13 14:21:45 | 映画

              
 ニューヨークのバーで意気投合したエリン(ドリュー・バリモア)とギャレット(ジャスティン・ロング)は、共に一夜を過ごした翌朝、軽食堂で携帯の電話番号を告げて別れる。
 手軽なアバンチュールと思っていた二人だったが、別れてみて募る思いが沸き起こる。エリンはニューヨークのセンチネル新聞社で研修中の身で、その6週間が終ればサンフランシスコに戻ることになる。
 ギャレットは音楽関係の会社勤めだった。この手の映画はハッピーエンドに終るのが定番。それまでの過程を楽しめばいい。

 卑猥で過激なセリフがぽんぽんと飛び出してくる。男と女どの国でも、どんな年齢でもすることは同じ。ある程度映画を観ていないといけないし、音楽とりわけアメリカの音楽に馴染んでいないと面白さが半減する。

 バーで飲んでいるギャレットの友人たち、便利な男だというのを、「スイスアーミーナイフだ」と言うこととか。バーのクイズで、ローリングストーンズの名前の由来の人物は? 「マディ・ウォーターズ!」エリンとギャレットは呼応する。 これも映画「キャデラック・レコード」を観ていたから分かる質問だった。

 それにしても主役の男優ジャスティン・ロングの魅力のないこと。こういうロマンティック・コメディには不向きじゃないだろうか。コメディの脇役どころの気がする。
 ドリュー・バリモアもそれほど若く見えないだけに、卒業間近の女子大生には向いていない。一児の母で恋に悩む役どころがいいような気がする。まあ、エッチ系のスラングの勉強には格好の教材かもしれない。
           
           
           
           
監督
ナネット・バースタイン1970年5月ニューヨーク、バッファロー生まれ。

キャスト
ドリュー・バリモア1975年2月カリフォルニア州カルヴァーシティ生まれ。
ジャスティン・ロング1978年6月コネチカット州フェアフィールド生まれ。
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懐かしのポップス「ラスト・ダンスは私にSave the Last Dance for Me」

2011-02-12 13:52:03 | 音楽

 1960年代、黒人男性コーラス・グループ「ドリフターズ」よって歌われてヒット。日本では宝塚歌劇出身の越路吹雪(こしじ ふぶき)の持ち歌となっている。この越路吹雪がなくなったのが、1980年11月7日。
            
            越 路 吹 雪
 この日は、私は登山のため総武線の電車の中で新聞を見て知った。同時にアメリカの俳優スティーブ・マックイーンも亡くなったのを知った。’68「ブリット」はレーサーの腕前を持つマックイーンのカー・チェイス振りが印象的で、思い出の映画となっている。
              
「ドリフターズ」はこちらから。            
              
「越路吹雪」はこちら。

「Save the last dance for me」
You can dance every dance
With the gut that gives you the eye;
Let him hold you tight
You can smile every smile
For the man who held your hand
Beneath the pale moonlight

So don't forget who's taking you home
And in whose arms you're gonna be
So, darlin', save the last dance for me


Oh I know that the music's fine
Like sparkling wine;
Go and have your fun
Laugh and sing,
But while we're apart
Don't give your heart to anyone

So don't forget who's taking you home
And in whose arms you're gonna be
So, darlin', save the last dance for me

Baby, don't you know I love you so?
Can't you feel it when we touch?
I will never, never let you go

I love you, oh so much

You can dance, go and carry on
Till the night is gone
It's time to go
If he asks if you're all alone,
Can he take you home,
You must tell him no

So don't forget who's taking you home
And in whose arms you're gonna be
So, darlin', save the last dance for me

So don't forget who's taking you home
And in whose arms you're gonna be
So, darlin', save the last dance for m

Save the last dance for me
Save the last dance for me
Save the last dance for me
Save the last dance for me, etc
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映画「悲しみが乾くまでThings We Lost in the Fire’08」劇場公開2008年3月

2011-02-11 12:34:14 | 映画
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 人は寂しさに耐えられるのだろうか? 例外はあるにしても、孤独を癒すために飲酒に逃げたり、麻薬に手を出したり、可愛いのは大食いしたりする。

 正義感と人情味のある夫ブライアン(デヴィッド・ドゥカヴニー)を、女を殴っていた男を制止しようとして、逆に銃で撃たれて失ったオリバー(ハル・ベリー)。
 ユニークな建築家として成功した夫との幸せな日々は一瞬のうちに失われた。自宅のかつては夫の仕事場にさえ入れない恐怖感にさいなまれていた。
 
 夫が殺された日、一緒に飲んでいた親友のジェリー(ベニチオ・デル・トロ)に対しても、「あなたが生きているのが納得できない」と言う。その気持ちが痛いほど分かるジェリー。
 列車事故や交通事故でも自分の子供あるいは夫、妻がなぜ死んだのか。なぜ我が家なのか。ほかに生きている人がいるというのになぜ? この素朴で当然の感情に答える事が出来ない。

 いずれこの淋しい喪失から生き生きとした元の生活が戻るだろう。そうあって欲しい。夫を失った一人の女の喪失感と揺れ動く心の綾を描出した映画だ。この監督の演出にアップが多い。それも片方の目のアップなんかも。
           
           
           
           
           
           
           
           
監督
スサンネ・ビア1960年4月デンマーク、コペンハーゲン生まれ。

キャスト
ハル・ベリー1966年8月オハイオ州クリーヴランド生まれ。’01「チョコレート」で有色人種として初めてアカデミー主演女優賞を受賞。
ベニチオ・デル・トロ1967年2月プエルトリコ生まれ。’00「トラフィック」でアカデミー助演男優賞受賞。
デヴィッド・ドゥカヴニー1960年8月ニューヨーク生まれ。「Xファイル」のFBI捜査官で有名。
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