なんだって! いい年してマンガ? なんて言わないで!実は新聞の紹介欄で褒めてあったので手にとって見た。この種のマンガ本は、図書館にはないので買った。今の中学生がどんなマンガを読んでいるのか興味があったというわけだ。
中身は、中学生の性衝動がすべて。女子に対する臭いフェチ、オナニー、下着フェチなどを赤裸々に描く。これを嫌らしいものと断定するか、しないか。考えてみれば、自分の思春期を思い出してみると同じようなものだった。ここまで描いた本が無かっただけだ。
アマゾンには、本のレビューが掲載されている。その中の一つを引用してみよう。「バカで、エロで、深い。こんなマンガを読みたかった。こんな青春を送りたかった。絵がすごく上手い。上手い,綺麗という意味ではない。感覚的に上手い。好き嫌いは分かれるかもしれないけれど、個人的にはものっそい好きです」
このレビューを書いた人の興味がある分野には、民俗学、文化人類学、社会学、宗教学、心理学、会計学ほかがある。したがって「ダンゼン得する個人事業者のための会社の作り方がよく分かる本」や「社長ネットがありますよ! ヒトがいない。カネがない。仕事がない」にもレビューがある。
マンガが一つの文化であって、幅広い層に読まれているのが分かる。マンガを異端視する私のような年代に、お暇な時Bookoffででもさがして読んでみるのも、思春期を回想するよすがになってくれると思いますがいかがでしょう。