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警察官が悪事を働くのは、いともたやすいこと。ここで描かれるのは、ニューヨーク市警のサルコーネ警部(ロバート・デ・ニーロ)が仕切る警官の裏稼業組織。
ジョナス(カーティス・“50cent”・ジャクソン)は、新人警官としてラルー(フォレスト・ウィッテカー)と覆面パトカーに同乗して警察活動の実際を学ぶところから警官人生が始まった。が、これもサルコーネ警部の指示によるものだった。
このラルーは、麻薬や金の匂いに敏感であり平気で人も殺すという男だった。考えてみれば、警官ほど悪の誘惑に近い存在はない。実際のところ、麻薬のあるところ金もある。警官のバッジは、何事にも便利に使える。押収した麻薬や金は俺たちの物。これがこの映画だ。
警官は極端に言えば善と悪の境界を示すロープの上を歩いているようなものだろう。善と悪の両方を歩いたのがジョナスで、新しい検事補の下でフリーランサーの覆面捜査官としての道を選んだ。
誇張して描かれているが、こういうのが絶対にないとは言えないのが世の中だ。フォレスト・ウィッテカーの存在感のある演技が印象的だった。主役のカーティス・ジャクソンは、ラッパーで有名らしい。それにボクサーでもあったらしい。
製作・主演をこなしロバート・デ・ニーロ、フォレスト・ウィッテカーというアカデミー賞俳優を並べてなんとかセールスにも格好をつけた感じだ。
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監督
ジェシー・テレロ
キャスト
カーティス・”50cent“・ジャクソン1975年7月ニューヨーク市クイーンズ生まれ。
ロバート・デ・ニーロ1943年8月ニューヨーク生まれ。
フォレスト・ウィッテカー1961年7月テキサス州ロングビュー生まれ。
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