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「今日は父の日、ブルゴーニュ・ワインのピノ・ノワールとビフテキの夕食」

2019-06-16 20:59:42 | 食べ物

 アメリカでは6月の第3日曜日が「父の日」とされているのを、そのまま受け入れて商魂たくましい商売人の術中にはまった日本の父の日。「母の日」があるのに「父の日」がないのがおかしいと思ったのかな。

 その由来を調べてみると、ずいぶん昔からなのだ。1909年アメリカ・ワシントン州スポーケンのソノラ・スマート・トッドという女性が、男手一つで育ててくれた父を讃えて教会の牧師に頼んで、彼女の父の誕生月の6月に礼拝してもらったのがきっかけという。(ウィキペディアより)

 もともと宗教的な行事なのにクリスマスと同様、イベントと化した日本ではある。我が家も汚染されたのかワインとビフテキとなった。EUとのFTA(自由貿易協定)締結で関税が下がりフランス産ワインが値下げされた。我が家の近くにある「イオン」のワイン売り場でも値下げをアピールしている。丁度「おかえり、ブルゴーニュへ」というフランス映画を観たこともあって、その中から初心者でもとっつきやすいブルゴーニュのピノ・ノワールを買った。

 映画「おかえり ブルゴーニュへ」は、ワイン造りの一端に触れて面白い。ワインメーカーの長男として生まれたジャン(ピオ・マルマイ)が父の危篤で帰郷する。弟ジェレミー(フランソワ・シヴィル)、妹ジュリエット(アナ・ジラルド)と再会するが、兄妹三人とも何かしら悩みを抱えている。やがて父の死。それは兄妹に難題を遺すことになる。その顛末を広大なワイン畑を背景に描きだされる。

   

 赤ワインは温度が16度が適温らしく、一旦冷蔵庫に入れたものを食事時間の1時間半前に開栓。午後7時夕食。「フルーティな香り特にブラックチェリーの風味が印象的です。溶け込むような柔らかな口当たりで、非常に味わい深いワインです」とラベルにある。

 私の舌が一流ではないので確かではないが、一応フルーティな香りはしたがカビ臭い印象もある。ただ、これ以上飲めないという段階でも口に含むとまろやかさを感じられ喉に流れた。気持ちの良い酔い心地で「Answer Me My Love」なんかを歌いたくなった。

その「Answer Me My Love」をどうぞ!

   

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和菓子にまつわる面白い記事を見つけた。

2016-08-20 11:22:28 | 食べ物

 平成17年の菓子統計によるとお菓子類の全体の販売額は31,482億円で和生菓子の販売額は4800億円となり全体の15,2%を占めている。

 「景気低迷期に生じた贈答品需要と法人需要の減少はいまだ充分に回復していないが、生活文化に密着した需要が根強いことに加えて、和菓子の主要原材料が持つ健康性が浸透度を増していること、若い客層の増加が報告されていることなどもあって、自家消費は堅調に推移している」とやや楽観的ではあるが、そう思わない人もあってニューズウィーク日本版に「うなぎパイの春華堂がニューヨーク進出、うなぎパイ抜きで!」という記事を掲載した。

 記事の詳細はリンクを貼ることにして、浜松市内だけの7店舗を構える春華堂の有名商品が「うなぎパイ」。うなぎの蒲焼を連想させる平べったいパイ。それの売り込みではない春華堂は何を目論むのか。

 2003年の映画「恋愛適齢期」、ジャック・ニコルソン、ダイアン・キートン、キアヌ・リーヴス、フランシス・マクドーマンドなどの出演で大人の恋模様を洒落た感じに仕上げた作品だった。その舞台がハンプトン・ビーチ。

 そして春華堂がブースを設けたのが毎年夏にニューヨーク郊外の高級避暑地ハンプトンで開催されるイベント「Chefs & Champagne(シェフズ&シャンペン)」だ。

 超一流の料理人たちが全米から集まり、舌の肥えたニューヨーカーたちを相手にそれぞれ「至極の一皿」を振舞うというのがこのイベントの主旨。

 春華堂はニューヨークでミシュラン1つ星をもつニュージーランド料理店「ザ・マスケットルーム」のオーナーシェフ、マット・ランバートとタッグを組んでスポンサー企業として参加していた。
  
 さて、その至極の一皿とは、五穀せんべい「山むすび」を使用したマグロのカナッペとフォアグラを五穀最中「よつ割り」でサンドしたアミューズという。好評を博したらしい。
          
          
 二つとも食感が想像できて試して見たい気がする。日本の伝統食文化も別の文化を持つ人のセンスを加えると新たな一品誕生の見本に思える。春華堂の目論み記事の詳細はこちらにリンク。

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懐かしく大好きなカキ氷「宇治金時」

2016-06-28 12:43:18 | 食べ物

 湿度の高い暑い日にはカキ氷が食べたくなるが、最近ではエアコンが入ったりしてあまりかき氷を食べなくなった。一番食べたのは子供の頃だろう。その頃は値段の安いイチゴとかレモンだった。

 成人して給料が入るようになると、抹茶に砂糖と水を加え、茶せんで泡立てたシロップをカキ氷にかけ小倉餡を載せた「宇治金時」だったかな。今年もそんな季節になった。

 ちなみに「カキ氷」というのが一般的で、東京方言の「ぶっかき氷」「みぞれ」「氷水」。近畿の「かちわり」とあってフランス語では「フラッペ」とウィキペディアにあった。

 ところで私は関西出身であの夏の甲子園球場で売っていたのが「かちわり」だった。このかちわりは、氷を拳の半分ぐらいの大きさに砕いたもので、雪のようなカキ氷とは似ても似つかない。今思えば、灼熱の甲子園スタンドで熱中症にならなかったのは「かちわり」のおかげだったのかもしれない。
        

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