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人生相談に「老いらくの恋 迷い生じる」というのがあった。

2013-07-27 17:34:29 | 時事

 「新聞の人生案内という相談欄。夫を亡くした60代の女性。病院で知り合ったこれも妻をなくした三つ年上の男。

 その男は、酒も飲まず収入も安定していて好ましく思え、老いらくの恋で浮かれていた。ところが女性が作った料理に味をしめたのか、毎日女性の家で食事をし、ドライブにも手作り弁当をねだり、三度の温泉旅行は彼が払い、その他は払わないという。何でも美味しいと食べる姿が無銭飲食に思えてきたらしい。費用の負担を求めるのか。別れるのか。迷っているということ。

 樋口恵子さんが回答を寄せていて、男はお金があるふりをする。女は無いふりをするのが一般的な傾向だと言う。したがって、相談者の女性がお金があるふりをしたんじゃないかと。

 そして、結論は、老婚生活の費用は、お互いの経済力に応じて負担するのが常道。「無償の愛」にいまさらとらわれる必要はない。応分の負担を相手に言ってみて、縁が切れるならそれだけの男だと思えばいい」

 まあ、そういうことで、お互い相手をよく見極める必要がありそうだ。これ、意外と参考になると思う。

 女性の家で食事をするなら、たまに自ら料理を作り、後片付けも手伝い、できるだけ女性に負担をかけないような気配りが必要だろうね。勿論、金銭的負担の公平さも。

 伴侶をなくした寂しさから、つい相手を見極めるのをおろそかにしてしまう高齢者の落とし穴といえる。それに、ここが案外肝心なところだと思うが、男女とも60代は性的にまだ衰えていないから「青春の復活」と浮かれてしまうのかもしれない。

 こういうテーマなら、音楽は皮肉をこめて「帰り来ぬ青春」がいいかな。シャリー・バッシーでどうぞ!
Yesterday, When I Was Young 訳詞付/ Shirley Bassey

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